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天使についての再考
最近制作したハンドメイド作品は、以前聖書を読んでいたころにノートに描いた絵をアクセサリーとして形にしたものです。
ノートを見返すと「知恵」「知識→行動」が真理だみたいに自分で書いてある。
神の教えが真理だとしても、各々信じる(信じたい)ものによってその人の「真理」も違ってくる。
知恵や会得した知識や学びを映すものはその人自身の言動なのかもしれない。
当時、大天使(ミカエル筆頭)と天使がよく夢に現れた。
キリスト信者でもないし、以前スピったこともあったけどスピリチュアルに凝ってもいません。
幾つかのエピソードがあるけれど、こんなこともあった。「水を大切にしろ、水を大切にしろ」って、しきりにメッセージを送ってきたけど。。。なんか・・・忠告かなぁ。。。地球の資源は人間のものでは無い事は確かだ。
そのころだったと思うのだけど、図書館でかなり古い天使の本(芸術のジャンルっぽい)を借りて読んだ。(書庫に保管してあったものをリクエストして借りた)
古すぎて検索してもヒットしないのでタイトルは忘れてしまったのだけど、このように書かれていた。
「魂には善天使と悪天使の双方がいて、彼らは生涯を通じて所有権争いをすると信じる者もいる。
つまり、魂と天使は「対」であり、天使は魂の 双子であり、天上の父なる神を見つめる霊的な片割れである。」
あくまで私の考察だけど、
「自分の魂に善天使と悪天使がいるのならば世の中にも善と悪の対極がある。
悪を知らなければ善は識別できず、
闇を知らなければ本当の光も判別できず。
魂を悪天使に所有させない一人ひとりの闘いが世界を照らすのかな」と思った。
一度きりの人生、そのテーブルに何を置いて大切に生きていくかだ。
私が死ぬ時は、善天使が微笑んでいてほしいよ。
一人ひとり天使に抱くイメージは違うと思うけど、私が読んだ聖書や芸術の本で記されている天使たちは、ステレオタイプにあるような性対象となるようなものではなかった。
本物の天使は欲に支配されることも、人を出し抜いたり騙したり憑依も妄想扇動もしない。
それをやるのは堕天使だから。
美しい花を撒き散らし、かわいい女性的な癒しだけの像も想像できない。よく「思ってもいない事をいう」というけど、誹謗中傷も放った時点でその芽はあったのだよね。人は脳にインプットしていないことは知りえないもの。
自分の中にいる善天使が、弱いもの・虐げられているものの味方だし、搾取するもの・騙すもの・奪うもの・差別するものへ抵抗する。
そして天使は芸術の源泉でもある。
Rosmarinus.Blueのロゴは抑圧から飛び立った魚のような鳥のような姿なのだけど、これも目覚める直前(目を開ける直前)、瞼の前を泳いでいったものです。
私(ロスマリ)という一人の個が、2つの翼で自分スリップストリームするという意味です。自分追い越せ追い抜け。
これからも自分ごとから産まれる「抑圧からの解放」を表現していきたいと思います。