RAINBOW EUCALYPTUS
2012年4月3日にノートに落書きした命の花は、ユーカリの一種でレインボーユーカリとイメージが重なりました。
レインボーユーカリをご存知ない方は、是非調べてみてください。とっても鮮やかで綺麗なんですよ! 何故、あのようなカラフルな色になるのかも。
語源は eu(真に・強く・良く), kalyptós(覆った・包まれた)を意味します。
過去・現在・未来の花言葉もあり、効能は抗菌など、空気も浄化してくれます。誰しも今(現在)しか生きられないけれど、過去は現在になり、現在は未来になる。
※2024.2.10 追記 --------------------------------------------------------------
現在は過去になるという思考もありますが、現在の自分が未来を創るという意味もあります。現在の自分の様々な選択が未来になるということ。
過ぎた過去は変えられない。
「あの時こうしていれば現在はもっと良くなっていたはず・・・」と後悔することがあったとしても。
思考を少し変えれば、「あの時こうしていれば現在はもっと悪くなっていた」可能性もある。
例えば恋人選び、結婚、仕事。
「あの人を選んでいれば未来は明るかった」はず、の、「はず」。
「はず」は失ったものや手に入らなかったことに哀愁や、勝手な期待をする思考だから囚われない。
もしも「はず」を選んでいたら良くない結果になる可能性もあるわけで、後悔した通りもっと良かった結果になったかもしれない。
それは選択しなかった現実では変えられない。
変えられるのはいつだって未来を創れる自分だけ。-----------------------
私の大好きな児童書でミヒャエル・エンデの『モモ』には、時間の花が出てきます。
一人ひとりの、自分だけの一生分の時間の花。
その時間の花を奪うのが『灰色の男』時間泥棒。
日々忙しすぎて、思考する時間を無くしていませんか?
無思考性は心の中に灰色の男を入り込ませてしまい、『時間の花』を奪ってしまう。
ハンナ・アーレントもアイヒマンのことを、『無思考(何も考えていなかった)』と考察しました。
『モモ』の中で、マイスター・ホラはモモに語りかけます。
「人間の心からむしりとられた時間の花は、ほんとうに時間として過ぎ去ったわけではないから死ぬことができない。
だがほんとうの持ち主から切り離されてしまったために、生きていることもやはりできない。
花はその繊維組織のひとすじひとすじに至るまで全力を振りしぼって、自分の持ち主の人間のところに帰ろうとするのだ。」
10月24日は『変化とは、恐れず最初の一歩を踏み出すこと』との名言を残したローザ・パークス(憑依便乗妄想者ではなくて本物 ※ナショナル・ジオグラフィック引用)の命日ですが、自身の尊厳のために差別と闘うことは、自分を愛することであり、他者も解放することになる。
自分の尊厳を譲らなくていいのだ。
自分だけの一生分の時間の花を大切に。
命の灯を絶やさずに。
自分の時間や命や名誉を大切にするあまり他者を踏んでいては、自分の🔥まで消えてしまうよ。
自分の時間を大切に、そして思考することをやめないで。
*2020/04/21、2021/01/03、 新型コロナウィルスCOVID-19による大混乱の世界に向けて一部加筆しました。
A World Of Pandemonium。 生き延びましょう。