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#2 勘違いの始まり


1.初めの勘違い

結婚して子供が出来て過ごしてきた土地から、旦那の仕事の関係で今の土地に引っ越してきました。
新しい土地での生活に慣れてきた2019年の初夏。あるイベント会場での出来事。

やっと会えた・・・

ある人を見た瞬間何故かそう思えて、魂が震えるというか胸が熱くなり涙が出てきました。そんな事今まで経験した事もなく、この不思議な感覚に違和感を感じながらも落ち着いている自分もあり、その人とはずっと目が合っていた(これも勘違い)。一体何なんだろう・・・とにかく不思議な感覚だった。その年はその人がいる場所へ何度か行く機会があった。
今思うと、この時はただ純粋に『好き』と思っていたとおもう。

2.ツインレイって

不思議な感覚を体験して1年が過ぎた頃、ツインレイという言葉を初めて目にしました。それまでツインレイっていう言葉すら知らなかった私は、自分が体験した感覚と、そこに書かれていた内容をみて『彼と私はツインレイなんじゃないか・・・』と思うようになった。でも、それはそう思いたいだけだったんじゃないか?って今になってみると思う。
この年は新型コロナウィルスが流行出した年で、当然彼とも会えなくなっていた。おうち時間もあり、来る日も来る日もツインレイについて調べていた。調べれば調べるほどツインレイとしか思えなくなっていた自分がいた。
これが私の勘違いの始まり。

3.タロットリーディング

時同じくしてYoutubeでタロットリーディングの動画も観漁っていたが、初めはタロットの勉強の為にと思っていた動画視聴が、彼との占いがメインとなっていった。
Youtubeでタロットリーディングの動画を観る事が日課になっていた私は、あるチャンネルに辿り着いた。初めに観ていたタロット動画と比較して、キラキラしてない、ただ淡々とリーディングしていく動画に好感がもてた。当たっているかどうかは別として、沢山あるタロット動画の中でも彼女はタロットリーダーとして魅力を感じていた。
“ツインレイ”と思い込んでいた彼との占いも彼女の動画がメイン。その他にも何人か見ていた動画はあったが、継続してみていた動画は彼女のが一番長いかも知れない。

4.似非の入り口から・・・

ツインレイについて調べていると経済的自立ってワードが必ず出てくる。タロットカードには興味があり、本を買って勉強もしていた。この頃は在宅で仕事をしていたが、自分の好きな事で仕事をしたい!という気持ちになっていた。Youtuberにはなろうとは思っていなかったけど、タロットを仕事にしていけたら・・・という気持ちに徐々になっていた。
少し時が経ち、お気に入りのタロットリーダーがタロットリーディング講座をやる事になった。他のタロットリーダーも講座は開いていたが、どれも高額。けれどこの方のはお手頃価格で、講座のスタイルも動画視聴とテキストのダウンロードという形。これなら出来る!この講座を受講することにした。タロットで経済的自立をしようとしていた自分がいた。
エマさんに辿り着いた今、この浅はかな思いってなんだったのか・・・自分の未熟さを恥ずかしく思う。

ただそう思って勉強していたものの、人からやって欲しい!と言われても断って、占い師になりませんか?というメッセージがブログを通して2回程来たけど、その気にもなれず。心のどこかで『これは違う』って思っていたのかもしれないなって思います。
こうやって似非スピリチュアルは思考も狂わせてしまう。
本当に怖い世界。

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