ベイビィ★LOVEが教えてくれたこと
こんばんは。
まーた寄り道。
今日は『#あの会話をきっかけに』を見つけて投稿。
(募集期間は終わってるけど。笑)
どの会話かはっきりした言葉は特定できないけど。
私の自己肯定感を高めた会話のこと。
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仕事の関係で少なくとも5年は知り合いでいた人と初めて2人で食事に行ったんです。
そしたらすごく私の扱いが上手い人で。(自称“とても扱いにくい人間”なもので。笑)
だんだん仲良くなるにつれお互い見せてこなかったプライベートな話もするようになり、なんとなく過去に起こった失敗が似ていることを知って。
ただ、その人は失敗をぶん投げるような勢いで新しい明日を掴もうとしていて、かたや一度の失敗をウジウジ抱えたままの私、という違いはあって。
そんな状況でも『私のパワー不足だったから仕方ないんです』ということもまたひとつの大人の振る舞いだと思っていた私。
だから過去に囚われてがんじがらめになることも仕方なくてある種の美徳なのだと思っていた私。
そこまで腹を割ってそんなことを言えるほど誰かに気を許すこともなかった私。
そんなネガティブ三連続で表現できちゃう私に、その人は優しく『もっと好きにやればいい。昔できなかったことが全部今もできないわけじゃないし、同じ失敗をしたって少なくとも自分はあなたを嫌いにならない。むしろちょっとワガママ言ってくれた方が嬉しい。』と話してくれました。
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さて、そんな時に思い出したベイビィ★LOVE。
主人公せあらの想い人、柊平には気になる人がいるらしい。
どうやら容姿端麗成績優秀とパーフェクトな柊平の同級生、綾乃を好きなのではないかとさらに調査を進めるせあら。
そんなある日綾乃も含めた数人で?スケートに行くことになり、綾乃が運動が大の苦手であることを他でもない本人から聞かされます。
それを知り落ち込むせあら。
完璧になれば、綾乃のように完璧になれば、柊平に好かれると思っていたのに、完璧だからじゃなくて綾乃だから柊平は好きなんだと気づかされたからです。
最終的には少女漫画的結末を迎えるわけなのですが、なんだかこの、スケートリンクで壁につかまり苦笑いの表情で『柊平に聞いたけど、せあらちゃんは運動も得意なんだってね』と言いながら運動が苦手と告白?する綾乃がやけに印象的で。
当時は、ここで綾乃に褒められても嬉しくないかなぁと思ってインパクト大だった気がするのですが、たまーに、その少し後のコマで『完璧だからじゃなくて綾乃さんだから柊ちゃんは…』と泣くせあらを思い出していたのです。
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そして、現実世界でのその会話後の私。
ふとした会話で気の利かない受け答えをしちゃった時とか(すごくうまいジョークを言ってくれたのにうまく返せなかったり)に、ものすごく落ち込むことが多かったのですが、『こう言っちゃうのが私だからそれを受け入れられないなら仕方ない』と少しずつ落ち込む時間を短くすることができるようになりました。
また、昔から組織の中にいると『私がちょっと犠牲になっとくか、みんな余裕ないんだろう』などと(小さい頃に優等生キャラだったためか)思いがちでしたが、それもやめなければと思うようになりました。
みんな余裕がなかったわけではなくきちんと自分を大切にしていただけで、なんならそれを言い訳に私は自分が本来すべきことを放置していたこともあったと反省するに至りました。(しかもそうやって放置したことへの後悔って、たらればが止まらなくてとても根深い。)
目から何枚ウロコが落ちたことか…!笑
まだ少し苦手ですが、少しずつ自分のキャパや本心を知って、それを認めてあげられるようになってあげたいなと思います。
ある意味ではすごく自分が好きなのに、『もっと頑張れるだろ!』と自分で自分を追い込んで人知れず傷ついている人って結構多いと思います。
うまく追い込めたら成長機会にもなるし、全くそういう気持ちがなくなるのは自分のためにならないと思うのでバランスが難しいですよね。
ほどよいバランスを保つため、せあらの泣き顔を思い出してみたり、その人の言葉を思い出してみたり、自分の気持ちを揺らしながら、少しずつ自分を強くしていきたいと改めて思うのです。
…ちなみに、過去の失敗は人間関係のいざこざとかであって、私もその人も罪を犯した系の過ちではありません。苦笑
気の利かない会話も人を傷つけたかも、というときにはきちんと振り返れる人間でいたいものですね。
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