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冨永愛さん「美の法則」「美をつくる食事」

来年のパリコレモデルを目指す私

50代の普通の人が、どうやって?と思われるかもしれないが、それなりに近いところにいる。チャンスが目の前にあるのだ。

冨永愛さんの本に学ぶ

パリコレモデルになるために、まず情報収集を始めた。日本のスーパーモデルである富永愛さんの考え方をインストールするのが良いと考え、そこで読んだのが富永愛さんの本だ。

読んだのは2冊。いずれもダイヤモンド社から出版されている、まるで続編のような美をテーマにした本だった。

1冊目「美の法則」

2020年に書かれている。この中ではストイックに美を追求する富永愛さんの習慣などが紹介されている。スーパーモデルだから当然雲の上の人が行うような美容法が載っている部分もあるが、それを非常に噛み砕いて、一般の女性でもできそうに説明されている。
もちろんモデルならではの外見的な磨き方もある。そして魅せ方もある。しかし、ただ見た目だけを磨くだけでなく、食事は何をどのように食べているのか、心のあり方としてセルフマネジメントにまで触れられていた。美を作るのは外見だけでなく、生活のすべてで作っていく。一般の女性に例えるような話なども交えながら、富永愛さんが美しさを作る日常が綴られていた。

2冊目「美をつくる食事」

こちらは同じくダイヤモンド社から2021年に発行されている。まさに続編と言うような形の本だ。2020年に書かれた美の法則でも食事について書かれていたが、それがより深く書かれているような印象だった。
冨永愛さんが、普段食べているものやレシピなどが紹介されているのはもちろん、その食事に対する思い、特に命をいただくことを大切にしていた。スーパーモデルだから、特別な食事をしているのかと思ったのだが、富永愛さんは日本人らしく、和食を中心に「まごわやさしい」を実践されていた。
食材の選び方や、旬の食材が持つ効能もわかりやすく書かれていた。
私たちが食事をすることで、どのように地球に循環していくのか、命が巡ることまで考えながら生きていることを知った。
食事は誰と一緒に食べるのが大事かも書かれていて、息子さんとのエピソードが印象的だった。お子さんを授かることによって、食事に対して非常に責任を感じ、食材に関して考えるきっかけになったそうだ。スーパーモデルとはいえ、1人の母親には違いない。我が子を健康に元気に育てたい、それは一般の女性となんだか変わらない思いだろう。

スーパーモデルの世界の見つめ方

スーパーモデルとは美しくそして圧倒的な存在である。そして世界各国を見ているからこそ、この日本の食事の良さであり、文化の素晴らしさであり、そういったものを世界へ伝える存在でもあると感じた。
この地球のすべてを慈しむ、そんな大きな愛を富永愛さんから感じた。
ただモデル目指すだけではなく、世界を見つめられる広い視野を持った人間になりたいと思った。

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