年末年始もSNSから離れる
今年に始まったわけではありませんが、年末年始はSNSを見ないようにしています。
年末は、今年の振り返りと、「良いお年を」のご挨拶。
年始は、新年の抱負に、「あけおめ」「ことよろ」のオンパレード。
連日、お決まりの投稿に、見る価値はあるのかと思っていました。
失礼ながら、他人の今年の振り返りや、新年の抱負に興味はありません。
今年の振り返りは、すでに日々の投稿であげられているでしょう。
新年の抱負は、SNSで世界に宣言という素晴らしい機会でもありますが、自分の手帳でも充分ではないでしょうか。そして新年ではなく、思い立った時に投稿した方が、思いも強く伝わり、タイムリーな情報になると思います。
年末年始にSNSを見なくなった1番の理由は、無差別に「おめでとう」を浴びせられのが辛かったからです。
人生いろいろあり、神も仏にも見放されたくらいに絶望し、命はあるけれど社会的には死んだも同然の日々を経験した事があります。
そんな時に「おめでとう」なんて、何がめでたいんだ。こっちは自分の喪中と言っても過言ではない状況なのに。あまりの辛さと、繰り返される同じ言葉に嫌気がさして、SNSを見るのをやめました。
そうして、もう何年も過ぎておりますが、自分もそのような投稿はもちろんしていませんし、繋がりのある人に全くリアクションしなくても、お付き合いには全く影響ありませんでした。
挨拶が必要な方には、年賀状であったり、メールにLINEといった、直接ご本人に届けておりますし、いただいた時にはありがたく返事をいたしております。
私は年末年始の挨拶投稿はやめろとは言いません。これだけたくさんの方がそういった投稿をするという事は、投稿するのも見るのも好きな人がいるからでしょう。
人様の嗜好に物申すつもりはありません。自由に投稿したらいいのです。だから私は「見ない」という選択で、自分の心の衛生を保ちます。
実は、ゴールデンウィークにもSNSから離れています。
それ以来、あまりタイムラインを見なくなりました。
しかし、SNSを利用していないと入ってこない情報や、コミュニティとして活用している場合もあり、完全に辞めることはできません。
現代の情報活用には、やっぱり必要なツールだと思います。
新年の「おめでとう」は、SNSに限ったものではありません。テレビや新聞などのメディアも、悲しみに暮れている人や、喪中の方にも、一方的に投げかけてきます。
何もめでたくないという人にも、否応なしに「おめでとう」と伝えてきます。
世の中そんなものだと割り切る部分と、可能な限り避ける事で、自分の心を守っていきたいと思います。
人の嗜好や信仰はそれぞれです。年末年始に限らず、相手を尊重した挨拶をするように心がけていきます。
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