はじめまして霊能力者です。
はじめまして。
変な名前の霊能力者「プリンセスローズ魔魅(マミ)」と申します。
よろしくお願いします。
現在のわたしは「霊能力者・占い師」として堂々と開業届を出している個人事業主なのですが、それまではずっと生粋の強い霊感をひたすら隠して生きて来ました。こっそりプロとして活動するようになったのは約10年以上前からですが表立って「霊能者です!」と告白し始めたのはここ数年です。
私生活では「何も視えていない人」を装って平然と暮らしています。
過去の鑑定人数は約5000人以上ではないかと思います。
計算によるとたぶん7000人以上ということになるのですが、正確に数えていなかったので実際の人数はわかりません。キリが良いので約10年間で約5000人ということにしておきますね。鑑定回数はとても多いですが、リピーターさんをじっくり長時間鑑定させていただくことがほとんどなので、鑑定"人数"自体は他の占い師さんよりも少なかったりします。
これまで個人での対面鑑定の他に、電話占いやチャット占いなどのサイトに所属したりライブ配信で生鑑定をしたりなどもして来ましたが、事務所に所属をしているといろいろと窮屈なので、ここでは野性の野良霊能者として自由に思ったことをつぶやいていこうと思います。
一生懸命、本気で霊能者として生きているのですが、同業者を名乗る人達の中には自称ニセ能力者の人も、悪徳詐欺の人も、普通にたくさん見掛けます。
「占いなんてほとんどがインチキ」とか「本物は一握りだけ」という言葉をよく聞きますが、実際の占い業界の現場を見てしまうと本当にそうなんだなあ…と、怖くなったりもします。
霊能者が怖いもの…それは幽霊でも何でもなくて、”霊能を騙って危ない商売をする人々が悪い行いをすることによって本物の天性の霊能力を持った人達が迫害を受けてしまうこと”だったりするのかもしれません。幽霊も、何度見ても怖いですけれど…。
「見えないものが視える・聴こえる」などと言ってしまえば人格そのものを否定をされてしまい、信用も失いますし、精神科でお薬出しておきますねになってしまいますので、公表することはとても苦しいことだなあと思ったりします。実際に、「わたしは霊が視えて頭がおかしいんです!普通の人間にしてください!」といろいろな精神科を受診して回り、何十年も通って、いろいろな精神薬を処方されたこともあります。しかし、精神科での検査はいつも「つまらないくらい普通の人ですね」で終わってしまい異常は無し。お薬も効かず副作用に苦しむだけ。歳を重ねるごとにますます霊感が鋭く研ぎ澄まされて、これはもう、思い切って活かさないと大変なことになる…という段階まで来て、やっと「霊能者」として活動をすることを自分に許しました。そこら辺の経緯はまたどこかで書いてみたいと思いますが。
わたしの場合は、本当に霊感があってものすごく困ったのにどうしても普通の人になれないという苦しみと、あらゆる方法を試しても「霊感がなくなる」という現象は起こらず救いがなかったからこそ、「自分に視えているものは本当に本物なのか検証したい」と考え、たくさんの知らない方々を事前情報もない状態で何度も何度も鑑定させていただき、皆さんからいただいた正直なご意見やご感想を受けて、自分がどれだけの実力なのかを冷静に大量に"逆鑑定"されて来ました。
大手占いサイトの人気ランキングに何回もTOP10位以内に入り、レビューも必ず星5をいただき、「なんでそんなに視えるんですか?」「言っていないことまで当てられて鳥肌が立ちました」「本物って本当にいるんですね…」「今まで出会った中で一番の霊能者さんです!」というような数え切れない好評価を数年間のうちに大量にいただいたので、「ああ、わたしの視えているものは本当だったのだなあ…」とやっと霊感を持って生まれた自分の居場所を見つけたような気持ちになれて、自信がついてきました。
けれどもやはり「霊能力者です!」と公表するのは世間様からの批判や否定がとても苦しいので、職業としてどれだけ高い結果を出して絶大な高評価をいただいたとしても、プライベートでは必死に普通のおばさんを演じてしまいます。しかし、その必死さが逆に怪しいおばさんとなってしまい、結局のところ、隠そうが隠すまいがどちらにしても変なおばさんではあります。
歴史的には、どこの国でも太古の昔から霊能力や占いを軸に国を動かしたり、治療をしたり農業や漁業をしたりして来たのでは?霊能力を否定する風習は昨今だけなのでは?現代だって神社のおみくじは引くのに?幽霊なんていないとか言いながら葬式やったりお墓参りするのはなぜ?と、思ったりもしますが、あまりにも「霊・占い・スピリチュアル」に対する攻撃がすごいので、今でもわたしは堂々とは公表したくないなあと感じます。
テレビのバラエティ番組などで芸能人が霊能者をふざけて試したり、芸人さんたちが「占い師が大嫌い」という話題で盛り上がっていたりすると、とても心が痛く、苦しくて、ものすごく迫害を受けている気持ちになってチャン
ネルを変えてしまいます。
少しでもそういう場面を見たり聞いたりしてしまうと、「こんな体質で生まれて悩んでいる人もいるのに…」と、しばらくずっと世の中が怖くて落ち込んでしまいます。なので、わたしはテレビは避けるようにして、何にも世間の「いじり」の声が聞こえないように暮らしています。
世間から批判されているんだわたしは、と思ってしまって、すべての人間からいじめに遭っているような気持ちになってしまい、でも視えてしまうものは仕方がないし、止められないし、こんなに苦しくても霊視が辞められないのなら、せめて、もしも誰か、どこかで悩んでいる人のために、たった一人のその人のためだけに、全霊力を振り絞って注いで、お役に立てたらいいなと。
そんな思いで、勇気を振り絞って霊能を職業にして、公表してみている限りです。
以前、江頭2:50さんが「99人がバカにしても1人が応援してくれたらそれでいいじゃねえか。1人が笑ってくれたらそれでいいじゃねえか。」とおっしゃったというお噂をお聞きしまして、わたしも、もし『99人が霊能者や占い師やスピリチュアルや"占いに頼る人"が大嫌いな世の中』でも、もし1人だけは「亡くなった方ともう一度お話ししたい・目に見えない世界と交信してみたい」と切に願うのであれば、わたしはそのたった1人の方の悲しみや苦しみに全力で寄り添って、徹底的に心を楽にしてあげたい。
「もともと霊能力なんてあっても辛いだけ。だからこの霊能力をあなたに全部あげる!!!」と、そんな熱意と勢いで働いています。
霊能力を活かしてプロになり、たくさんの方から実力を認められて尊敬されて有難がっていただける立場になって来ましたが、「霊能力すごいだろ!特別な能力なんだぞ!信じろ!お布施ちょうだい♡」みたいな気分には絶対になれなくて、「霊能力を持って生まれたことによる葛藤と昇華を求める気持ち」をずっと抱えたまま生きて行くのではないかなあと思っています。
なので、ここでは霊能力を持って生まれた人が思うことをそのままつぶやいて行きますね。ご質問があればお答えもして行くかもしれません。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
プリンセスローズ魔魅(マミ)