性癖について
性癖 (せいへき)とは、人間の心理・行動上に現出する 癖 や偏り、嗜好、傾向、 性格 のことである。 近年では 性的嗜好 ・ 性的指向 を指すなど、セクシャルな意味での誤用が多い。
出典:Wikipedia
あ、今初めて普段自分が使ってるのが誤用だと知りました。こうして新たな日本語の解釈が生まれ、浸透し、それもまた正解、となるんでしょうね。
いや、そんな話がしたいんじゃないんです。
性癖、ありますか?誤用の方の意味での。
「あの人の手マジで性癖!」
「その仕草性癖だわ」
という軽いジャブから、
「首絞めしてくれる人しか勝たん」
「吐きそうになるまで喉奥に突っ込まれるのが性癖」
という内角を抉るような右ストレート級のものまで。
こういうのってみんな、いつどのようにしてそれが「性癖」だと気付くんでしょうか。
新たな人とセックスして、その人に首を絞められたり、お尻を叩かれたりして初めて?
それとも、そういうシチュエーションの動画や書籍を目にして?
これされたい!されたらされたでやっぱり興奮する!ってなったのかしら。
世の中には数多の性癖があり、あまりにも苦痛を伴うものや倫理観、清潔の観念にそぐわないものなどは理解の範疇を超えるけど、人に迷惑をかけたり抵触するものでなければ当事者の中で楽しんだら良いと思う。
ただ、性癖って一度目覚めてしまうと、それなしでは物足りなさを感じてしまう諸刃の剣でもありますよね。
それを享受出来る相手を選り好んですれば良いのだろうけど、この人の性格も見た目も好きだけど性癖が合わない!なんてなったら勿体ない気もしてしまう。
そしてもしかしたら性癖だけを満たしてくれる相手のところに遊びに行っちゃう可能性も否定できない。
それでも恐らくそれを追い求める人たちは、何物にも変え難い快楽を追求し、数多ある代償を払い続けるのでしょう。
ああ恐ろしや性癖。
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