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読書「境界性パーソナリティ障害」

今日は一日読書の日。以前から読もうと思っていたこの本は、ブックオフで買った古いもの。先月旅行に出かけた時、飛行機の中で読もうと思ったのだが、結局読まずじまいに終わっていた。

いろいろ勉強したいということもあって、パラパラと読んでいたが、集中して読んだのは今日がはじめて。

次から次とショッキングなことが書かれている。もちろん、息子がこの診断名をもらったわけではない。私がただ想像しているだけ。他の身内は「ちょっと変わった子だけど、いい子。強情で譲らないけど、愛想のいい子。」など、必ず良いことを言ってくれる。けど、どうやら私だけが「息子は病気では?」と思っている。

ある一時期、自分の要望が叶うまで私に付きまとう異常な状態だった。本人も「悪いことと思っているけど、どうしてもやめられない」と言っていた。その時は強迫性障害で通院していた。毎日の異常さに付き合っていたのは私だけだった。だから、身内は息子の一連の流れを知ってはいるが、現実味はない。なので、息子が母に甘える時の態度として捉えている。

学生生活は、寮だったので(主治医のすすめや本人の意思)家族とは一緒には暮らしていない。その頃から、息子の私たちに対する言動や行動が変わった。

本を読んで納得した。「対人関係が不安定。些細なことで要求が通らないと、暴言を吐き相手を全否定する。」全くその通りだ。そして発症するときは、必ずきっかけがある。過去のトラウマ、認めてもらえなかった出来事に再び出くわす。これまで頑張って積み上げてきたものが崩れ去るような体験として感じられる、とのこと。(一部引用)

私たちは彼が小さい頃、楽しく過ごしているものだと思っていた。何の疑いもなく・・・両親揃い、祖父母も健在、一見愛情深く見えるが、本人が言葉を発することができない時期に寂しい状況に置かれていたことが明らかになってくる。(私は早い段階から仕事に復帰している)

本人がそう言ったわけではないからわからない。けれども、もともとその性格で生まれてくる可能性は低いようだ。何かの要因で発症。親子関係、恋愛、友人、上司など対人関係から生まれる。十分な距離が保たれているなら、何事もない。けれどもそれが縮まり、相手に依存する心地よさを覚えた時に自身のコントロールが失われやすい。(一部引用)

なるほど、とても納得した。今更後悔しても仕方ないのだけれど、今は5年も会ってないから十分過ぎるほどの距離はある。このままでいくと結婚も事後報告だろうと思う。周囲は「そんなことはない」というが・・・実際、「何があってもお前らに知らせない」と言ったんだから。

また心が暗くなってしまうから、この辺でやめておこう。

けどモヤモヤが晴れて納得した。このモヤモヤは今日でおしまい。
美味しいもの食べて、明日も元気に過ごしたい。



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