自殺未遂をしたことがある その1

私は約30年生きてきた中で
2回ほど、自殺しようとおもったことがある。

最初は大学生の頃。
マンガやドラマにあるような、楽しいキャンパスライフを送れずにいた自分に嫌気が差したから。
何で自殺しようとしたかというと、ナッツだ。
私は食物アレルギーでナッツ類が食べられない。
普段から気をつけているけれど、それでも混入していることに気が付かず食べてしまうことがある。
そうしたら、もう大変だ。
全身のかゆみ、眼球が飛び出る、舌をちぎりたいぐらいの違和感、もうれつな腹痛。
なによりも一番厄介なのが、喉が異常に腫れて呼吸ができなくなることだ。
当時の私は、過度にナッツを摂取して呼吸ができなくなって死ねばいい!と思った。
とりあえずスーパーで500グラム入のやつをかった。
見るだけで喉の奥がかゆくなってくる。気持ち悪い!
そんな衝動を抑えつつ。

それから数日後、自宅のベッドの上でナッツを食べた。
ほんの少し食べただけなのに、すぐに反応がでた。
もっと食べなければいけない、もっと!
そう頭の中では思っていたが、この苦しさに耐えられることが出来ず
そのまま親に病院に連れられることになった。

むちゃくちゃ意志が弱かった。
病院で、点滴をしている自分が情けなかった。
迷惑をかけた親にも申し訳ない気持ちでいっぱい。
そして、ナッツはやめよう。と思った。(笑)

それからは前向きに生きられた。
このナッツ自殺未遂からまもなくして東日本大震災を経験するのだが
その時は、死にたくないと強く思い
亡くなった方へ哀悼の意をを捧げた。
私がかわりに死ねば、ということは一片も思わなかった。

で、その数年後大好きだった祖母が亡くなり
私が結婚して子供ができて
もう一度自殺をしようとした。

続きます!

美味しい紅茶とおせんべいがほしいです。