幼い頃のワクワク感の答え合わせと再来
私の母の教育上
(両親共に目が悪いのが原因)
テレビゲーム関係は
させてもらえませんでした。
しかし
小学2年生。
友達の家でファミコンをし
見事、目がいっきに悪くなりました。
(お母さんごめんなさい)
家ではファミコンはなく
テレビは
ドラゴンボール セーラームーン
ちびまるこちゃん
ぐらいしか
観れませんでした。
(隠れて観てましたが)
そんな
家庭だったので
暇潰しは
カセットテープ
でした。
活躍した時は田舎に帰る
新幹線の中での暇潰し。
今の若い子は知らない
カセットテープ。
このカセットテープは
物語のカセットテープ。
何個か家にありましたが
気に入ってきいていたのが
星へ行く船
これは購入した単行本。
ご存知の方もいるかも。
単行本になってます。
いやいや
単行本からカセットテープ。
でしょう。
カセットテープで
聞いているだけでしたし
幼い私。
難しい言葉や会話。
それらを全て理解してませんでした。
ただ
フレーズだったり
声だったり
カセットテープの外観の絵にて
いろいろ想像を膨らませていました。
(単行本と同じ絵)
このカセットテープだけは
大人になってからも
根強く頭にあり
とうとう
Amazon様々で
この単行本をゲットしたのです。
(なぜ今までしなかったのか。。)
で、
読みました。
読み始めから
聞いたことのあるフレーズ。
知ってるストーリー。
懐かしい名前。
答え合わせのように
スラスラ読みました。
大人になった今だからこそ
解った内容もありました。
ただただ
雰囲気で理解していたものは
少し違ったり
逆に
幼いながら
よく想像でここまで理解していたな。
とか。。。
知ってるフレーズに
たどり着いた時は
懐かしい友達に会ったような感覚でした。
幼い頃のあの純粋な私が
戻ってきたかのような感覚。
なんとも言えない本でした。
あまりにも
嬉しかったので
カセットテープを
一緒に聞いていた姉に
見て!これ!
懐かしいでしょう!
読み終わったら貸してあげるよ!
と、テンション高めで話しましたが
えっ?あーー。
そんなのあったかぁー?
あんまり覚えてないよ。
よく覚えているね。
今はいーやー。
と、なんとも淋しい回答でした。
思い出とは
答え合わせとは
人それぞれなのですよね。
押し付けるものではありません。
私一人でこの
再来の喜びを噛み締めます。