ぬらりひょん
ぬらりひょんは、見た目は少し不思議なおじいさんのような姿をしています。頭が大きくて、つるんと丸く、どこかのんびりした表情をしていることが多いです。ぬらりひょんの不思議なところは、勝手に人の家に入り込んでしまうこと。特に夜、みんなが忙しくしているときや目を離したすきに、ふらっと家に入ってきてしまうことがあります。
ぬらりひょんは、ただ入ってくるだけでなく、まるで自分の家にいるような顔をして、堂々とした様子でふるまうんです。台所でお茶を飲んだり、くつろいだりして、まるで家の主みたいに振る舞います。でも、怖いことをしたり、人を困らせたりするわけではありません。ただ、気がつくと「あれ、誰か知らないおじいさんがいる?」という感じで不思議に思うんですね。
ぬらりひょんの「ぬらり」というのは、「つかみどころがない」みたいな意味がある言葉です。だから、ぬらりひょんはとらえどころがなくて、まるで影のようにふわっと現れて、知らないうちにいなくなってしまうのが特徴なんです。