てらだ

1996 / Rin TERADA / 舞台芸術制作 / 合同会社syuz'gen / @rororoerror

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新卒、名刺の肩書きを、自分で決めた

こんにちは、アートマネージャーのてらだです。 私が今年入社した会社には、名刺の肩書きを、自分で決めるという文化があります。 弊社は、主に舞台芸術の企画・制作、運営を主に取り扱う会社ですが、みんながみんな、舞台芸術用語と関係のある肩書きを持っていない。むしろ、肩書きだけを聞いても、一見アートマネージャーとは思えないような肩書きを持っているのがこの会社のメンバーです。(造語の人も多い) そこには、会社にとらわれず、個人の目指す姿、自分の果たすべき役割が現れているように思いま

    • 新芽の香りのするフェスティバル

      舞台芸術のフェスティバルが個人的に好きで興味があり、かつ舞台芸術のフェスティバルで仕事をしている人間にとって、ゴールデンウィークの静岡というのは非常にありがたい存在で。学生だった8年前からほぼ毎年、ゴールデンウィークの個人的恒例行事になってる。いつも演劇しか観てないけど、一昨年は三保の松原にも行った。なぜフェスティバルが好きかとふと考えれば、それは私が貧乏性なゆえだろう。そこに行けば一気に何作品も見られる、海外招聘演目があることもある、普段会えない人とも話せる、ついでに観光も

      • ”働く”価値観が変わったな in 21年度末

        こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 年度末。社会人2年目が終わろうとしています。今年度も盛り沢山でした。今年度出会った皆様、今年度も関わって下さった皆様、ありがとうございました。人と話すこと、人と出会うことがわたしの日々のモチベーションになっています。いつもありがとうございます! 仕事のこと、内面的なことが多めになりますが、今年度を振り返ってみます。 仕事では、大きくは3つの事業に携わりました。インターン時代から関わっていた事業がコロナ禍での延期を経てついに本

        • 「妬み」を噛み締めて伸びしろを知る

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 最近の内容、アートマネージャー関係なくなってますが、まあいいや。今日は「妬み」についてです。 私も人間なのでめちゃくちゃ妬みます。特に気持ちが弱ってる時にSNSなんて見てしまった日にゃもう、ふとした報告投稿で「この人は(同世代なのに/同い年なのに/歳下なのに)なんでこんなことができるんだろ〜羨ましいな〜」と、ダメージを食らいます。かつ、素直に祝福できない自分に対して自己嫌悪にも陥るという2アンハッピー。 昔はなるべく見なかっ

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        新卒、名刺の肩書きを、自分で決めた

          突然ダイアリー0214

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 突然ダイアリー、昨日に引き続き、今日も書いてみました。もはや突然ではないけれど…。 ・・・ 今日はバレンタインデーだけどチョコは食べず。三連休に、あげるようにも自分用にも買っていて、自分用のは昨日食べちゃった。とても美味しくて震えた。Coco ChouChouというチョコ屋さんのビーガン生チョコ。ナッツとかドライいちじくがチョコに埋まってるやつ。他の種類はまた別の何かが埋まっている。そういう系のチョコが大好き。長野のお店らし

          突然ダイアリー0214

          突然ダイアリー0213

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 久々の投稿かつ突然ですが、今日の日記を書いてみます。 ・・・ 最近は低気圧とPMSも重なりなかなか仕事に集中できず、生きるモチベーションも下がり気味だった。新しい仕事にアサインされて少しの間ありがちな現象でもある。でも新しいことができるようになるのは楽しい。仕事をしっかり任せてくれ、助けを求めれば惜しみなく知恵やノウハウを共有してくれる同僚と会社があることには、あー恵まれてるなぁと思う。 今日は朝から眉毛WAX脱毛というも

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          今を生きるヒトたちの圧倒的無力感

          Manila Zoo(ワーク・イン・パンデミック) [21.02.10]📍KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ この世界の状況下で、ここまで観客に迫ってくる作品を、しかも複数の地域のアーティストのコラボレーション、かつオンライン上で立ち上げられるアーティスト、パフォーマー、スタッフに敬意を抱いた。What ifシナリオを投げかけられた時、「政府が暴走したらどうしようもなく、ただ裸で叫び喚くしかない」という、パンデミック下を生きる人間たちの無力感が、檻に入れられた動物たちのそれ

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          就活生と話して、自分の仕事を見つめ直す

          こんにちは、アートマネージャーのてらだです。 一昨年から、卒業した中高一貫校の卒業生有志で行う「OBOG訪問マッチング」の運営に、ゆるゆると参加しています。簡単に言うと、母校出身で就活中の大学生や学院生と、社会人が話す場を作る活動です。昨年度は、学生と社会人合わせて10名くらいを集めて飲み会のようなことをやっていましたが、今年は、職種や業種別に、学生と社会人数名でZoomで話す会を開催しています。 私は今年度、「食品メーカー研究職編」と、「映像・舞台制作会社編」を担当しま

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          2020年まとめ🐁🐀

          あけましておめでとうございます。アートマネージャーのてらだです。 「note書初め」というお題があることを知ったので、去年の振り返りをテーマに、久々に書いてみようと思い立ちました。2020年後半は、仕事にかまけて更新がストップしてしまったので、今年のアウトプットは「完成していなくても出す」ことを心がけていこうと思っています。 2020年は、大学を卒業し社会人になった、いわゆる「節目の年」でした。1月の私は、大学四年生でした。内定をもらったとある大企業と舞台芸術業界、どちら

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          「書く」からみる自分史

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 最近、note読んでるよ、と声を掛けてくれる方がいてとってもうれしいです。ありがとうございます! さて今日は、タイトル通り、「書く」について書きます。 わたしの勤めるsyuz'genでは、自分についてプレゼンするMeプレゼンというイベントが年1であるのですが、自分の過去を振り返ることって、何か一つの軸や視点がないと難しいのだなと思います。私は作家でもなんでもないですが、私の場合、文章や「書くこと」について考えていると、自然と

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          cotreeではじめてのカウンセリングを受けてきた

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 今日は、以前から気になっていたcotreeで(多分)人生初のカウンセリング(オンライン)を受けてみました。 朝、会員登録とカウンセラーマッチング診断、からの予約をして、当日午後には受けられるスピード感なので、「鉄は熱いうちに打て」な私の性格にはぴったりでした(笑) カウンセリング、結論から言うと、とてもよかったです。 45分のセッションの中で、何が起こったのか、記憶が新しいうちに書き残しておきます。具体的な相談内容は書いて

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          アートマネジメントの学び方〜ネットTAM講座マラソン(7~8月)

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 アートマネージャーとしての知識の土台を作るべく、5月から読み始めたネットTAM....(読み始めた経緯は、5月に書いたnoteに書きました。) 予定よりだいぶ遅れたものの、全340本の記事を、全て読み切ることができました! ネットTAM購読マラソン、完走です!わーい ネットTAMの記事は今後も増えていきますし、アートマネジメント学習に終わりはないので、ここは一つの通過地点です。 とは言え、今回「全て読む」目標を立てそれを

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          新しい観客を考えるプロトタイプ #1

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 密かに進めている企画「新しい観客を考えるプロトタイプ」について記録しておこうと思います。 はじめに/「新しい観客を考えるプロトタイプ」とは? 私が、ごく個人的にやっている企画なのですが、一言で言うと、舞台芸術と観客の関わりを探るための実験をくり返していこう、というものです。 これに至った経緯は、以前のnoteに書いています。 一般的な観客の体験というと、事前にチケットを購入し、公共交通機関に乗って決められた時間に劇場へ行き

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          ロンドン劇場研修レポ #1 〜ユニコーン・シアターが目指すもの

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 先月、ロンドン留学中のボランティアとカルチュラル・コネクターとしての仕事について書きました。ありがたいことに、こちらの記事はnote編集部のおすすめにも取り上げていただきました! ロンドンでのその後の経験、ある劇場でのインターンシップについて、これから何回かにわたって書いていこうと思います。 留学のきっかけ前回はっきりとは書かなかったのですが、そもそもなぜイギリスに留学しようと思ったのか? 私は、高校時代、とある公共劇場で

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          アートマネジメントの学び方〜ネットTAM講座マラソン(6月)

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 アートマネジメントの基礎知識を学ぶべく、5月より走り始めたネットTAM購読マラソン、予定通り行けば来月ゴールできるはず! 先月までは、基礎的な用語を解説する「用語集」や、アートマネジメントのキーワードを3~5回程度で紹介する「ネットTAM講座」を読んでいましたが、今月はいよいよ「リレーコラム」に突入しました。 リレーコラムとは、アートマネージャーやアーティストなど、アートの現場の真っ只中にいる執筆者たちが、順番にバトンを回し

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          アートと社会をつなぐ、小さな成功体験

          こんにちは。アートマネージャーのてらだです。 私は学生時代、休学して10ヶ月間ロンドンに留学していました。そこでの体験と気づきを、これから少しづつ、書いていこうと思っています。 アートの現場を見たい!渡英してすぐ、気候も温暖なロンドンの6月。「せっかく来たからにはアートの現場で何が行われているのがとにかく見たい!」気持ちに満ちていた私は、渡英直後からひたすらCVを書き、アート関係のアルバイトやボランティアを探していました。 その時よく使っていたのがArts Counci

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