手作りライブ配信(7)先発くん、リリーフくん
配信のカメラは複数台あった方がいい。
それは、予備としてだ。
最新の配信特化カメラを導入したから大丈夫と思って配信したら、本番中に使えなくなり、お手上げ!地獄を見た。
前回記事
そんな経験をしてしまったので、2台目のカメラを用意した。
デジタル一眼レフカメラNikon-D7100
友人に格安で譲り受けた。ストリーミングできるタイプか、それだけは事前に調べた。つまり、カメラで動画撮影をしながら、それをオンラインに同時に流せるのか、ということである。
ネットで検索して、出来ると分かるまで情報を集め続けた。
一方で、同時に、新規に導入した機材があった。
ビデオキャプチャーATEM Mini Pro
これで、カメラが複数台つなげるようになった。
この機材は力持ちで、4台のカメラをがっちりと抱えてくれる。つまりHDMIケーブルを4本差し込んでおいても軽々とパソコンに映像を流してくれる。
あとは、ボタン1、2、3、4を切り替えるだけ。いわゆる1カメ、2カメ…
エレベーターのボタンのように簡単だ。
そして新メンバー、デジタル一眼レフカメラNikon-D7100
一眼レフカメラなんて初めて触った。レンズを本体に取り付ける、そのやり方すらわからない。電源オンがどのボタンかもわからない。
ただ、
かっこいい!
配信に一眼レフカメラなんて、セミプロレベル〜
とニヤニヤしていた。
実は、友人がメルカリで売ろうとしていたカメラを譲り受けたので、それがたまたま一眼レフだったというだけだ。なんてラッキー。
三脚も必要になった。
新たに、SLIK GX7500
SLIK800G-Xよりもう一段ある。より太脚、脚長。
動画撮影が20分という時間制限があるが、
映像はもちろん美しいし、
メインカメラSONY zv-1のリリーフとして十分すぎる逸材だ。
映像部門が充実してきた。
カメラが切り替わる瞬間が、テレビの映像みたいでかっこいい。
視聴してくれるみんなに、きっと、美しく、おもしろい映像が届けられる。
カメラが2台になって、少しワクワクした。
本番中にカメラがダウンして、肝を冷やしたが、おかげで、機材増強へ意欲を燃やし、きっと、いいものへと進んだに違いない。
そしてまたライブ配信の日、本番を迎えた。
いつも見にきてくれている友人が、気づいてくれた。
「あれ、カメラ増えてる〜!」
私は、ニヤニヤしてしまった。
そしてこれは、安定配信を目指す、大きな一歩であった。
【手作りライブ配信】(8)へつづく
ジョージ シンガーソングライター
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