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長生炭鉱は強制連行・強制労働の下で行われた。
本日、続きになりますが3日目の潜水調査が行われた模様をCRACtubeの野間氏と安田氏が現地入りでYouTubeでライブ配信されたので最初にこちらをご覧下さい。
冒頭、お二人共、私と同様なご意見で調査、ご遺骨発掘は日本政府の責任と仰っておられます。
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この件に関しては長州新聞も取り上げていて、記事にしています。
『山口県宇部市の床波海岸の沖合には、まるで墓標のように旧長生炭鉱の2本のピーヤが海面から突き出ている。ピーヤとは炭鉱内の換気用にもうけられた排気筒で、戦時中ここに海底炭鉱があったことを今に伝える唯一の遺構である。82年前の1942(昭和17)年2月3日の朝、長生炭鉱で水没事故(水非常)が起き、183人の坑夫たちが亡くなった。犠牲者は広島や沖縄出身の日本人46人と、犠牲者の7割以上に及ぶ136人が日本の植民地主義によって土地・財産を奪われ、やむなく日本に渡ってきて強制労働を強いられた朝鮮人だった。遺体は1人として引き揚げられることなく、今も暗く冷たい海の底に眠ったままだ。』
さて、今日の調査でもご遺骨に関しては坑道内に木片などの障害物が多く、日本政府も調査に乗り出さない事から4月に韓国からダイバーが応援に来られるそうです。
また、韓国では長生炭鉱での労働のことを、どのメディアもほぼ、はっきりと「朝鮮人約1,258人が強制動員され、労働強度が非常に高く、 坑内施設は非常に危険で有名な海底炭鉱でした。 1942年2月、ここで炭鉱が崩れる水没事故が発生し、この事故で朝鮮人鉱夫136人がそのまま首長になりました。 82年が過ぎた現在まで 朝鮮人は故国に戻ってこない。」などと報じています。
現在の日本政府はいまだに、隣国でもある国を植民地支配し、住民の人々を動物のような扱いし、奴隷の如し強制連行・強制労働させた国策を否定したいようです。本当になんという国なんだと私は痛感します。
上に長州新聞を取り上げていますが、記事中にも『金景鳳氏(当時18歳)は、日本の巡査が突然、家(慶尚北道迎日郡)に来て長生炭鉱に連行された。「3人で逃亡するも捕まり殴打されて2人が殺され、自分は頭を殴打されて傷が残っている」と証言している。』と書かれてあり、甘い言葉で釜山から船に乗せられ、長生炭鉱の飯場につくと、豹変したのでしょう。これが、日本の国策の本音の部分でしょう。そういえば、映画パッチギの葬式のシーンでも「田植えの仕事していたら日本の官憲が来て、トラックに放り込まれて、釜山から船に乗せられたので海に飛び込んで死んでやろうかと思った」という場面がありました。
これからの調査で長生炭鉱からご遺骨が発掘されたら日本政府は韓国に対して、どのような言い訳をするのでしょうか。厚生労働省は他の遺骨収集などに年に1200万円近くの予算を組んでいて、昨年などは、その内、12000円ほど利用したそうです。
さて、読者の皆さま、いかようにお考えでしょうか。下にコメント欄が設けてありますのでよろしければご利用ください。