原発事故避難訓練で避難させない訓練を行っていた。

 一昨日11月9日、東北電力の東通原発の事故に備え青森県が避難訓練を行ったが、ジャーナリストの青木美希さんによれば、驚くべきことが起きた。それは、真っ先に安全に避難誘導しなければならない青森県警の警察官が「避難者に国の指示だから引き返して家で待機するように」と車を止めて免許証の提示を求めて阻止したのだ。

 このようなことがあって良いのか!

 地震により原発で過酷事故が起こるようであれば、当然のように一般の家屋も大破するだろう。そして、原発にはフィルターベントもあるから、安全だというのは、はっきり言っておめでたい言いわけだろう。新しい安全神話と言っても過言ではない。今年、1月1日に起きた能登地震においても輪島で4階建てのビルが倒壊している。

 フィルターベントに関しては元原発設計技術者の後藤政志氏も以前から、その問題点を指摘されている。

https://cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/9560ca6c14a591fd5147de53d11f9f53.pdf

 また、この件に関しては公明党の平林議員が、昨年の11月において衆議院で開かれた原子力問題調査特別委員会で、同様の意見を出して現在、✖などで取り上げられている。

苛酷事故時の「自宅待機の徹底」を呼びかけているのだ!

まるで、戦中ようだと思わざるを得ない!

ここまで

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