原発作業員の多重下請けについて
今回、福島第一で起きた汚染水を数ℓ浴びた被ばく事故について、昨日の原子力規制委員会で山中委員長に向けて、フリージャーナリストのまさのあつこ氏が質問された。(14:23)
まさのさんは、今回の被ばく事故について冒頭で山中委員長が実施計画違反であると言われたことについて、「それは労働環境にあるのか」と質され、それについて山中委員長は作業員5人全員がアノラック(かっぱ)着用が定められているにかかわらず、着用していなかったのは個人の意見として義務違反ではないかと答えた。そして、まさのさんは年に3回使用する設備として仮設で良いのか、常設するべきではないのか質すと、これから検討(議論)すると言い、朝日新聞の記者の質問には東電が運転管理をピシッとするべきと答えた。
(下の図が東電が公表した事故を起こした仮設設備と時系列)
そもそも、規制委員会の会見でも山中委員長が述べているが、東電はこの設備には「見にいっていない。」と述べていることからも呆れてしまう。いわゆる丸投げという事だろう。労基法にももちろん違反だろう。
そして、作業員のÄさんはおそらくクビだろう。そして、東電や元受けは、私の体験からしてもまともな放射線教育など含めて受け入れ教育を作業員にはしてはいないと思う。
東電は下請け作業員を何人被ばくさせて〇〇せば気が済むのか。