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【RX 高岡】 2023.06.10 群馬CSCロード6月大会DAY1 E1 5位

米国遠征前の弥彦村ロードレースでは落車で悲願達成ならずだったけど、遠征中に行われた修善寺大会でシリーズリーダーの南選手が不発だった為、引き続き400pts未満の差で迎えた群馬ロードレース。
2日間あるので2日間で400pts取ればシリーズランキングで逆転可能。
しかし2日間とも2時間前後と短めのレースなので、得意ではない。ただがんばるのみ。

レース概要

9:30スタートで天候は奇跡的に晴れ。奇跡かどうか分からないけど、ここ最近悪天候が多くて、晴れというだけですごく嬉しい。気温も高く半袖でOK。

6kmx13周=78km。2時間かからないレース時間。
リーダーの南選手不在。群馬に強い(っていうかどこでも強いけど)群馬県民の仲里仁(マサル)も不在。昨年群馬2daysで2連勝した寺崎選手が圧倒的に強い。たしか前週の修善寺JPT/E1混合のレースで2位だった。登れるし爆発力あってスプリント最強。

4月大会で逃げ切り優勝したけど、今回の短時間のレースではそういう事は起きない(自分の脚質では)。スプリントになれば絶対勝てない。
なので苦しいレースにして消耗した中でのスプリントで上位になだれ込むのが現実的な作戦。

レース展開

スタート後半周はローリング。下りS字後にリアルスタート。
速いと8’30、遅いと9’10くらいのペースで進む。
ミネルヴァAsahiが6−7名出ていて、皆集団の前で走れるくらいで、かなりのチーム力を感じる。マークするのはLOOKに乗る川勝選手。

3周目に心臓破りの登りでペースかち上げ。寺崎選手だったかな?今日のメンツだと寺崎選手だけは絶対に行かせてはいけないので、反応するけど、どうしても瞬発力の差が大きいのでワンテンポ遅れて差が生じてそれを埋めるべくしばらく追走、となってしまう。もっと爆発力を強化しなければ。

2日間同じコースで同じようなメンツでレースして、後日にレポート書こうとすると内容を忘れてしまう(もしくは混同してしまう)。
こういうレースは当日中にレポートを書かなければいけないというのを今後の教訓としよう。

自分は消極的にならずに前の方で展開して、危ない逃げはチェックして前々で展開するように走る。最後まで集団で行ったとしても、そういう厳しいレースにした方が相対的にスプリントでの好成績は狙える。自分が脚溜めようと集団に潜んでいても、どうせ爆発力ないと出せる力は限られているので、勝負で有利には働かない。

今シーズンの痛い落車経験があるので、危ないコーナーは常に前で入るようにし、かつ前走者との適度な車間を保って走るようにする。
路面ドライな今日は怖いと思うほどのスピードは感じなかったし、非常にうまくコーナーは処理出来たと思う。

このコースでは左の大きなヘアピンカーブと、その後の下り勾配が急なS字カーブが肝なんだけど、S字に関してはイン側の荒れた路面通るのが速いと思う。まこっちがコーナーで先頭に出ると速いけど絶対安全という安心感があるからそれについていけばヨシ。
個人的には最初の大きな左コーナーが苦手。ここはイン側攻める人は少ない。
数周回っていて、今日の下りで遅れることはない。むしろ前で走っていれば後ろに対してアドバンテージを得られるなと感じた。

ラップタイム見ると10周目にも強烈なペースアップがあったけど、たぶん3周目の時よりはしっかりと前に入れたと思う。

このくらいの人数の逃げが発生することもあるけど、短いレースだと後ろの集団も緩まずにほどなく吸収される。

LAPCLIP見て思い出す。ラスト1周でMIVROのタイサム・ジョン選手が17秒ほど抜け出している。
単独なので、リフトの登りからペースが上がれば追いつけると思っていた。
実際逃げとの差が徐々に縮まりながら最後に向けてペースが上がる。

最後の登りでSNELの松本選手が行ったと思う。かなりのキレがあるアタックでかっ飛んで行き、前を捕まえてそのまま独走に持ち込む。
キレがない私も登りでペースアップして、集団を伸ばして先頭に追いつこうとする。ただ松本選手のような爆発力はないので一気にジャンプするには至らない。登り切って差が詰まり集団もブツブツ分裂しているところから更に先頭交代してペースが上がれば追いつく差だったかと思うが、登り切って自分が踏み止めた時に集団も止まってしまった。
個人的には寺崎選手が続いて前の2人を吸収してくれればと思ったが、そうはならず。
ラスト1kmで登り切って下りに入って後ろから多くの選手が追いついてくる。このままゴールに向かって飲み込まれて番手下げたら上位に入れないので、飲み込まれながらも頑張って踏んで集団前方にとどまる。
前には追いつかない差になってしまったけど、集団の頭の方を取れば入賞のチャンスはあるので、寺崎選手をマーク。
ホームストレートに入ってペースが上がる中で、うまく寺崎選手の後ろを取れてそのままスプリント。寺崎選手のすぐ後ろでフィニッシュ、と思いきや、フィニッシュライン直前で前の高校生を差したららしくて、寺崎選手は集団の頭で3位、私は5位となった。

左から刺されて4位の松山の高校生、3位の寺崎選手、5位の高岡

なんとも言えない微妙な結果。
2時間弱のサーキットレースで逃げ切れるほどの力はない。集団でなだれ込むスプリントで5位は、妥当でありよくやったと思える結果な気がする。

表彰・リザルト

高校生に挟まれての5位

5位だと180ptsというのはレース後に知った。ポイントの傾斜が思ったよりもゆるい。4位だと220ptsで、今日のと合計で400ptsになる。
そうするとJapan Elite Tour(JET)の個人ランキングで首位になるじゃん、とわかったのがDay1のレース後。
それを目指してモチベーション高くDay2に臨むことに。

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