【RX 高岡】 2022.12.25 東京エンデューロ
作戦
2日連続でのひたちなかでのレース。
日曜のこのレースは優勝賞金5万円ということで、勝ちたい人たくさんいたでしょう。
土曜のレースは54kmだったけど、こちらは3時間なので、自分にはより合っているかなと思い、当然狙っていく。
少人数の逃げが出来たら、その中から最後抜け出すかスプリントするかは適宜流れによって決めよう、と思っていた。
今日は勝ちたいし、自分が一番勝てる可能性があると思うので、チームとして勝ちに行くよう皆に伝える。
レース
土曜ほど寒くないのでアンダーウェア1枚+Bioracer Tempestジャージのみという昨日より1枚少ない装備で、グローブも昨日よりは薄手の長指グローブ。
そして気候的に昨日と一番の違いは、風が非常に弱いこと。土曜のレースは風が非常に強くて、それがレースを厳しくしていたと思う。
走り出してラップタイム(レースではオートラップ機能を使っている)を見てビックリ。3時間のレースなのに昨日の54kmのレースよりもだいぶラップタイムが速い。
序盤から2人逃げが出来て、最大でも30秒弱くらいの差か。1分まで拡がらないようにコントロールしながら落ち着いて走る。
スタートから1時間くらいで吸収して振り出しに戻る。
その後も何度かアタックが決まっても、開いても30秒。2−3人なら安全。
5人だとやや手強い。
中盤過ぎて後半に入って5人の逃げができた時は差が拡がらないように前で気をつけて走る。タイム差をコントロールするために自分でも惜しみなく先頭を牽いてペースが落ちないようにする。冬の間は結果を意識しすぎずに走る。
今回チームメートは、まこっち、Tomi、ゴウマ、Higu、と全部で5名。ちゃんと残れる脚があるのはまこっちだけど、今日はTomiも良い位置で走っていて、適宜先頭交代に加わったりしていて、かなりの成長を感じる。
単騎で走る内房の古谷さんは独走力あって、何度も抜け出す動きを見せるけど、どうも決定力に欠ける感じがする。
後半になって、今日は逃げが決まらない・自分が逃げられる脚を持っていないということがわかったので、スプリント狙いに切り替える。
たぶん風が弱くて集団が小さくならないのも原因だろう。
そうなると後半になってからの逃げを許したくないので、全てのアタックに反応して誰も逃さないのを徹底する。自分が常時前で走ってペースを安定させて、アタックには反応して逃げを許さないという走りをしている中、チームメートが集団の中程〜後方でひっそり走っているのを見るともどかしい。
まぁ悪気があるわけではなく、その位置になってしまうという地脚の問題なので、勝負に絡まない日でも集団の前に出て存在感を出す走りをできるくらいのチームとしての底上げは期待したい。
時間が経過して周回数が減るたびに集中していき、絶対にゴールスプリントに持ち込むという意志で走る。
結果的に、今日のチカラではスプリントは全くダメだったんだが。
最終周の後半にまこっちとTomiが集団の前に出て、RXトレインを組む。
こんなの初経験なTomiが先行するのをまこっちが後ろから声かけてコントロール。徐々に上げていき最後はスプリントのごとくトップスピードに持っていって、まこっちに託す。そこからまこっちが全力でいけるところまで上げて、私はそのすぐ後ろで最後のスプリントに備える。
まこっちはギアかけてダンシングするスプリントよりも座ったままケイデンス上げる走りが得意。
ぴったり後ろについて仕掛けるタイミングを図る。
こういうシチュエーションでは、仕掛けるタイミングは1秒早くても遅くてもダメ。そういう中で今日はタイミングが早過ぎた。下り終わる前に我慢できずに仕掛けるが、後ろが離れる感じはない。
アンダーパスの登り返しで並ばれて、そこからは速度差つけてどんどん抜かれて、惨敗。
もっと待ってもスピード勝負では絶対勝てないし、今日の場所から最後まではもたなかったから、今日はスプリントで勝てるチカラはなかったから、結果的に作戦が間違えていた。
途中風が弱かったこと、ラスト1.5kmでRXが集団をリードするという意志を明確に見せたことによりスプリントが単調になったこと、リードアウトのスピードがじゅうぶんでなく、後ろも皆脚を溜めて最後のスプリントまでいってしまったこと、などが要因として考えられる。
リザルト
銚子商業の高校生辻君が見事にスプリントを制する。
RX BIKEで組んだSL7&Rapide CLXの組み合わせ。
新規加入のゴウマ・ヒグラシはマイナスラップ。まだまだこれから。
これにて今年のレース活動は終了。
最後の週末も2連戦走って、落車・怪我なく走りきれて良かった。
来年もそれを最優先事項としながら、できるだけ楽しみ・できるだけ良い成績を目指して頑張っていきたい。
(写真:がんぽんさん)