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【RX 高岡】 2023.02.24 JBCF鹿屋肝付ロードレース E1 3位

開幕戦

今シーズンのJBCF開幕戦。鹿児島と遠いけど、この週末は外苑クリテリウムの予定がレースなくなってしまったし、2日間でロードレース・クリテリウムと2レース走れるし、初戦なのでうっかり優勝したらリーダージャージがゲットできるというヨコシマな気持ちもありエントリー。
まだ2月なので調子はパフォーマンス的には全然だが、これにエントリーしたから多少は走れるようにしないとと思い食事を冬の増量モードからシーズンインに向けて切り替えるきっかけにもなった。
そういう点でもはやエントリーしてレースの準備してる段階で既に優勝。

レース展望

時間の都合で試走はできなかったけど、夜に車でコースを半分以上走った。登りは600m。はじめ少しキツいくらいかな。と思っていた。

しかし実際に試走した人の話聞くと、登りは全くキツくなくあっという間らしい。そして、レース走った感想としては、ホントそのとおりだった。
それはそうと、ゴール前は300mくらいから緩い登り。勾配は緩いけどこれかなり好きな登りゴール。超自分向きじゃん、とレース前に思った。
そんなこと考えると絶対勝てないんだけどね、ってとこまで事前予想していたけど。

鹿児島開催ということで人数は少なく、E1は30人エントリー(出走27名)。注意すべき選手は川勝さん。絶対に逃したら行けない。というか一緒に逃げに乗れたら良いな、と思っていた。
川勝さんしか知らなかったが、もう一人強い選手がいたらしい。

レース

9:30スタート。気温は10℃を超えて今日も生脚。NAQI コンペティション3をしっかり塗り込んで、レッグウォーマーをスタート直前に脱ぐ。寒さを感じることは皆無だった。

レースは6.5kmx14周。何を間違えたかてっきり13周だと勘違いしていた。まぁ途中で気付いたので大差ないが。
コースプロフィール上の一箇所の登りは、事前情報通り、あっという間にクリア出来て全然キツくなかった。
というか最近の体重だと8−10%はかなりキツイので、5%前後が一番得意な気がして、そのくらいの勾配で一番心地よく登れる坂だった。

レースは大きな動きがなく進む。
3・9周目の中間スプリントはあえて取らない。ロードレーサーとしてリザルトにはこだわるけど、その目的の為に絶対にプラスにならないので中間のおまけ賞はいつも気にしないを信条としている。
動きがあるかもしれないので意識してみたはいたけど動かず。
両方とも川勝さんが長めのスプリントして獲っていた。やっぱり強いし調子も悪くなさそう。

私は言えば、中盤くらいから登りで仕掛けてみる。手前の勾配あるところからペースアップしてみたり、後半の緩い箇所から仕掛けてみたり。
下りはいつもどおり周りよりも速かった。たぶんホイール&タイヤのおかげが大きいだろう。

逃げるのが目的ではないけど、集団の人数減らしたりあわよくば少人数の集団にしたいと思い何度か仕掛けてみた。
少し分断されることはあれど、決定的な動きとはならず、結局ひとまとまりになって緩む。
後半は15人の集団になっていたが、回るのは常に半分くらいで、あとの半分は後方待機組。

決定的な動きは13周目の登り(だったと思う)。
一人アタックで抜け出た。川勝さんだったら追っていたけど、それが逃げのキッカケになればと思い前方で誰が反応するか見ていたけど、自分では動かず。単独だから逃げ切りは難しいだろうと高をくくっていた。
直後の下りでF(女子)のレースを抜かすことになり、その選手の後ろに車が数台連なっていて、それがちょうど下りコーナーに重なってしまい、集団はかなり失速を強いられた。
そこを抜けた頃には20秒くらいの差になっていた。
その先左コーナーからはかなり風の強い区間だけど、先頭1名南さんは単独でどんどん差を広げていく。
取り残された14名の集団は追いかけたいけど、なかなかうまく回らない。
ミネルバAsahi(3名)とVC Fukuoka(2名)が勢力としては強いが、うまく追走を機能させるまでにはならない。

ラスト1周に入る頃には40秒弱まで差が広がっている。ここまでくるとほぼ前は見えない。見えない人を追うのは辛い(というか追えない)。
最終周の登りでもペース上がりきらず、その後も後ろが追いついては緩んでを繰り返すのみ。残り半周で40秒差は絶望的。

最後の左コーナーから少し抜け出して追走かける。2名で行くが後ろも2−3秒の差。VC Fukuokaの選手と先頭交代するけど後ろも追走していてすぐ目と鼻の先。ここからはお見合いしてペースが落ちるよりもゴールスプリントに向けてペースが上がる方なので、数秒の差はラストであっという間に飲まれると思い、ラスト1kmで集団に戻る。
そんな中途半端な動きをしたけど、一か八か2位3位をかけて逃げるよりも集団に戻ってスプリントした方が期待値高いだろうと。

ミネルバAsahiトレインで川勝さんがスプリントに備えていたので、その後ろをしっかりと取る。
ラスト300m過ぎても仕掛けないので、先にスプリントを開始してラスト150mの右コーナーを先頭で回る。そのままフィニッシュラインまで行きたかったが、一人に抜かれて3位。
4位にあやうく差される直前だったので危なかった。しかも4位は中鶴さんだし。自分より年上に負けるわけにはいかない。

リザルト

https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/E1_63f9b492c3b78.pdf

優勝した南さんはあの風の中単独で逃げ切りは立派。強い。
関西では有名な強豪選手らしい。知らんかった。

しかしアマチュア自転車のチームってたけのこみたいに次から次へと出てくるなぁ。
Roppongi Express始めて7シーズン目。10年・20年と続くようなチームにしたい。

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