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【RX 高岡】 2023.06.11 群馬CSCロード6月大会DAY2 E1 4位

レース概要

前日のDay1を経て、トップの南選手との差が194pts。4位までに入れば+220ptsで逆転。5位だと+180ptsで届かず。
なんとか4位までに入りたい、という高いモチベーションで臨む。

がしかし、事前の予報通り雨。
起床時からガッツリ降っていて、予報や雨雲レーダー見ても回復の見込みなし。雨の中スタートしてフルウェットのレースになることが確定。
気が重い。しかしやるだけやってみる。
雨でウェットなので危険度高いけど落車だけは絶対に避けて安全にレースを終えたいという思いはいつもと一緒。

6kmx14周=84kmと前日とほぼ同じ距離。
メンツも大きく変わらないので、昨日の上位陣には注意をする。

レース展開

常に前の方に位置して走る。特に下り。前の人が落車しても避けられるくらいの車間を開けつつ、出口で踏んでスムーズに追いつけるように。

レース仲間に、4位目指して走り個人ランキングトップを狙うと公言。それに協力してくれるのを期待。一番確実なのは少人数で逃げを決める事。そういう展開になれば私は勝ちは狙わずに逃げ切りを目指してひたすら牽く。利害が一致すれば協力出来ることもある。他方、個人ランキングを争っているチームでなければ(今回は来ていない)、私がそれを目指すのは気にしないだろうし、それを利用してレースでの勝ちを狙えば良い。
なのでこのレースで何がしたいか、何を目指すのかをライバルに伝えることもプラスに働く。そういう属人的な要素でゲームの展開が変わり敵と言えども利害が一致したりする事があるのもロードレースの面白いところ。

4周目くらいにまた寺崎選手の強烈なアタックによりペースアップ。6−7人の先頭集団が形成された。情けないことにそこに着ける脚がなくてワンテンポ遅れてしまう。
登り終わりからバックストレートを全開で踏んでなんとかジョイン。
かなり速かったので後ろと差がついた。そのまま逃げを決めたいのでローテーションを回すが、やはり短いレースの序盤のこういう動きは容認されない。
1周するうちに後ろからどんどん選手が追いついてきて、逃げは解消。

大きくペースが緩むことなく進む。

写真:三井至様

ラスト3となる12周目でEQADSの馬場選手が単独でアタックして逃げる。15秒くらいの差で逃げ続ける。
残り距離も少ないので後ろの集団もペースダウンしないよう一定の距離を保ちペースを保つ。
ラスト1周に入る前の心臓破りで逃げの馬場選手が審判に止められて蛇行。混走している他カテゴリーのフィニッシュに重なってしまうためニュートラルとなってしまった。
1−2分のスローダウンの後に秒差を保って再スタート。

単独逃げ、10−15秒で追走集団という構図でラスト1周へ。ここで牽制して逃してしまうわけには行かないので、後ろの集団も緩まない。

2日間通してミネルヴァアサヒの選手の層が厚い。川勝選手が終盤にペースが落ちないように集団を牽引し、安全確保の為に下りコーナーも先頭で走っていた。おそらく同チームの他の人でスプリント勝負するんだろうなと予想。

すぐ目の前にEQADSの選手が逃げていて、ジャンプすればギリギリ届くという距離感で残り距離は短くなっていく。
最後の心臓破りの坂で下からSNELの松本選手がアタック。前日2位だったジョンも続く。あまりにも長かったので反応しなかったが、集団が続く感じがなかったので少し遅れて全力でアタック。
自分の後に寺崎選手が2段ロケットの如く飛んでいく。寺崎選手は登り切ってから踏み続け、EQADS馬場選手に合流。
少し遅れて私は頂上でSNELにジョイント。このまま数名で前に追いつきたいが、そこから踏めずに後ろからどんどん合流。前2名→大集団という形になった。ただ最後の登りで踏めずにバックストレートまでに追いついてきた選手たちはスプリントでもう一度ブーストできない人がほとんどなので、集団に飲まれつつも今日も前方で粘る。
そうしたら前2人を吸収するべく男前なペースアップをする救世主が!
たぶんPhantom湘南の選手だったと思うが、バックストレートからホームストレートに入るまで前2人との差をぐんぐん詰める奇跡のアシスト。その番手をしっかり取れたので、良いポジションでスプリントになだれ込む。

なんと馬場選手と寺崎選手をフィニッシュ手前200mくらいで吸収して、集団スプリントになだれ込む。
集団の頭に出る爆発力はないけど、良いポジションから早めにもがいてフィニッシュまでタレずにもがく前日と同じ走法でスプリントフィニッシュ。

4位でフィニッシュ(写真:三井至様)

優勝は前日逃げ切った松本選手が圧倒的なパワーでスプリントでも勝利。
MinervaAsahiが2位、保土ケ谷高校が3位の後ろで4位をゲット!

思わず4位でガッツポーズ(写真:三井至様)

リザルト

高校生・大学生に挟まれて、4位

全然自信なくこういう展開になるなんてフィニッシュ200m手前まで分からなかったけど、とりあえず雨でも寒くても諦めずに走り切って良かった。

2日間レースして5位、4位と順位だけ見れば微妙な結果だけど、シーズン通すなかで興味が出てきて、ちょっと色気を出して狙ってみたリーダージャージに手が届いて、とても嬉しい。

今までしたことない経験だし、想像もしなかったことだけに、感無量。
色々なレースをしてきたけど、こういう目標の持ち方もあったんだなとホビーレース歴17年目にして新しい発見。

いやホント嬉しい。

応援してくれた皆様、どうもありがとうございます。




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