【RX 高岡】 2023.09.24 JBCF群馬Day2 E1 2位
2連戦の2日目。前日のレースは短かったのでそんなに疲労度は高くないかな。それよりもツールドふくしま以来おきなわに向けた練習モードに切り替わってからの練習量による疲労度の方が遥かに強い。
起床時Training Readinessは1。全く回復していない。睡眠はかなり良かったけど。
2日目だし距離長いからウォーミングアップは軽くでいいかなと思ったけど、おきなわに向けての練習と思い、宿から山の上のサイクルスポーツセンターまで自走でウォーミングアップ。9kmほどで30分。
9時スタート。スタート時は20℃未満で最高は23℃予報だけどやや肌寒かったのでアームカバーをして脚にはイナーメ・スポーツアロマのVery Hotを塗った。もう秋だ。
最前列スタート。審判車が先導するパレード区間終えてミネルバアサヒがスタートアタックするといういつもの展開。それをいつも通り見送る。
ファーストアタックの後に第2便、第3便くらいまであったか。全部で7人くらいが逃げる。序盤は危険だと思っても身体が動かないから仕方ない。
いつも通り反応せず。
それでも逃げの人数が大きくなりすぎるとか、メイン集団のペースが落ち過ぎるとかを防ぐ目的で、集団前方に位置してレースを進める。
レースを振り返る際に標高・心拍・パワーのデータに絞るとわかりやすい。
3周目に少しペースアップがあったよう。5−6周までは集団前方にいたけど、その後に集団後方にポジションを移す。長いレースだし中盤まで皆が脚あるうちは大分裂は起きないだろう。
そしたら南魚沼2位、前日のDay1優勝のミネルバアサヒ中島選手も後ろの方にいた。チーム員が前で積極的に逃げているけどエースは終盤まで温存なのかな。それも後ろに居るにあたり安心材料。
しかし路面が完全ドライだとものすごくストレスがなくコーナーを走れる。
機材の変化・進化に伴ってドライ路面では非常に安心して速く走る事ができる。
集団待機を決めていたので前日とは違って今日は登りのたびにインナーに落としてた。昨日は全アウターだったけど今日は1周で2回インナーギアに入れていた。
逃げは7名くらいいて安定したペースで走っていて、タイム差は30〜75秒くらい。1分切っていれば安全。2分まで開くとやっかい。
このコースで最終盤まで脚溜めて勝負すれば、残り3周で1分差でもいけると思っていた。
グラフを見ると13周目にアタック。前と30秒くらい差があったけど、リフトの坂からアタックして中島選手と抜け出す。ミネルバアサヒがもう一人追いついて、3人で集団を追走。S/F地点で先頭グループに合流。その逃げでレースを決めたかったけど、しばらくしてメイン集団も長くなって追走してきて、14周目には捕まって集団は一つになった。多少人数減っていたと思うけど、まだ大きい。
そこからまた大人しくしていたら一人逃げ〜追走4人という逃げが出来た。ミネルバアサヒが単独で50秒って聞いて、強いなぁ中島くんかな?と思ったら中島くんはまた後ろの方に居た。他にも地力のある選手が揃っているミネルバアサヒのチーム力たるや。
しばらく後方待機でタイム差に注意しながら様子見。なかなか縮まらないけど、そりゃそうだ。かなりペースは遅い。
ラスト3まで5人逃げが続いておりタイム差は30秒〜50秒くらい。
勝負するならそろそろかなと思って18周目のリフトの登りでアタック。反応したのは再び中島くんのみ。2人で本気で踏んで先頭交代。やはり13周目でのアタックと18周目でのアタックは集団の動きが違う。終盤で動ける選手は圧倒的に少ない。
2人で全開で先頭交代して、再びホームストレートで前の5人を捉えた。後ろを見る感じ集団はかなり離れている。これはここでの勝負になる。
ここからはもうペースを緩めない。勝負をかける。
逃げていた選手で回れない選手も出てきて、ラスト2の登りでは3人に絞られて最終周回へ。
表彰台の常連である小林亮選手にはたぶん負けないだろうと思いつつも、中島選手には分が悪いかなと感じていた。私よりパンチがあるしスプリントも強い。
最終週のリフトの登りで中島選手がアタックしたのに反応できなかった。考える前に反応しなければならないが、小林選手の反応を見てしまった。動けそうにないので、追走したが小林選手は振り切れない。こうなっては負けは確定。
最後の心臓破りで100%出し切って勝負すればまだ分からなかったけど、そうもできず2人で2位争いのスプリント。
最近練習でスプリントを意識している成果かどうか、スプリントでは完勝で2位。中島選手には完敗。
2連戦はミネルヴァアサヒの中島渉(あゆみ)選手の連勝となった。
自分は初日はただの完走で2日目2位。実力通りだったと思う。
最大心拍は164。昨日よりはマシだけど、まだ追い込みきれていない。明確に11月12日をターゲットとしてトレーニングを積んでいる期間なので、今日のレースは通過点としては納得のいく結果と思ってる。
引き続き事故と怪我と病気に細心の注意を払って、進んでいく。