ぷー🐈と息子。ぷー🐈、本当にありがとう。
2021年6月に腎不全末期で余命数ヶ月のぷー🐈
長年の不妊治療で2023年8月に授かった息子👶
通常、出会うことは難しい。
しかし、2年2ヶ月という長い月日を経て
まさか出会える日が来るとは思ってもいなかった。
過去の経緯はマガジン「ぷーの闘病生活」を参照。
2023年4〜5月、体調が悪化。
2023年春に限界が来たようで、これまで緩やかに下がっていた体重が一気に減り始めた。。。
症状から、息子と会うことは難しいと悟った。
6月3日の誕生日を迎え、16歳になれれば奇跡。
2023年6月、16歳になる。
なんとか16歳になるも、腎臓は完全に機能を失っており、増血ホルモンなしでは生きられなくなった。
2023年7月、ほっぺに膿が溜まる
2023年8月、息子との初対面
その状態で、8月の出産まで、ぷー🐈は頑張った!!
息子も予定より1週間ほど早い出産で、お互い会う運命に強く惹かれあったかな。
息子のところに自ら向かい、会釈する。
(クンクンする姿がそう見えるだけ)
ぷー🐈の親心パワーか、活気が戻った。
ちょっとだけ食べるようになった。
寝っ転がっていたら、ぷー🐈が間に入ってきた!!
これは幸せすぎるーー!!
夜泣きにすぐ対応できるよう、ぷー🐈と見守り。
最高すぎやん😻😍
あっという間に一ヶ月健診。
この平和な時間がずっと続けばと思った。
ぷー🐈は、ほぼ不可能な死闘を乗り越え、頑張ってきた。
息子が来たことで、更に頑張ってくれた。
しかし、現実は残酷だった。。。
ここから少し時間を遡る。
9/3(日)、ぷー🐈の定期健診
点滴パックを買うため、定期検診を受ける。
診察の結果、身体はカラカラで既に死んでいてもおかしくない。
嘘だろ…
こんなに元気に息子のことを心配しているよ…
半日入院で、静脈点滴を受けた。
9/4(月)、痙攣で呼吸停止
全身痙攣をおこし、気絶した。
ここで死んでしまったか、、、ツライ。。。
思わず、泣き叫びながら声をかけた。
ぷーーー😭😭😭😭
奇跡的に息を吹き返した。
きっと、死にきれん!と思って帰ってきてくれたかな。。
1時間くらい、ニャーニャーニャー鳴かれました。
9/5〜9/6、ぷー🐈静脈点滴
身体を潤わすため、通い続けた。
復活してきたので、ここで通院は終わり。
あとは、いつも通り、自宅で皮下点滴。
砂を食べるようになってしまったので、鉄剤リキッドを与えた。
2日後から砂を食べなくなったので効果あり!
9/11(月)、在宅にゃんむ
2週間の育休が終わった。
とはいえ、ぷーや息子のことがあるため、頑なにフルリモート勤務で調整しきる。
仕事は何度も出来る。ぷー🐈は今だけ。
9/12(火)夜、鼻が詰まる
まさかの猫風邪。
これまでかかったことなかったが、それだけ免疫力が低下していたのだろう。。。
腎不全末期になってから予防接種も受けていない。
9/13(水)鼻吸い器を注文。
当日に届くということで、さすがだ。
それまでティッシュで拭き取って頑張ろう。
しかし、夜になっても届かない。
はい、配達事故でした。。。
最悪だ。。。
そこから一切の食事をしなくなった。
鼻が詰まっているから、当然だ。。。
9/15〜17、ぷー連日で半日入院
日に日に悪くなる一方だ。
もう歩けない。
終末期のことは前から計画していたが、いざとなると頭では理解しても、心が受け入れない。
9/17、後は穏やかに過ごすことにした。
ぷー、、、頑張ったね。
最期になるため、ここから、カメラとモーションセンサーで自動録画を始めた。
ぷーの動きや話しかけた言葉、ぷーの反応など、全てが残っている。
ぷーの声は出なかったので、声は記録されていない。
ぷーの声は、もう聞けなかった。。
らんまるが、お見舞いに...
ではなく、美味しいご飯がないかチェックしにきただけw
9/21、最後の食事
らんまるが刺激になったか、少しだけ食べた。
これが、ぷーにとって最後の食事だった。
食べ方からして、お腹が減っているわけでなく、思い出に食べてくれた感じだった。
まぐろ入りチキンゼリーが好きでした。
妻の粋な計らいで4日前に誕生日会をしました。
9/22、過呼吸が始まる
9/23、一睡もせず、もがくぷー
ここでまさかの7月の膿が再発する。。
もう血が通ってないから傷が塞がらないよ。。
涙を流し始めた...
2〜3時間毎に拭いてあげた。
何度も何度も甘噛みしてくる。
その気持ち、分かるよ。。
体を綺麗にするため、拭いたり、優しくブラッシング。
まさか、皮膚が破けるなんて、、、
消毒して、その消毒液の吸着力を使って抑え込んだ。
塞がっていないと思うけど、切れ目は分からなくなった。
長年の皮下点滴の影響かな。。
ぷー🐈は自力で全く動けず、手足をバタバタして、動けない自分にイライラしていた。
皮下点滴と鉄剤を投与していたから、意識がクリアすぎるのかもしれない。
少しでもラクになるために続けていたが、ぷーにとって、ここからはツライ時間となることが分かったため、投与はここで完全に止めた。
9/23夜、眠っている
ずっと膝の上で寝ている。
膝の上に乗せているのは、朦朧としながらも乗せてほしそうに猫パンチして訴えてきた。
意識が薄れてきたため、安らかに眠れるようソファに移動した。
けいれん等で事故死しないよう、ソファから落ちないよう、四方を塞いだ。
少しでも動いたら、モーションセンサーで通知が来るようにした。
持ち上げる時、ぷーの身体に全く力が入っていなくて、持つ場所を間違えると折れそうだった。
最後のおしっこを抱っこ中に浴びる😹
9/24朝、ぐっすり眠っている
身体が死後硬直みたいになっていたので、優しくマッサージしたら、柔らかくなり、目が開くようになった。
9/24昼、大量の鼻水が取れる
今頃、鼻吸いがうまくなった。
というより、動かなくなったから、出来ただけ。
これが風邪を引いた時に出来ていれば、とは思う。
風邪ウィルスが取れるわけではないため治療効果はないけど、鼻詰まりはもっとラクになったかなぁ
9/24 17時半
まだ息をしているのに、死後硬直が始まる。
早すぎるよ、、、
9/24 23:26
話しかけていたら、全身が痙攣した。
9/24 23:28、息が止まった。
これが最期だと分かった。
大声で「ぷー、ありがとう!!」と叫んだ。
何度も息を吹き返しそうな呼吸が10分以上も続いた。
必死に生き返ろうとしている。
本当に、ぷーは強い。
23:41、心臓の鼓動が弱くなった
23:42、心臓が止まって、カチカチの身体が緩んだ。
妻と息子も来てくれて、最期を見送ることができました。
納棺中、ろぱの誕生日を迎えた。
息子の衣類が届いて段ボールがあったので、使わせてもらった。
ピーク時は8.6kgあったのに、最期は2.7kg
本当によく頑張ったよ、ぷー🐈
母親や弟も駆けつけてくれ、お別れの挨拶をしました。
ぷーがいたから、今の人生がある。
本当にありがとう!!!!!
ぷーがいたから出来たビッグイベント。
・社会人を始めた⭐️
・キャリアアップで転職した(社内SE→コンサル)
・妻と結婚した
・猫カスタム用の注文住宅を建てた
・治療費のつみたて投資で、治療費200万円を上回る利益がでた
・ろぱグルコースがうまれた
・長年の不妊治療を乗り越えられた⭐️
・フルリモートできる大企業に転職した
⭐️は、本当にぷー🐈なしでは不可能でした。
離婚してたと思うし、そもそもニートで結婚してない。
9/25、納棺後のこと
在宅勤務中、ぷー🐈は、いつもこの椅子にいたね。
登れなくなっても、お気に入りだった。
火葬までは、ここにいようね。
(腐らないよう、ドライ最大モード)
の予定でしたが、変わりました。
火葬まで、寝室やリビングと、ずっと一緒に過ごしました。
次回、最後の記録です。
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