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代表反後のブログ 今年は豊作、新米の季節

今年は豊作、新米の季節 (少し長文お付き合いください)
弊社は、16名の農家さんから、自然栽培米だけを毎年40〜50t 仕入れて販売しています。
その16名のうち、1番早く収穫される、南阿蘇の大森博さんを、訪ねました!

「今年は、ホントウによくぞここまで育ってくれました〜」満面の笑みです
大森さんといえば、天日干し
天気に恵まれ、暑い最中のかけ干しは、農家さんにとっては、かなりの重労働。仲間たちと共に励みます。

「もう誰もしなくなった〜かけ干し」
でも「この景観は残したいですね〜」
大森さんが阿蘇に来て10年、自然栽培に取り組み始めて7年。福井で食べた「ササニシキ」がおいしくて、おいしくて、「ササニシキ」と「湧水」で育てる「イセヒカリ」の種どりも続けてこられました。

この標高では、除草のためにジャンボタニシに頼れない環境
今年は特に「草を取りまくりました(笑)」
「でも、手をかけた分、必ず喜んで応えてくれるんです」

南阿蘇の景観に包まれながら、2人でここまでの経緯を辿りましたが、
やっぱり一番つらかったのは「熊本地震」
あのとき、亀裂や段差や何もかも、田んぼとは言えないくらいの被害の大きさには、私も絶句したのを、昨日のように覚えています。
よくここまで復興できた!あのときには想像もできなかったことでした。
辿ればたどるほど、農家さんお一人お一人に人生のドラマがあり、それは全部「本にして残しておきたい」くらいのことです。

「つらくて、もうダメかな。そう思っても、あきらめずに、また一年一作の米作り」
そこを乗り越えると、ようやく自然栽培のお米は応えてくれるようになる」
大森さんの忍耐力と、継続力。まじめで、優しいお人柄が、この美味しいお米の原動力だあな〜それを、深く感じて、
おいしいお米をよりたくさんのみなさんに食べていただきたいね〜
そして、いつまでも、この南阿蘇の田園風景を後世に残していこう

そう深く、新たな決意を持って帰路につきました。
大森さんのお米は、9/15ごろ〜販売できる予定です!
どうぞお楽しみに



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