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85歳おばあちゃんスマホ検索覚える

以前にもnoteで投稿させていただいておりましたが、ぼくの生徒さんの中には85歳のおばあちゃんがいらっしゃいます。
おばあちゃん生徒さんの英語を担当していますが、いつもいろいろなお話をしています。

今日はたまたまスマートフォンの話になったので、その一部始終を今日は投稿させて頂きたいと思います。

スマホ検索の方法を教える

本日のおばあちゃん生徒さんの家庭教師の授業中に、スマホ検索を使ってお答えする、というタイミングがありました。
その様子をたまたま見ていたおばあちゃん生徒さんは、
「今そのスマホですぐに調べたのですか?」
と質問してきました。

もともとおばあちゃん生徒さんは、いわゆるらくらくスマホをすでにお持ちです。
しかし、あまり活用できていないようでした。
そのらくらくスマホでは、ホーム画面の上部に検索バーがあり、そこから検索する方法をお伝えしました。

そして、それが楽しくなってしまったのか、おばあちゃん生徒さんはスマホで今日のニュースを調べ出しました。
そして驚いたような顔で、
「これすごいですねぇ…なんでも調べられるじゃないですか!」
とぼくには新鮮な表情をしてくれました。

その後、スマホでニュースを見ることにハマってしまったおばあちゃん生徒さんは、30分ほどインターネットの世界から帰ってきませんでした。
授業は1時間しかありません… 笑

これからの英単語の意味調べはスマホですることになりました。
お年寄りがスマホを使えるようになることは、これから必要性は高いことだと思います。
スマホが使えれば、色々なお買い物ができ、わざわざ買い出しに行かなくて良くなります。
自分の趣味を共有できる人たちも見つけることができます。

これから最大限スマホを使ってもらえるように、サポートしていくことがこんなにも喜んで頂けることだとは気が付かず、
予想外の方向から面を食らってしまいました 笑

そして、実際に使ってみることで気がつける便利さや活用方法などを発見できるのだと、改めて感じました。
まずは使ってみる、という姿勢を持ってるおばあちゃん生徒さんに驚かされてしまいました。

家庭教師の授業は必ずスマホを使う

もともとぼくの家庭教師の授業中では、スマホを持っている生徒さんに対しては、積極的に使うように指示しています。
紙の辞書や電子辞書、ましてや分厚い資料集などは絶対使わせません。

スマホで検索する方が、紙の辞書で調べるよりも、早く見つけることができます。
また、正確でいろいろな意味が出てくるのはもちろんですが、発音を聞くこともできます。
そして、何より「わからないことはスマホですぐに調べる」という癖が自然と身につきます。

勉強は何時間やったかではなく、「どのくらいできるようになったか」が大事です。
昔ながらの効率が悪く、無駄に時間がかかってしまうような勉強方法は積極的に捨て去って、勉強効率を追求するようにぼくは指導しています。

メディアは信用できない、という話

おばあちゃん生徒さんがスマホに夢中になっている中、ひとつだけお伝えしたことがありました。
それは、「インターネットの情報を全て信じることはしないでください」ということでした。

インターネットの世界は正しい情報もあれば、そうでないものもあります。
しかるべき方法で使用していて有意義に活用している人もいれば、悪意のあるような使い方をしている人もいます。

おばあちゃん生徒さんだけでなく、ぼくが担当した生徒さん全員に使えていることがあります。
少し長いですが、前文を載せさせて頂きたいと思います。

「あらゆる情報を収集することはこれから必要になってきます。
だから、常に情報に触れているように癖付けすることは大事なことです。
でも、インターネット上に載っている情報やテレビで報道されている内容が全て正しい、という姿勢で情報に触れてはいけません
必ず嘘を疑ってください。
そして、その情報に対して自分の頭で考えた意見を必ず持って、正しいか正しくないかをしっかりと判断できる力を身につけてください。
そのためには、やはり常にスマホを使い、色々な情報に触れていることが大事です
そして、本当に貴重な情報というものは、自分で調べて確証を得たものや、色々な人と議論して導き出したもです。
是非スマホをツールとして使いこなしてください。
どうかスマホに振り回されないようにしてください。」

スマホの登場で、SNSを利用する人が増えました。
そして、そのSNSのお陰で日本の報道機関や記者たちが非常に無能であることが露呈してきました。
今の時代こそ、テレビがor専門家が言っているから正しい、という凝り固まった思考は捨てて、
自分の力で情報を活用していくリテラシーは老若男女に問われてる課題であると感じています。

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