ゼロの郷*で他ではできない夏の思い出!
実業家の堀江貴文さんが運営するオンラインサロン:HIUで開発してる村があります。
静岡の大自然の中にあるその村は、何もない「ゼロ」状態から皆の力を合わせて少しずつ「いち」を足していこう!という気持ちを込めて『ゼロの郷*』と名付けられました。
ぼくもそのオンラインサロンの一員であり、ゼロの郷*開発のメンバーのひとりです。
ちょうど2年前の夏に、当時中学2年生だった教え子2人を連れて、ゼロの郷*に1泊2日で自然体験合宿をしたことがありました。
そのときの様子を今回は記事にさせて頂こうと思います。
みんなの村「ゼロの郷*」
ゼロの郷*は静岡県の川根本町の超超山奥にある、HIUメンバーで開発している、手作り村です。
見た目は「お正月にみんなで帰省するおばあちゃん家」という様子で、広場やお茶畑、BBQ場、少し歩けばきれいな川が流れる大自然の中にあるみんなの遊び場です。
ぼくもその開発メンバーのひとりとして、村の発展に協力しつつ、定期的に親子参加型の自然&村作り体験子供合宿を開催させた頂いております。
他ではできない「体験」を! ※グロ注意
2年前の中学生の生徒さん2人を連れて行ったイベントでは、クワガタの捕獲にチャレンジしました。
事前に参加する生徒には、クワガタを1匹でも多く捕るにはどうしたらいいかを考えて、最もよいと思う捕獲方法を見つけて準備してくること、というぼくからの夏休みの宿題を課しておきました。
そして結果は、ぼくも含めた3人でクワガタ0匹でした...
なんの成果も!!得られませんでした!!
そして驚きのコンテンツが、
害獣駆除の目的で捕獲したイノシシを、村開発のメンバーの方が持ってきてくれて、そのイノシシの解体体験を行いました!
もともと血抜き処理はされていたようで、想像していたグロテスクさは少なかったです。
それでも生徒たちには、いつも食べているスーパーのお肉も、実は数日前までは生きていて、誰かがこういいた仕事をしてくれていて、命を頂いているのだ、という実感を持って頂けたのではないか、と感じました。
勉強も遊びも「本気」やるから楽しくなる
この村イベントで、その後の生徒さんたちの「勉強」にはどのような影響があったでしょうか...
まず感じたのは、2人は非常にいい勉強でのライバル関係になったことです。
このイベントを通して、「同じ家庭教師の先生に教わっている他の中学校の同い年」という関係の中で、切磋琢磨できる関係性になりました。
ぼくは時々、教え子を集めた集団授業形式の「勉強会」も行っていました。
その「勉強会」でも、2人は明らかに意識し合っていて、家庭教師中も「もう一人の生徒さんには負けたくない...」と二人ともこぼしているほどでした。
次の年には受験を迎える2人にとっては、非常に重要な要素であったと感じています。
また、ゼロの郷*には遊びにも本気になる大人たちがたくさんいます。
ぼくもその一人だとは思いますが、色々な大人の人に相手してもらうことで、生徒さんの世界が広がたり、様々な考え方を聞けたりと、普段の学校生活ではできない経験ができたと感じました。
中にはゲームはやらせないのに、勉強は集中してやりなさい...と子供に言う大人がいます。
でも、好きなことで集中する経験をさせずに、好きでもないことに対して集中しろ、は「非常に難しいことを子供には言うなぁ...」と感じてしまうことが多々あります。
何事も本気で、熱中して取り組むから楽しいし悔しいという感情が出てくるのだと思います。
勉強も遊びも同じです。
このゼロの郷*での2日間は、参加した2人の生徒さんにとって楽しい思い出になっていることと同時に、勉強とはまた違った「経験」ができたのではないかと思っています。