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優しい気持ちになるとき
先日、久しぶりに実家帰省しました。
だいたい長期休暇時期にいつも帰っていたのですが、今年はコロナ明けだったので控えました。
父も母も大きく体調を崩すと良くない病気を持っているし、実際コロナかかるとしんどい🤣ので、そこらへんは慎重に。
妹と話しました。
彼女は特定の興味関心には強いですが、社会的能力や知的能力が低いです。我が子も近い数値を持っていますが、いわゆる境界知能です。
でも答えある算数は得意だったり、難しい言葉を知っていたり、感覚が強く、好みの音楽は繊細で若い子とも気が合います。気分ののる話題しか話しません。
国で少しずつ進む不登校支援の憂いについて(笑)聞いてもらうと、真剣に考えてくれました。
ふんふんと聞き、問題箇所を指摘して「結局は、ちっとも子どもが困ることが分かってないんだね。大きい子たち(中学生ぐらいかな)は、いちばん1人で悩みたい時期なのに。」と、不登校をほぼ完走しきった(笑)妹が言うとなんだかスカッとしてしまいました。
と同時に、優しい気持ちになりました。
私も決して知能レベルは高くないと思っていて、
活字がすんなり入ってくるようになったのはハタチ過ぎだし、暗記はできても写真のように覚えていただけに思うし、同時にいくつもこなせるタイプではないから切り替えに1番力を使います。
だからこそ昔は感覚的スキルに没頭したのだろうなと思う。知的特性のある子や知人や妹、我が子達も、キャパがとても狭いからこそ生きるために「苦手ではないこと」に身体がまず向く習性がありますが、生物的にはそれはとても合理的だなと思っています。
(人間的にはアンバランスだとしても。人間ってそもそもバランス良く生きてきた存在?
バランス取れればそれはラクだけど、アンバランスさがあるからラクな分野もあるし、やはり個々で違う正解を受け入れていくのが良いなと感じています)
またそういう、いわゆる弱者のほうが困る時が多いからか、本質性はブラさない。
いや、ブラせない。
そんな中で自信はなくても、「自尊心」があれば、ちゃんと自らや周りを大切にできる。とは思います。
自尊心に必要なのはやはり「大切に見てもらえる、気にしてくれる人がいる環境がある」が大きいように思います。
境界知能のママ友もいますが、生き延びるための手段を選ばなかった、体当たりで自らを餌にしてでも生き延びたタイプです。
だからか、子どもを守る能力はいつも長けてるし、子どもはとても穏やかです。
たまに境界線を引けなかったりもしますが、個人的には放置よりずっと良いじゃんと。頼ることができれば。個人的に見習うことばかりですし、優しい気持ちになれて、思いやりを引きだされます。
今は家族を中心にサポートを頼まれることが多い私だけど、(ここは、ザ・バランスを整えるために。笑)
結局誰かをサポートすることで、承認されたり、傷が癒されているのだと思います。
傷が癒えてなくなる時に、本性が出るのかもしれない(笑)
でも「見えてしまうところ」がある限り
押し付けないようにできることは、取り組んでやっていきたいなと改めて思うのでした(^^)
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