「ブランディング」について【その2】

今回は、「Brand Experience(ブランドエクスペリエンス)て何?」
という観点で、下記について書き進めようと思います。
・UX(ユーザーエクスペリエンス)とは。
・BX(ブランドエクスペリエンス)とは。

前回は、エナジードリンクでおなじみの「Red Bull」を題材にして、ブランディング、特に、見え方(アウトプット)のコントロールについて書いてみました!

↓もし良かったら下のURLから覗いてみてください!
「ブランディング」について【その1】

で、今回は、Brand Experience(ブランドエクスペリエンス)について調べたことを自身の勉強の意味合いも含め、書いてみようかなと思います!

まずは、「UX(ユーザーエクスペリエンス)」とは何かについてからスタートします!

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは

ズバリ、そのままで「ユーザーが体験すること」のようです。
ダンスを例にあげて考えてみたいと思います!

国の教育制度改革(学習指導要領改訂)により、ダンスの授業(創作ダンス・フォークダンス・現代的なリズムダンス)が義務教育課程で取り入れられたり、2024パリオリンピックでは、ブレイクダンスが正式種目になることも決定したり(2018ブエノスアイレスユースオリンピックでは、一足先に正式種目として開催されています)など、更には、テレビ地上波によるダンス番組の放映、SNSやYouTubeなどのメディアプラットフォームの発達による情報のインプットやアウトプット。最近の日本では、ダンスが肯定的に世間から受け入れられるようになりブームとなっています。
そして、日本・世界各地で数多くのダンスイベントが開催されています。(今は、コロナでイベントなどが見送られて、大変残念な感じになっているのですが。)
特に、日本においては、キッズシーンは、盛り上がっており、(ストリートダンス全般において)日本の立ち位置は、世界的に見ても、凄くレベル(スキル)が高いと言われています。
さらには、日本初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」なるものも発足され、今の日本、時代を牽引する各業種の有名企業がチームオーナー、スポンサーになっているようです!

上記の背景をきっかけとして、お父さん・お母さんが、ダンスに興味をもち、インターネットや動画を見たり、チラシを見て調べて、我が子に、「うちの子にも、ダンスさせてみようかな。家にずっといるよりはいいだろうし、コミュニケーションの勉強になるかも。何よりも体を動かすから健康的だし、学校の授業にもあるから役に立つ。子供の成長には大切なことかも。そして、これから先、ダンスの市民権が更に高まるかも。ていうか、日本の子供たちって凄いんやね」などと思い、情報を入手し始めます。
ダンススクールに通わせるか、市民体育館などで個人がやっている市民講座などに参加させるか、動画を見てやらせてみるのはどうか。などのようにいくつかの選択肢が出てきます。

その中で、いくつかダンススクールのホームページを見て、「月謝ってこのぐらいなのか」「教えてる先生はどんな人で、どんなバックボーンがあるのかな」なんてことを調べたりして、「このぐらいの金額なら、問題ないな。礼儀・挨拶を大事にされているんだ。世界大会での優勝経験がある先生もいるやん!体験レッスンも無料で3回参加できるやん、お得!ちょっと、子供にダンスレッスンに行ってみないか話してみよう!」と思い、諸々の情報を子供に伝えます。
子供もやってみたいと乗り気になって、まずは、体験レッスンに一緒に行くことにしました。

そして、実際に、ダンススクールに行き、スクールについての説明を聞き、実際に、体験レッスンにも参加し、「スタッフのみなさんが凄く親切で優しい。挨拶を大事にされてるし、礼儀なども教えてくれそう。ここなら安心して子供を行かせられるな!」
「ちょっと待てよ、仕事(家事)の都合も問題なさそうだし、ダンスって奥が深くて面白そう、汗が流せて気持ちいいし、最近太ってきたし、体調管理するのにもいいやん!俺(私)も子供と一緒に参加しようかな!」
今回は、なんと親子でダンススクールに通うことになりました!

実はこれ、お父さん・お母さんが、子供に対して行った、UX体験ですよね。ユーザー(子供)の体験することを設計しようとする試み。
(今回は、親子で通うことになりましたが!)
背景をきっかけとし、それを理解した上で意図した着地点へ向かう為に、ユーザー(子供)の体験することを設計したUXデザインをお父さん・お母さんが試みたようです。

ここに至るまでに、おそらく、お父さん・お母さんが我が子に対してのUX体験の計画に基づいた、緻密な作戦があり、設計があって、接点(子供とダンスの)を作り出すために、様々なアプローチがあったのかなと思います。
ダンスについて、わかりやすく情報を伝えたとか、体験レッスンなどのダンススクールのお得なサービスを活用したとか。
他にも、何気ない会話の中に、ダンスの話題を入れてみるとか、色々あったんではないかと思います。

また、適度に体を動かして汗をかくと気持ち良く、清々しい気持ちになる。と言うように、人間の意識の中には、無意識でもあると思いますが、このような感覚があると思います。ほとんどの人が。
そんな、人間の本質の部分にも、ちょこちょこと刺激して、アプローチすることもUXデザインにとって、1つの有効な方法になるのかなと思いました。

製品やサービスに対して直接的なユーザー(利用者)を対象とし、全てのユーザーが体験するもの。つまりこれがUX。
そして、これを理解した上で意図した着地点へ向かう為に、ユーザーの体験することを設計しようとする試み、体験価値を向上させることがUXデザインのようですね。
根底には、UXを手段として、有益なことを生み出していくことが1つの大きな目的であり、コト・モノを創出することを着地点として考えていくことが大切なのかなと思います。

ユーザーの体験することを設計し、コントロールしようとする試みがUXデザインなら、そのためには、やはり、センス(知識)と経験は必要不可欠ですね!
「センスとは、集積した知識をもとに(数値化できない事象に対して)最適化する能力である」ということ、つまりは、数値で測るのが難しく、単純に数値化できないコト・モノを、集積した知識を用いて、良し悪しを判断し、最適化する。全てが、つながってますね!

Brand Experience(ブランドエクスペリエンス)とは

このワードを初めて聞いた時、「え?BX(ブランドエクスペリエンス)って何?」と思いました。
ズバリ言うと、「ブランド価値を設計・創造する」ことがBX(ブランドエクスペリエンス)のようです。
自分達らしいやり方で、社員スタッフや企業、業界、地域、国、そして地球も含めて社会や環境までも対象にしたブランド価値を創造し、ユーザーがブランド(サービスや商品)に触れる接点を設計し、作り出すこと。
そして、ブランドのイメージの確立へつなげていくことのようです。
(地球って言うワード、一気に、範囲が大きくなりました!)

BXとUXの違いは何?と言う疑問が湧いてきました!
が、今回は、UXについて、長くなってしまったので、BXについては、次回、本格的にしっかり書いてみようと思います!
では、また、次回!(うーん、難しい!)


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