日本人はマヨネーズ.思ったよりかけ離れた未来にならない?高すぎる粘度を流動させるには?

流体力学が専門のものの根っこです。

 

今年も半分をターンしますが
いかがお過ごしでしょうか? 

 

街中の動きも息を吹き返そうと 

試行錯誤の中から新形態を形成し、
 
 
一方で、

山の川の流れ、景色が人本来の

癒しだと感じられる季節感とも言えます。

 

僕自身は、変わらない青空を眺めては 

過去に読んだホモデウスを読み返して 

コロナ前とは違う解釈や思考に至り、 

 

同じ本でも時間が過ぎれば

 

捉え方が変わってる?

 

成長した? 

 

いやどうなんだ? 

 

と、新しい自分の切り口を模索して

実践と学びを繰り返している毎日です。

 

 

そんな中でも間違いなく 

訪れている個人の在り方が

 

より濃く結果となって現れる時代感。

 

トライした数とそれだけの 

体験談を持ってる人、

 

トライする人が多いコミュニティと

その分の体験談をシェアできる環境にいる人。 

 

100のGoogle検索数だけではなく、 

1の経験を軸に持論を展開できる人。

 

そんな個人やコミュニティが 

強くなるんじゃないかな? 

 

と考えたりもします。 

 

 

あなたはこの時代感をどう考えますか? 

 

と言うところからの本題です。 

 

 

僕自身は、このコロナの時代であっても 

日本人は良い意味でも悪い意味でも 

マヨネーズっぽいなと感じています。 

 

ん?いきなりなんだ!

 

マヨネーズって。

 

はい。 

 

マヨネーズです。

  

粘度が高めのマヨネーズ! 


どういうことかというと、 
 
マヨネーズは流体の仲間で、 
 
流体の特性(物性)を決める、 
 
粘度(粘土じゃないよ!)が高い。 
 

粘り気があってとろーりしてます。

 
マヨネーズは液体に分類されますが、 
 
 
代表格の水よりもはるかに(2万倍位)
 
粘度が高い。 
 
 
数字のイメージはつきにくいですが、 
 
 
全てはあなたが体験してる通り! 
 
 
それがどうなんだって話ですが、 
 
 
流体力学の観点では、 
 

・乱れにくい!(層流)

・移流(慣性力、加速度)が弱い

 
大きくはこの2つの性質があって、
 
 
良くも悪くも今の日本人の性質に 
 
似てるな〜というのを感じます。 
 
 
(まだよくわからん!)
 
 
一つ目の乱れない(層流、そうりゅう)
というのは、  
 
ゆっくりした流れで
反逆者もおらず周囲と手を繋いで
流れを形成する。 
 
 

イメージはゆっくりとした川の流れ

 
これは、良い言い方をすると調和、
悪い言い方をすると周りを
気にして影響を受ける
粘性、粘り気が高い状況で

 
 
集団行動が得意な日本人の
性質をよく表しています。 
 
 
悪い点としては、 
 

突然の流れの変化の対応に弱い…

 
まさに今のようなコロナ禍でも
元の状態に戻ろうとする性質がある。 
 
 
粘り強くいい面もあるのですが、
例えば、テクノロジーの競争には致命的。 
 
 
自動運転する自動車の実装テスト
にしてもなかなか公道が走れない。 
 
 
医薬品の承認がこんなに手間暇かかることを
思い知ったのは記憶に新しい。
 
 
こう言うマヨネーズな状態では
良い技術、良いサービス、良い取り組みが
阻害されてしまう。 
 
 
二つ目の移流(慣性、加速度)が弱いのも
このマヨネーズが影響していて、 
 
 
移流っていうのうは、一言で言うと、 
 

勢い!

 
水の中で泳ぐのと、
マヨネーズの中で泳ぐのと
どっちが辛いか?前に進まないか?
(ある意味別の辛さが…)
 
 
想像できるように、
 
 
同じ筋力で足をばたつかせても
マヨネーズの中じゃ勢いが生まれにくい。
 
 
加速度を付けにくい
環境にいると言えます。
 
 
もっと言うと運動エネルギーを
得にくい環境下にいると言えます。
 
 

(なんだかやだなー)


じゃあどうやってこれを
克服すれば良いか?
 
 
マヨネーズからケチャップ位?
 
 
もしくは水。
 
 
ある程度の筋力を持った 
 
 
ホモサピエンス
(#完全に最近読んだ本に影響されている)
であるなら、
 
 
水の中であれば勢いを発揮できることは
分かっている。 
 
 
この粘度は集団でいる時に
発揮してしまう特性
(流体では連続体と言うよ!)
なので、
 
 
そこから脱却したければ

集団でいることを止める


もしくは集団を変える

つまりは個人能力を上げてフットワークを
軽くする。
 
 
もしくは、別のコミュニティや
海外の動きが大きくて早く環境に飛び込む。 
 
 
もしあなたが今の状態を好んでなければ、 
 

片足でも良いのでやってみると
自分がいる環境の粘度が変わり
ダイナミックに今の状況を
変えられるかもしれない。
 
 
僕の場合は、(今は簡単じゃないけど)
海外旅行で時間の流れのスピード感を
変えに行ったり、
 
 
コミュニティにいくつか属することで
変速的な時間や情報の流れを
出し入れしている。
 
 
脳が思考停止にならないようにするには、
恐らく常に可変の状況を作ることに
あると思うので、
 
 
これは流体力学で言う
 

 

「流れを止めない」

「止めるとマヨネーズに埋もれる」

と言うのに似ている。 
 
 
あなたは今どんな環境にいるでしょうか?
 
 
あまり良い状態でなければ、
 

とにかく流動させる。

これに尽きます。

 
と言うことで間もなく7月。
ターンの月です。 
 
 
エネルギーを上げていきましょう!
 
僕の運営しているfluidusは、
法人・個人様向けに流体を用いた
流れの思考や研究思考のアプローチ
をお届けしています。
 
今のところサービスは
限定して行っていますので
興味がある方は是非ご連絡ください。

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