猿田伸幸/ Nobuyuki Saruta 

【SARU】ブランドのレストラン、日本発フレンチクルーラー専門店【FRECKLE donuts】 ”地域の価値を上げる店作り”をミッションにした Root.ltd ”松本の魅力にエンターテイメントを” RYOZO VISION.Inc を経営する猿田伸幸です。

猿田伸幸/ Nobuyuki Saruta 

【SARU】ブランドのレストラン、日本発フレンチクルーラー専門店【FRECKLE donuts】 ”地域の価値を上げる店作り”をミッションにした Root.ltd ”松本の魅力にエンターテイメントを” RYOZO VISION.Inc を経営する猿田伸幸です。

最近の記事

新会社設立のお知らせ②

会社のロゴは、FRECKLE donutsと同じく、terminal.Incさんに作成していただきました。 私たちの想いや希望を丁寧に汲んで下さり、且つ松本の歴史、特にお城ついて熱心に掘り下げていただき素晴らしいロゴができました。 ロゴデザインのコンセプトは、 『五層六階は外観は五階建に見えるものの、実際には六階建という日本最古の天守を持つ国宝松本城の隠された特徴である。 五層六階の松本城の特徴を表現する為、5本と6本の線を使いロゴマークを構成。 その中でも3階部分の「

    • 新会社設立のお知らせ①

      この度、私、猿田伸幸は、長野県松本市にてRYOZO VISION 株式会社を設立し代表取締役に就任いたしました。 松本は私が高校時代を過ごした街。 東京に出てきてからは田舎には盆と小学に帰ることしかなかったんですが、 たまたま7年ほど前に、親族の結婚式で11月に松本城に寄った際に、世界中から観光客の方々が来てらっしゃるのを見て驚きました。 私の学生時代は、せいぜい駅で登山に来ている方を見かけることがあるくらいでしたが、欧米、アジア、様々なところからお城目当てに来ていらっしゃっ

      • 高知食材研修

        先日高知県地産外商公社様のコーディネートで社員たちと共に高知へ行って来ました! 私に取り初高知。美味しいものたくさん!! という事で今回は、柑橘、野菜、魚介、塩を見に行かせていただきました。 (参加者:タレーリン渡部シェフ、上原SARU幸田料理長、学大新井) 結論、うますぎ。 まず柑橘を見に高知市春野町の「みかん家にしごみ」さんへ 元々石灰を採掘していた山の傾斜、水捌けの良い高地にずらりと植る柑橘の木。 いろいろな品種がありましたが、とにかく印象的なのは甘さに加えキレの

        • FRECKLE donuts openまでの裏話 〜コロナを経て〜

          【はじめに】 7月18日にSARU groupとしては初のテイクアウト専門店、 FRECKLE donutsを代々木公園に程近い、渋谷区富ヶ谷にオープンいたしました。 今までビストロなどレストランを運営して来た私達がなぜドーナツ屋さんにチャレンジするのか。 ⁡一見すると華やかなオープニングですが、裏では様々な経緯があり今回の挑戦があります。 今回は私、代表の猿田がいつも私たちを応援してくださる皆さまに、いつもとは少し違う経営者目線での話になりますが、その背景、私たちのことをお

          千葉を喰らえ!!大学内レストランへの挑戦

          私は実に千葉に縁が深い。 父の転勤で年長から小4迄を千葉市で過ごした。 当時の記憶ははっきりとあり、自然豊かだが大企業の集合住宅が立ち並ぶ街で、毎日友達と日が暮れるまで遊び、帰ったら勉強をして夕食を食べて藤子不二雄のアニメを観てという日々を楽しく送っており、千葉に対する郷愁の様な想いは少年から青年になる迄ずっと持っていた。 それもあり大学進学の際は千葉大学を選んだが見事に失敗、、、、翌年は東京への憧れが強くなり都内の大学へ進んだ。 SARUを開業して数年後、大学時代の友人か

          千葉を喰らえ!!大学内レストランへの挑戦

          憧れの自由が丘で生まれた私の誇り

          私にとって自由が丘は特別な街だ。 大学進学が決まり、東京に行くまで、ウキウキが止まらず読んでいた確か「るるぶ」の自由が丘のページ。 写真を通して目に刺さる、自分の田舎にはない、まるで欧州の洗練された街並みに魅了された。 当時住んでいたアパートが自由が丘からほど近く、上京して真っ先に自由が丘に行った。 特に目的がある訳でなくお金も無いから、いろいろなおしゃれなお店に入っては出てを繰り返す。 あ〜東京に来たんだなと実感した日を今でもはっきり覚えている。 始めて飲食業に触れたのも

          憧れの自由が丘で生まれた私の誇り

          COZARU

          弊社には自慢の食の職人が多数在籍している。 その中でも尾山台COZARUの店主・シェフであり、そしてお店のロゴの人物、メガネとお髭がトレードマークの村山裕亮の存在はとても大きい。 新潟県十日町出身で学生時代にはクロスカントリーの選手だった村山シェフは、エコール辻出身でホテル勤務、その後「野菜の伝道師」と呼ばれ私がグローバルダイニング時代に大変お世話になった渡邊明シェフの元、AWキッチンで料理長として実力をつけてきた。 弊社入社後、SARU学芸大学の料理長として、現在COZ

          11年間ありがとうございました

          昨日2023.7/31をもちましてSARU白金の営業は終了させて頂きました。 2012年9月25日の開店依頼、本当に多くの皆様のご愛顧を賜り改めて心より感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。 長文且つかなり内向きの文章になりますが、ご一読頂けましたら幸いです。 2012年開業の際、白金の皆様のセカンドキッチンとなろう!を旗印に、創業メンバーである村松料理長の野菜を引き出す力、生産者様を大事にする心、山木さんのチームバランスを取る力、お客様への丁寧なフォロー、現

          11年間ありがとうございました

          白金店閉店のお知らせ

          突然ですが7/31を持って創業店である白金店を閉店する事にしました。 私個人にとって当然ながら大変思い入れの強いお店であり、苦渋の決断となりました。 独立前より開業メンバーが重ねた努力が集約し白金店が誕生し、その後様々な出会いがありその跡を引き継いだ人達の努力があり今の弊社があります。 私達も12年前皆若く、シャカリキにやってきました。 燻製料理を編み出した時の喜び、初めてお店にお客さまがいらした時の喜び、多くの方にお越し頂けた興奮、夜中まで仲間と仕込みをし続けた事、一品の

          白金店閉店のお知らせ

          ターニングポイント

          今、時代の大きな転換点を迎えていると感じています。 私の青春時代以降長く続き、30年にも渡り克服出来なかったデフレが、結果的にコロナ、ウクライナ戦争という「外圧」により、物価高、人材不足、金融緩和も含む円安のトリプルパンチで終焉、 遂に本格的なインフレへと向かっています。 私達飲食業において、インフレは材料費高、水道光熱費高をはじめ、ありとあらゆるコスト増に結びつきます。 また、コロナ前から感じていた働き手不足は、コロナが決定的な打撃となり、恐らく多くの方の他業種への移行

          ターニングポイント

          君だけのオリジナリティ、見つけてみないか?

          弊社の求人キャッチコピーであるこちらについて、説明したいと思います。 その前に、ちょっと哲学的な事を書きますが、幸せな人生ってどんな人生でしょうか。 金銭的に恵まれてても不幸だと感じている人、 世間的に見て恵まれていないと見えても本人は充実していると感じた人生を送っている人、 その差は何でしょうか? 私は自分で自身を肯定でき、誰かや社会の為に役に立つことが出来る人生が、金銭面の豊かさ以上に人が幸せだと感じる根源ではないかと思っています。 私は根本的に人は誰でも1つは恵

          君だけのオリジナリティ、見つけてみないか?

          4 leaves

          最近、若い社員と時間を共にする事が多く、 彼らと仕事をしていて、何十年もずーっと忘れていた、自分が仕事を始めたルーツ、荒削りでもがいた日々を思い出した。 もう25年も経った。 どのように生きたらいいか分からない大学生。 その前、部活に捧げた高校時代。 3年の夏に部活が終わってもぬけの殻になった自分。何となく受けた受験は当然失敗。 しかし、期待をかけてくれた恩師の言葉がキッカケに、無我夢中で期待に応える為の浪人時代を過ごし掴んだ大学への切符。 そこで待っていたのは早々の挫

          未来予想図

          秋は深まり2022年も終わりが近づいて来ました。 2019年から始まったコロナ騒動も3年になり私達の生活に大きな変化を齎せて来ました。 歴史を振り返ると1945年終戦から高度成長、家電や自動車に代表される輸出産業、ゲームやアニメといった娯楽コンテンツ産業は世界を席巻し、私が小・中学生であった80年代後半にはジャパンアズNO1というタイトルの本が本屋に広く並べられていた記憶があり日本経済の絶頂の空気感が私の肌感覚としても残っています。 90年台のトレンディードラマの世界は淡い

          10周年

          9/25にSARU白金は10周年を無事に迎えました。 支えて下さっているお客様をはじめ、各関係業者様、生産者の皆様、いつもありがとうございます。 また今までSARU、そして株式会社Rootの歴代のスタッフたち。 皆さん一人一人の努力、尽力、実力がなければ今のRootの形を作って来ることが出来なかった。改めて感謝申し上げたい。 10年前には想像出来なかった「現在」の事。その一番は「Root」という会社の現在のチームの姿。 開業はたった4人で始めた。その後多くの仲間に出会って巣

          Rootが運営する店舗〜Lodge Bistro SARU〜

          Fresh Seafood Bistro SARUが何とか軌道に乗った2014年の半ばくらいから、おかげさまで勤務希望者が増えたこともあり、海の次は山!ということで、次のお店の出店構想を練り始めました。 メインで使う食材、特に今回のお店のメイン料理はグリルステーキと考えており、特にお肉を探し求め、日本各地を見て周りました。 その中で、私の故郷である安曇野で放牧養豚をされている藤原さんの事をテレビの「キッチンが走る」を見て知り早速コンタクトを取ると、「おいでおいで〜〜!!」

          Rootが運営する店舗〜Lodge Bistro SARU〜

          Root が運営する店舗〜Fresh Seafood Bistro SARU 代々木上原〜

          Bistro SARUの2号店として、2013年10月代々木上原に、Fresh Seafood Bistro SARUを開店しました。 元々、代々木上原界隈の土地勘は無かったのですが、独立前に物件探しをしてる中で訪れた際、この街はうちのお店を快く受け入れてくださる街ではないか??と直感的に感じており、白金開店後もちょいちょい隙間時間を見つけては街を見に来ていました。 その中で寄った不動産屋さんから、「少し小さいけどちょうど一つありますよ!」と教えて頂いたのが現在のお店の物

          Root が運営する店舗〜Fresh Seafood Bistro SARU 代々木上原〜