人生終わった…後の奇跡 想像すらできなかった風景 毎日応援 138
「こんなこと起こるはずがない」と思っていても、そんな事が起こったりする^ ^まさか、自分にこんな事が、という、「いい事」。
よく、昔やんちゃしたり、引きこもっていたり、自分は死んだ方がマシだと本気で思っていた人が、まさか、と言うような面白い人生を送るようになったりする^ ^
かくいうわたしも、それ。
ここで、毎日応援を書くのは、
ほんとにあり得ないような、
想像もできなかった風景を見ることができる、
そんな日も必ず来る、
それを体験してるから、それを伝えたくて^ ^
だから、子どもたちに、自分を責めたり無力感で命を絶たないでほしいと思うから。
もしかしたら、過去の自分に伝えたかったことかもしれない。
そんな事で怒られる必要なかったことで怒られたり、
罪悪感を持たされたり、
自分を恥ずかしい存在だと思わされたり、
また、自分でも自分を追い込まなくてもいいような事だったのに、追い込んだり、
そんな事の多いこと!
歳とれば、わかるんだけど、その時は若いし純粋だし、自分が悪いからだと思ってしまう。
思わなくていい(ToT)
でも、泣いた分だけ、
気づかなくて転んで、傷ついた分だけ、
死ぬほど苦しんだ分だけ、
必ず、いいことある^ ^
それは、でもその時は絶対わからない(^◇^;)
でも、いつか、この苦しみが喜びに変わる日がある、
それだけは、頭の隅に、心の隅に、置いといてほしい^ ^
そして、突然ご褒美みたいなものも人生に届く事があるから。
自分の場合は、未熟ゆえの、もろもろだったんだけど、
ついに、自分にもこんな日が、、、というところに来た時、ご褒美は「起こった」。
もう随分歳もとって、生きてる事が奇跡、という日々を過ごせるようになった頃。
ご褒美の前に、まずやらかしました。。。
はい、よくやります(−_−;)
ルンルンで、遠い遠い田舎から夜行バスを取り、ホテルを取り、自分が招待されたと思って、あるイベントに向かう事に。
そして、いよいよ、という前日に、わたしは勘違いしていて、招待されてなかったことが判明(T ^ T)
まあ、でも、昔なら、
「やっぱりわたしは、最後はこうなるんだよね」と、諦めて自分にも期待しなくなってたと思うけど、
もう、生きてる事が奇跡、ありがたい、となった頃だったから、
落ち込んだけど、「まあ、これも何か意味があるんやろ、まあ、ノープランで行ってみるか」と、
出発した^ ^
そこからが、奇跡の連続。
朝一、めっちゃ早く夜行バスは目的地に着き、
さて。
子どもの時生まれた後に引っ越して七五三をしていた氏神様の神社へ行こうと、思った。
でも、クリスタルボウル(自分の演奏する水晶の楽器)のショールームへも行きたい。
さて、どうしようかと悩んでいたら、突然隣を歩いていた二人組のサラリーマンが大きな声を出した。
「これから、埼玉へ行くんですよね!埼玉なんです!出張で!」
声デカくね?!
という大きさで。今まで黙って歩いてたのに…。
で、気が付いた。
あ、先に埼玉の神社へ行けばいいのか、って。
氏神様の神社は埼玉だった^ ^
で、無事お詣りして、クリスタルボウルのショールームへ。
ところが、どこがどこやら、全く土地勘もなくてわからなくて、地下鉄もわけわからず、
駅員さんに聞いて、なんとか目的地へ。
ところが、教えられた場所へ歩くも、
行けども行けども、それらしき場所はなく。。。
繁華街のビルが目的地なのに、どんどん住宅街に。そして、その住宅地すら無くなってきた。
都会のど真ん中で、家がなくなる場所って!?
携帯のナビもしてるのに、家もない場所へ、、、。
するとなんと辿り着いたのは、霊園(^◇^;)
お墓、お墓、お墓(^◇^;)
焦ったけど、その墓地の看板を見て、立ち尽くした。
なんと、その霊園墓地は、かつてわたしの歌の恩師が生前、
「もし、自分が死んだら青山霊園墓地に入るから、いつかお参りにきてほしい。
あそこは、有名人ばかりいるからねえ。」と、
そこへの仲間入りをとても誇らしそうに話していたお墓だった。
なんとその墓地だった!
その先生は、わたしが高校生だった頃、ほんとにいろいろしんどい事があって、今思えばよく頑張ったね、という頃の自分を救ってくれたおじいちゃん先生だった。
ただただ、先生は話を聞いてくれて、
初めて人に自分に起こっている話をして、3時間ほど泣いたような記憶がぼんやりある。
それからは、歌のレッスンをしながら、先生がコーヒーを淹れてくれ、美味しい卵焼きを焼いてくれて、半分こして食べて、
一緒に電車通りまで歩いて帰る、というのを繰り返した。
おじいちゃん先生は、道端でも朗々と、テノールバリバリで、めっちゃデカい美声で歌を歌い出すから、いっつも二人で大笑いしていた。
そんな先生と、大人になって、その後ケンカ別れすることに。
わたしのことを心配してくれてのことだったのに、ほんとに申し訳ないことだった。。。
それがわからなかった。
その後は、なんとなくギクシャクしながらも、また会う事はあったけど、そんな中、先生は亡くなった。
そして、いつか先生のいるお墓にお参りに行かせてもらいたいと思っていた。
家族はほぼ居なくて、お墓の位置を教えてもらえる人はもう居なかったけど。
なんと、その霊園墓地に迷って辿り着いた。
涙がなんか溢れて仕方なくて、しばらく霊園墓地で、先生に向けて手を合わせた。
変な先生だったから、入院した時も、お酒禁止だからって、こっそりぶどうを発酵させてお酒を作って飲んでいたり、
熱々の焼き魚が病院では食べられないとか言って、病室でさんまを焼いて食べて、煙出して怒られて、病院出されたり、
ほんとに面白い人だった^ ^
絵もそれは上手くて、わたしに、若くて綺麗なうちにヌード描いて残しといたらいいから、描くとか言って、
ありえん!!とわたしがブチキレ、先生のことろへ行かなくなったり、
いいと思ったことをそのまま表現しちゃう人だった(⌒-⌒; )
お菓子をいつも買ってくれて、一緒に半分こして食べた。
そんな、先生の眠る場所だった。
そこから泣きながら、クリスタルボウルのショールームへ向かった。
ナビのとおりに歩いていくとやっと、繁華街らしい場所になってきたその時、泣きながらもふと、目の端に見覚えのあるものが映った。
あれ?!
あれは、学生の頃から大好きな、
(わたしはこういうものが多い(^◇^;))
わたしもずっと大切に持っている、
トリシア・ギルドさんの本では???
ふと、憧れの人の本が目に止まり立ち止まって見ると、なんとトリシア・ギルドさんのショップが!!!
ドリシア・ギルドさんは、世界で活躍するファブリックデザイナーで、「色の魔術師」と呼ばれ、鮮やかで美しい布のデザインから、ソファー生地、カーテン生地、壁紙など作っている人。
いや、神(≧∀≦)
(デザイナーズギルドより)
(「トリシア・ギルドのインテリア
色の魔法に魅せられて」より)
全てデザインも、その布も元から作ってしまい、
それで作ったソファーやカーテンや壁紙を、いろんな建物や部屋ごと飾り付け、コーディネートした本を沢山出している。
まあ、音楽の世界でいうと、音楽の神様「マイケル・ジャクソン」みたいな感じ。
世界の、布、ファブリックの世界の神。
そういう人^ ^
その憧れの人のショップがあって、すっかり涙も引っ込み、さてショールームに入ろうとしたら閉店の紙が、、、。
ありゃ、それは残念だけど仕方ない、と、よく貼り紙を見てみると、
今2時間ほど閉店しますが、その後トリシア・ギルドさんをお迎えして、オープンしますので、
誰でもレセプションパーティーに参加していただけます、と書いてあった。
。。。
えーーーーーーーー❗️❗️
本人が来るし、誰でもおいでくださいとのこと。。。
❗️❓
それから、クリスタルボウルのショールームがすぐ近くだったので行き、トリシア・ギルドさんのショールームへ戻り、ご本人を待つことに。
バイヤーさん曰く、ビッグサイトで講演会をしてこちらに向かってるが、バイヤーの自分達でさえ初めて会えるし、14、5年日本には来てないので道を間違えて偶然トリシア・ギルドさんに会えるなんて事、ほんとにあるんですね、って。
そして、このショップも今日、来日するトリシアさんのためだけに開いたショールームなので、今日で閉めるって。
わたしもビックリしたよね(^◇^;)
そして、なんとそこへ。
トリシアさんの布を使ったウェディングドレスのお披露目と、レセプションパーティーのミニ演奏会を用意してあるからと、桜の素敵なドレスを着た女の人とスーツの男性が来て、ソプラノ&ヴァイオリンコンサートが。
その演奏が始まって涙が出てきた。
なんと、そこで演奏された曲はどれも、あの声楽のおじいちゃん先生と高校生の時、一番歌った曲だった!二人でコンクールに出るためにずっと練習した最初の曲!
なんと珍しい、当時出た楽譜も同じ。
とにかく二人で勉強して歌った曲ばかりを、ソプラノとヴァイオリンで演奏してくれた。。。
先生からのプレゼントのような気がして泣いた。
でも、もし、あの時、
自分がイベントに招待されていないことを知った時、
落ち込んで、旅をキャンセルしていたら?
絶対見ることのなかった風景だ。
しかしよく、のんきにネガティブにも考えずに、ここまで来たよね(^◇^;)
よくやったよね、自分(^◇^;)
いや、先生なのかな。。。?(^◇^;)
そして、その演奏中に渋滞で少し遅れたトリシアさんが。。。
いやー、一冊、6〜7000円とか、4000円位する洋書を頑張って買い、癒されたい時は本を開いてじっと見て、癒されてきたトリシアさんの本。
そのご本人が目の前に。。。
残念なことに、もうわたしは次の夜行で帰らなくてはならなくて、あと少しでそこをでなければならなかったけど、
ご本人を目の前で見られて、お話も聞けて写真も一緒に撮ってもらえたから、食事とかのパーティーは参加できなくても、かまわなかった。
こんなことって、想像できるか、と聞かれたら、
自分では想像すらできない、と断言できる(^◇^;)
事実は小説より奇なり。
いやー、こんなことって起こるんだね。
そう、起こるんです。
これを、伝えたかった。
実はこの他にも、別の寄ってみたかったところへ寄った時、あり得ないご縁と、会えてしまった人たちも居た。
長くなるので端折るんだけど、これも会おうと思って会える方ではなくて、これまた写真まで撮らせてもらったり、お話できたり、した。
だから、奇跡の連続だったし、
こちらのご縁は、歌の先生とは全く関係ないので、ここには書かなかったけど、
まあ、信じられないことが起こったことだけは事実だった^ ^
この事は、この後の数年の間に、わたしの人生にジャブのように効いてきた。
わたしにさえ、こんなことがほんとに起こるんだ。
昔なら、「やっぱりわたしは最後にはこうなるよね、、、」と、ネガティブな事を思ったし、実際、現実が全て残念な結果だった。
人生、もう生きてられない、そこから、こんな風景を見られる日が来るなんて。
だから、絶対、今の苦しみ、悲しみだけがずっと続くとは思わないでほしいし、
思いもかけないうれしいことは、ほんとに起こることだけは、伝えたかった。
これが、後々、少しずつ、
自分を、
人生の喜びを
信じられるようになった大きなきっかけになった。
だって、引き寄せとかじゃないもんね😮
トリシアさんの本や布を愛していたけど、
トリシアさんに会いたい!会わせて!とか、思ったことはないから😮
願ってないのに、全てが連動して、道を間違えたらファブリックの神に逢えた、みたいなことだもんね。
神社からの、ご縁で人と会え、からの、
おじいちゃん先生のお墓から、トリシアさんまでの込み込みセット。
これを奇跡というのかなとも思ったし、
だからこそ、奇跡とは皆に起こる事なんだと思った。
昔は、わたしが一番そんなこと信じられない人だったから。
長くなってしまったけど、みんなに起こる奇跡だと、信じられるようになったから、書いた。
今はほんとにそう、思う。
どこかに、もしかしたら、いつか、
そんな、うれしい見たことのない風景を見られるかもしれないという心のスペースを、開けておくと、忘れた頃にふっと、奇跡は転がり込んでくる。
皆さまにも、待機している喜びの奇跡が届きますように。
いつもありがとうございます。
今日も健やかな安心の時間が流れていますように。
戸張碧月
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