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棚ぼた?キャンセル続出のUFCシアトル大会に元Bellatorトップ選手が緊急参戦!

◾️ファイトウィークでまたしてもキャンセル発生。白羽の矢が立ったのは意外な大物

試合のキャンセルが発生する度に立て直を図り、何とか形になったUFCシアトル大会。

「さすがにもう無いでしょ」と思っていたら、ファイトウィークにもかかわらずビリー・ゴフ vs ニコライ・ヴェレテンニコフがしれっとキャンセルに笑

さすがのUFCもこれにはお手上げで、試合数が減ることも止む無し思っていたら、まさかのサプライズが。

なんと元Bellatorファイターで、王座挑戦の実績もあるオースティン・ヴァンダーフォードが緊急オファーを受けてUFCと契約。超ショートノーティスでヴェレテンニコフと対戦することが決定。

◾️米国最大のフィーダーショーで結果を出しUFCへ

さてこのヴァンダーフォード、Bellatorで5勝2敗の実績を持つ実力者。タイトルマッチでは日本でもお馴染みのゲガール・ムサシに1R TKO負けして王座獲得はならなかったものの、強豪エドワーズ弟には終始グラウンドでコントロールしたうえで完勝している。

Bellatorを去った後は、約2年のブランクを経て昨年10月にLFAに参戦。階級をミドルからウェルターに落とした復帰第1戦は、ジャブでダウンを奪ってからのパウンドで電光石火の1R TKO勝利

UFCに最も近いとされるフィーダーショーのLFAでインパクトを残したことで、今回白羽の矢が立ったことは間違いない。

奇しくも、今回の対戦相手ヴェレテンニコフも緊急オファーによるUFC契約組で、初戦はダニー・バロウに僅差の判定負け。

当初のゴフ vs ヴェレテンニコフ戦は自分の注目試合には入っていなかったけど、ヴァンダーフォードに変更されたことで俄然興味が湧いてきた。

◾️緊急オファーでUFC契約外からチャンスを掴んだ3選手に注目

ヴァンダーフォードの参戦により、今回のシアトル大会はUFC契約外から緊急出場する選手がなんと3名に。

■ミドル級  
ヌルスルトン・ルジボエフ vs エリック・マッコニコ(🔰)

■ライトヘビー級  
アロンゾ・メニフィールド vs ジュリアス・ウォーカー(🔰)

■ウェルター級  
ニコライ・ヴェレテンニコフ vs オースティン・ヴァンダーフォード(🔰)

マッコニコ、ウォーカー、そしてヴァンダーフォードと、この新参者たちがUFCの猛者を相手にどのような結果を残してくれるのか、個人的にはすごく注目している。たとえ今回の緊急オファーが無くても、いずれは自力でUFC契約を掴んでいたであろう3人だから、今回番狂せを起こしても何ら不思議ではない。

いよいよ3日後に迫ったUFCシアトル大会、本当に楽しみだ。

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