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2021年の好きな曲10選

この記事を書くまでにかなり迷走してしまって、「通勤用鬱曲プレイリスト!」とか「私のアイドル楽曲対象2021!」などテーマを決めて書いては消してのI love you状態でした。

でもやっぱりシンプルに10曲選んで語りたい!ということで、
2021年にリリースされた曲の中でかなり再生した曲、または印象に残ってる曲を10曲リストアップしました。
順不同で10曲全て1位です。

綺麗な花には毒がある/Yami_Q_ray

先ほど順不同とは書きましたが、どうしても1位を選んでほしいと言われたらこの曲を挙げます。
アニメ「マクロスΔ」の最終回として昨年上映された「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!」の挿入歌としてリリースされた、戦術音楽ユニットワルキューレに対峙するヤミキューレ(Yami_Q_ray)が歌うユニット曲なのですが、オタク心をくすぐる最強ソングなんですよね……
コモリタミノルさんの不穏なイントロからの小悪魔感あふれるAメロと闇マキナ・闇レイナのコーラスが最高過ぎる。中毒性高すぎて100回は聴きました。

マクロスΔに登場するワルキューレは歌の力で銀河を救うことを目的としているのですが、対するヤミキューレはワルキューレの歌姫5人をイメージして作られた歌の力で銀河を滅ぼすことを目的としたバーチャロイドなので、ワルキューレの曲のもつ前向きさに反した狂気と闇を歌っています。
ヤミキューレは一見ワルキューレの面々とは真逆の性格のように見えて、似通った部分を持ち合わせているのが最高だなあと思います。この曲ではヤミキューレを通してワルキューレの5人が隠し持っている本音のようなものがあらわになっている気がします。

特に闇カナメさんが本当に本当によくて……
最年長のリーダーであり歌うことに対しての責任感や背負うものが大きいカナメさんに対して、「歌は歓喜」と叫ぶ闇カナメさんが普段無意識のうちに押し殺してきた感情を歌の中で爆発させているのがあまりにもセクシーなんです。
2番Aメロの「もっと上手に触って ぞっとするほど信じて きっと心の襞まで食べちゃうミュータント」のパートの破壊力えぐすぎて私の心が叫びたがっています。

ひかりのディスコ/CAPSULE

無知な私がCAPSULEを知ったきっかけの曲なので選びました。5分24秒間ず~っと好きな音で構成されてます。
特に好きなのはイントロの一音目の勢いと、サビの「ピカッとSparking lights~」からの展開。このままどこかに連れていかれそうな不思議で心地いい雰囲気がたまりません。

この曲きっかけに過去のアルバムを聴き漁った一年だったなあと思います。お気に入りのアルバムは「S.F. sound furniture」です。「ミルクティーの時間(inst)」からの「Ocean Blue Sky Orange」はCAPSULEの曲の中で一番好きかも。

The Sun, Moon and Stars/星見プロダクション

前から好きだった曲のクレジットを調べていたときに「えっこの曲も作曲:沖井礼二!?」って椅子からひっくり返ったことをきっかけに沖井さんの曲を漁っていて出会った曲です。めちゃくちゃ好き。
実はアイプラまだ観てないんですよね…ファンの方に怒られそうだけど好きすぎて選んでしまいました。

RYUTistの「青空シグナル」が大好きなのですが、アイドルのかわいらしくて透明感のあるボーカルと沖井サウンドの相性って本当に良いですよね。
この曲の他にも沖井さんの曲をたくさん聴いた一年でした。TWEEDEESの昨年出たアルバム「国境のエミーリャ」も好きです。
それにしても、IDOLY PRIDEの楽曲製作陣が豪華すぎてびっくりしました。今年中にアニメ履修します!

Loving you/YUKIKA

昨年1月に出会ってしまった、シティポップを歌う在韓日本人アイドルYUKIKAちゃんの楽曲からひとつ選曲しました。今年日本デビューもされていて、日本語楽曲もリリースされました。正直一曲だけを選ぶのが難しくて悩んでしまうくらい全曲最高なのでおすすめです。

K-POPの女性アイドルソングで好みの曲を探していた時にたまたま見つけた「SOUL LADY」はゴリゴリの80年代シティポップで、YoutubeにアップされているMVは約230万回も再生されている代表曲です。
今回選んだ曲もレトロなのに今っぽいサウンドで、日曜のお昼過ぎに聴きたくなるようなミディアムテンポの落ち着いたキュートな曲です。YUKIKAちゃんの素朴で大人っぽい歌声がシティポップの雰囲気にぴったりなんですよね。お人形さんみたいなお顔も本当にかわいくて憧れます。

水硝子/RYUTist

昨年出たアルバム「ファルセット」を聴いて一気に好きになった新潟県古町のアイドルグループの一曲です。私的アイドル楽曲大賞2021インディーズ部門第1位。

この曲の好きなところはどの時間帯に聴いてもわくわくするところです。
この曲の配信がスタートした日の深夜0時ちょうどに布団の中で聴いたときはキラキラした音の上に寝転がって揺られているような気持ちになったし、朝に聴くとイントロのじゃきじゃきとした音に朝日が差し込むような晴れやかさを感じました。君島大空さん天才すぎる。

とにかくずっと美しい音だけで構成されていて、RYUTistの4人の優しくてガラスのように透き通った声も音の中に溶け込んでいて本当に大好きな曲です。

あおぞらサイダー/市川雛菜

アイドルマスターシャイニーカラーズ初のソロ曲コレクションアルバムに収録された一曲です。

これまではユニットの一員としてのアイドルの姿が曲の中で表現されていたのが、ソロ曲を通してユニットの枠から出た一人のアイドルとしての彼女たちの一面を見ることができました。曲の雰囲気もそれぞれ違って、シャニマス楽曲の音楽性もさらに広がったな~と思います。

今回選んだノクチルの市川雛菜のソロ曲はソロコレクションの中で一番衝撃を受けた曲でした。「こう来たか~~~!!」って感じ。
雛菜のかわいくてふわふわしたおしゃれな雰囲気を感じさせるサウンドやウィスパーボイスの合いの手(わくわく♡みたいなやつ)の中に、雛菜のアイデンティティともいえるたのし~くしあわせ~♡な生き方の哲学が歌詞に詰め込まれていて感動しました。シャニマス天才。

私はこの曲を朝の通勤中に聴いていたのですが、「たのしくってしあわせなことキラキラあふれてる だからね毎日探してるの」というフレーズでバカ泣きしてしまったことがあります。今年は雛菜のようにしあわせに生きていきたいです。

RADIO LOVE HIGHWAY/Kizuna AI & Moe Shop

Vtuber界隈はかっこいい曲であふれていることを知ったので、Youtubeでいろいろと漁っている中で見つけた曲です。

月ノ美兎さんの「月の兎はヴァーチュアルな夢をみる」や星街すいせいさんの「Still Still Stellar」などトンデモ名曲アルバムもリリースされましたが、私はキズナアイさんとMoe ShopさんのEPもかなり印象に残りました。今回選んだ表題曲も最高なのですが、「Notice」のカバーも大好きでよく聴いています。キズナアイさんの声とダンスポップの相性がめちゃくちゃ良くて…。

3時12分/TAKU INOUE & 星街すいせい

もうこの曲本当に最高。イノタクと星街すいせいさんのコラボで最高じゃないはずがないんですが…。
イノタクにとってメジャーデビュー1曲目になるこの曲では、クラブへの想いがうたわれています。特に切実な想いを表現したサビの歌詞が大好きです。

今日も願ってる
こないでこないで次の朝よ
踊っていたいよ僕ら死ぬまで
同じ曲が好きってそれだけで肩を組んでさ

私はクラブイベントに行ったことは無いのですが、コロナ前はライブハウスやコンサートホールへ足を運んでいました。
ライブで音楽に合わせて踊っている時って、今この瞬間だけはここが世界の中心なんだなって本気で思えるくらいの幸せが爆音とともに押し寄せてくるような感覚があります。あの高まりは何にも代えがたくて、一人で参戦している寂しさも、興奮で開けっ放しだった口元の渇きも忘れてしまうほど満たされます。
そんな記憶の中の充実感と会社と自宅の往復だけで2年が経とうしている現実とのギャップに疲れていた時に、この曲を心の拠りどころにしていました。

朝になるのが不安で眠れなかったり、朝になってしまった絶望感で憂鬱になっていた私に深く寄り添って一緒に苦しんでくれた大切な曲です。

シークレットジュエル~魅惑の金剛石~

昨年10月、いつものようにツイッターを見ていたらTLに宮野弦士さんのツイートが。
"宮野さんミリシタのことつぶやいてんじゃん~♪へぇ~新曲出たんだ~"みたいなノリでリンクの動画に飛んだところ、もうめちゃくちゃにいい曲で驚きました。
”アイマスのファンク楽曲は珍しくないけどこの洗練されたサウンドをつくり出したのは誰…?”と思いながらコメント欄を見ていると「宮野弦士」の文字があり……「宮野さんがアイマスに楽曲提供!?!?!?」と一日中混乱していました。こんなに幸せなことってあるんですね。

昨年の宮野さんの提供曲も例にもれず最高で、森崎ウィンくんのアルバム「Flight」の収録曲や元モーニング娘。の超エース鞘師里保さんのソロデビュー曲など多岐にわたって活躍されていましたが、中でも「ラブライブ!」シリーズの唐 可可さんや、2020年だと「いないいないばあっ!」のワンワンなど、アニメキャラクターや子供番組への楽曲提供も印象的でした。
今後私の好きなアニメや二次元コンテンツへの楽曲提供があったら……と期待が膨らみます。シャニマスに宮野さんの曲来たらおかしくなっちゃうかもしれない。

Eat Sleep Dance(feat. Moe shop)/犬吠埼紫杏(CV:長谷川玲奈)

電音部は昨年から40週連続新曲リリースという頭のおかしい試みをしていて、供給が増える代わりに楽曲のクオリティが落ちるのかと心配していたのですが杞憂に終わりました。毎週のように豪華なコンポーザーのみなさんによる新しくてかっこいい曲が配信されてびびっています。

中でも今回選んだ曲は、昨年で2年目を迎えた電音部の一年間のテーマ曲のような立ち位置で、配信前から公式HPに流れているインストを何度も聴いては、どの部分にどんなフレーズが入るのかとわくわくしていました。
犬吠埼紫杏のボーカルが入ったEat Sleep Danceは事前にインストを聴いていたぶん新鮮で、初めて聴いたときの驚きもひとしおでした。
特に「Time- XYZ 4th dimention~」からの雰囲気がガラッと変わるパートが大好きです。
インストを聴きなれてからボーカルが入ったものを聴くという、私にとって珍しい経験をさせてもらったのもあって年間10曲に選びました。

〇 おわりに

長々と書いてしまいましたが、10曲を選ぶのでさえ難しくてかなり時間がかかってしまいました。
今回選ばせていただいた10曲はきっと今年も来年も聴き続けるだろうと思います。2022年もそんな曲に出会えますように。

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