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英語教師を目指している大学院2年生。 note 上の書き手としてのアイデンティティはま…

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英語教師を目指している大学院2年生。 note 上の書き手としてのアイデンティティはまだ不明。

最近の記事

留学経験から「コミュニケーション(能力)」を再考する

私はアメリカ合衆国のオレゴン州にある大学で半年間の交換留学をしていました。留学を終えてからもう1年半以上経ちますが,最近大学から留学経験者に対して異文化経験者体験記を書いてほしいとの依頼があり,そこで書いたものを若干修正を加えてこちらに転載。 期待されていた内容としては,留学先の大学紹介や生活,学習,留学準備,留学で学んだこと,留学を考えている人へのアドバイス etc. みたいですが,それについては留学帰国後すぐに書いていて大学ホームページでも読めるのでその URL を載せ

    • 読書会『民主主義の育てかた』第5章

      今週は,神代健彦 (編) (2021)『民主主義の育てかた:現代の理論としての戦後教育学』の第5章,「青年期教育論―「大人になること」をめぐる問い」(南出吉祥)を読みました。 これまで読んできた章はどれも,「こんな教育の理論があったのか」と,驚かされるものばかりです。そもそも本書が「戦後教育学の批判的継承と復権」を試みるものであり,現代の教育学のメインストリームでは決してない理論を取り上げているので私が知らないのは当然と言えば当然なのですが,公教育について考える上での新しい

      • 読書会 『民主主義の育てかた』第3章

        毎週火曜日にオンラインで集まって行っている読書会。今年の4月から始まり、気付けば2冊目に突入していました。今は、神代健彦 (編) (2021)『民主主義の育てかた:現代の理論としての戦後教育学』を読んでいます。すでに、序章、第1章、第2章、第3章と4回の読書会を終えていて、第3章というなんとも中途半端なところからとなってしまいましたが、読書会で議論したことや考えたことなどをまとめていきます。 前回は、第3章「「地域と教育」論—コミュニティ・スクールは誰のために」(三谷高史)

        • 英語教育合同ゼミ2021

          毎年恒例、3大学の英語教育専攻の合同ゼミに参加しました。昨年の合同ゼミの際に、「来年は信州に集まってみんなで蕎麦打ちをしましょう」と言って終わりましたが、残念ながら叶わず。昨年に引き続き今年もオンライン開催となりましたが、非常に充実した合同ゼミでした。私にとって4回目、そして最後の合同ゼミを振り返ります。 まずはアイスブレイク例年のごとく、まずは参加者のみんなが打ち解け合えるようにアイスブレイクから始まります。今年は、Kahoot! というWebサービスを活用して、参加者一

        留学経験から「コミュニケーション(能力)」を再考する

          教室内英語スピーキングテストの採点

          大阪大学マルチリンガル教育センター公開講座「英語教育オンラインセミナー」の第6弾,小泉利恵先生による「教室内英語スピーキングテストの適切な採点に向けたガイドライン」を聴きました。 今回の講演では,資格試験や入学試験で行われるスピーキングテストではなく,「教室内」で行われる英語スピーキングテスト,つまり学校の英語授業との関連で行われるスピーキングテストについて取り上げられました。 そして教室内英語スピーキングテストで問題となるのが,「測定(どのようにテストするか)」と「採点

          教室内英語スピーキングテストの採点

          よっこらせ

          「書こう書こう」「書きたい書きたい」と思いつつ重い腰がなかなか上がってきませんでしたが、ようやく立ち上がりました。 他人のブログなどを読むのは好きで、自分にもこんな風に文章が書けて、書くことを通して人のためになれたらいいな〜と思いつつも、こんなうまく書ける自信ないし、何を書くかの方向性も定まってないしやらそんなこんなでずっと読み専になっていました。 ところが最近、私がいつも記事を読んでいる方と話しているときに、その方も書き手としてのアイデンティティを模索しながら、悩みなが

          よっこらせ