ポストコロナの人間関係について感じている小さな変化について、質問をしてみたい
一連の投稿を拝見していて、いろいろ考えさせられました。
何となく感じていて、でも、共感を得られるものかどうか、全く自信がない内容ですが、勇気を出して、長い質問を書いてみます。こんなときに、答えを与えてほしいとねだってばかりいるのはよくないと思いました。
ここまでの規模のテレワークは皆初めてで、試行錯誤はありましたが、オンライン会議はこうすればうまくいく、バーチャルチームのマネジメントはこうだよ… というようなノウハウは、経験やいま出ている情報から、次第に身についていくのではないかと思います。
しかし、目先のことは、それで解決できても、中長期的に、それでは追いつかない変化がありそうだと感じます。小さいけれど、積み上がると見えてくるような、リアルとバーチャルの違いです。
バーチャルの人間関係は、仕事でも、プライベートでも、ふたつに分かれるように思えます。
リアルのときより近く感じられて、こちらもいろいろ伝えたい、受け取りたい、とがんばりたくなる関係がひとつです。もともと近しかった関係を確かめることもあれば、知らなかった人と、急に近づくこともありました。
もうひとつは、何かのオンラインコンテンツのようにしか感じない関係です。いいタイミング、程よい長さで、頭に入りやすい内容、見聞きして不快感がないことが相手の責任のように感じてしまう関係です。心理的距離遠めの方、出席者多数の内容薄めの会議等。申し訳ないですが、こちらも、リアルのように、目の前の相手にはきちんとした態度でと努めなくなり、音声画像を切って、コーヒーを入れたり、他のことをしながら対応しています。簡単にジャッジしてしまう、といいますか。すぐにチャンネルを変えられるテレビを見ているような感覚がしています。
リアルのように、偶然目に入るふるまいや雑談で補えないので、機会をうまくとらえたバーチャル向きのわかりやすさとか、バーチャル映え、とかがないと関係ができにくかったり、リーダーになりにくくなったりなりそうな気がしています。
YouTuberはいなくなる、と書かれていましたが、ある意味その逆のようなことはないでしょうか。
考えすぎでしょうか。
自分もコンテンツとして、スクリーンの小さなウィンドウの中で、どんどん他の人と比べられて評価されるんだなと、毎日、微妙な気持ちがしています。
次は、家族について、書いてみます。