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いつまでも健康でいられると思っていた自分に
健康診断を受けた。
小さい頃から少食で、それなりに風邪なんかも引いたり貧血で倒れたりしていたけど、基本的に健康。骨折れそう!なんてよく言われるけど、骨折もしたことがない。
2人に1人がガンで亡くなるこの日本で、どうせ病気になって死んじゃうんだろうな〜って思っていた私だったけど、どこかで自分には病気に縁はないという謎の思い込みがあった。
会社で受けさせてもらった健康診断の結果が自宅に郵送されてきた。どうせ何も異常なんてないよね、と鷹を括っていた私だったが、総合判定はF。
F???
いや、大学受験時代の模試の判定でも見たことないよ?と、目を疑った。予想を裏切られた。
ある検査で、要精密検査になってしまった。
これまで大きな病院にもかかったことがないから、こういうときどういう心の動きになるのが普通なんだろうかなどと思いを巡らす。
なかなか友達や家族にも言えず、つい昨日母親に報告をした。今週、精密検査に行ってくる、と。
報告までの数日、調べに調べた。健康診断で出た判定と今の自分の状態は何なのか。ここから何%の確率で、深刻な病に推移してしまうのか。
まさか自分がこんなに若いうちから、そんなことに頭を悩ませる時間を過ごすことになるなんて。まだどこかで信じている。自分はまだ病気にはならないと。
きっと精密検査の結果は、様子見。数ヶ月後にまた検査に来てくださいって言われるんじゃないかと思っている。
治療することになったら?将来設計が変わってしまうの?色々なことに思考を張り巡らせてネットの海を彷徨った。健康って、いつも側にあって自分の体と一心同体だと思っていた。だけどそんなものはただの幻想だったのかもしれないと思った。
次の一手は精密検査の結果が出てから。