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一月の事

いつも書く事ですが初心忘れるべからずで書きます。

一月は私が大阪から宮城にトランクひとつで
引っ越して来た日。

東口のスタバの近くで待ち合わせして
彼女が迎えに来てくれた。

初めて女性とお付き合いして

結婚という枠がない付き合いの場合は
何を目標にして同性同士は付き合っていくのか??
と大真面目に問いた私はどノンケだったと思う笑

それに対して彼女は

遠距離の私達は
一緒に暮らす事が目標と言った。

遡ると
7月、距離が縮まり
9月、ちゃんと会ってお付き合いをする事を決めて
年明けて1月、私達は一緒に暮らす事になった。

初めて会ってから5ヶ月。

こんなに早く色んな事が進むとは思わなかった。

これから暮らす土地に着いた時
大阪とは違う寒い空気に

何も知らない土地で始まるこれからのまっさらな生活に、不安もありつつ嬉しさの方が優った。

何かにチャレンジする事は
本来好きな方であり、アウェイな場所にも強いというマイペースな気質もあったかも。
後は若かったね笑

27歳。

付き合って5ヶ月の人を迎え入れるという決断をした彼女もすごいよね。

私、職も決まってなかったし。

あの時職が見つからなかったらと不安を言う私に

贅沢はさせられないけど
別に無理しないで専業主婦でもいいし
と言い放った彼女に

これまで付き合って来たどの男性より
潔さを感じて呆気に取られた私だったけど

2ヶ月初めての専業主婦をしてみたものの

社会と繋がりを持たぬまま
生きていく事も無理で

元々人と繋がるのが好きな私は
寒い地域に、何も分からないまま
家にいると頭おかしくなりそうで笑

すぐにアルバイトし始めて
外に出る事になった。

何もかも
新しい所での生活と
彼女との考え方のすり合わせ
慣れないマイノリティーとしての考え方や
隠しながら生きるという事と
最初の一年はストレスフルだったと思う。

そして一年2ヶ月後
あの震災に遭う。

震災などの外的要因も多く私達の生活は
その後本当にジェットコースターのようで

その後本当に色んな事があった。

愛情という目には見えないものを
信じて、ちゃんと形作る人生にしたいと思った。

社会がどうあれ
彼女となら始められると思った。

そしてきっかり一緒に暮らして今年の1月で13年。

長く見えるかもしれないけれど
全然。。。本当にあっという間だった。
よくこのセリフ聞くじゃないですか?

あっという間だった。って。

それって本当。人生は自分で思うほど長くはないかもしれない。

時間は無限ではない。

そう思ったらあの時勇気を出して決断してこっちに来れて良かったな。

13年の間に得る物が多かったよ本当に。

特に人との出会いや
自分の成長には拍手したい笑

頑張ったよー13年ー!笑

でもどんな時も、どんなに不安定な時も
彼女が私の手を離さないでいてくれた事に
感謝しかない。

本当に嬉しい。

一緒に暮らし始めた日に作ったご飯は唐揚げだった。食べたいって言われて笑

今年も思い出して作ろう。

アラフォーカップルになった私たちは
あの頃より揚げ物は食べれなくなったけど笑

思い出がたくさんできたこの時間を私は何よりも大切に思う。

人との関係は時間じゃないとは言うけれど

でも時間や思い出は宝物でもあるね。



最初に住んだアパートで撮った写真。懐かしい!笑多分4、5年過ぎた頃の写真。

これからもたくさんの時間を重ねて支え合って生活できるように毎日を大事にしたいと思います。



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