昭和51年のセッティング。
昭和元号で書くと急に昔な感じがしませんか?しないか(笑)。昭和51年と言えば。何度も書いてますけど僕音楽に目覚めたな~と思ったのは翌77年のことなので、Charさんの存在とか知らないんです、その頃まだ。ロック的なのはレイジーからだったからな…。Charさんは気絶を聴いたのが闘牛士の前だったか後だったか…闘牛士は間違いなくジャストなんです。ギターを投げる首の長い男(笑)。
昔「昭和de唱和」なんていう、年ごとにヒット曲を振り返るイベントをやっていたのですが、51年のヒット曲ってチャート見ても、気づくのはほぼすべて後追いということ。あとから知っていい曲だなと思うものはたくさんあるけど、まったく自分の中にありません。チャートを見ていて唯一ああ聴いてたわとわかるのは「はじめての僕デス」。知ってます?これ、前も書いたけど、みんなのうたで聴いてめちゃくちゃ気に入って、クラスでも流行った記憶がある。そのあとドリフがカヴァーしてさらに売れた。歌っていたのは若き日のエレファントカシマシ宮本氏。「わかってくれたらけっこうけっこう」のラインが難しい(笑)。あのラインは今に通じる気がするけど^^
そんな76年の(笑)音源、聴きまくっておりますが。うちのサイトとして気になるのは、あのムスタングのセッティングはどうか、という話。準さんとの対談では「テックなんていないし」という話で、大変だった感じはわかります。金沢のJeff’s Boogieのあとのくだりなんて、とても興味深い。音的にはフェイズサウンドになったのを困ってる感じがしますが、「さっきのは青のムスタングでこれは白で車にも…」このツアーの時点で3本持ってたってことなんですかね。気絶改造以前のか、改造後なのか、はたまた違うものなのか?ああいうMCはとっても貴重です。マニアにとって(笑)。そのあとの鍵盤の人、これは準さん?弾き始めた2コードでもうGood-by My Loveになるのかと思った^^
もうすでにESPやフェルと関係が出来ていたはずですけど、で、きっとムスタングの調整もされていたと思いますけど、実際に使うと、という感じでしょうか。アームもかなり多用されていて、それこそどうせ狂うんだから、的な感じで使われていた気がしますが、「3弦」だけじゃなく果てしなく(笑)狂う感じもしています。それでもSmoky弾き倒すすごさ。そして準さんがその狂いを?カバーしようとするときの?勢いがそのまま収録されていて素敵ですね。金沢音源いいなあ^^ロバートのドラムも素敵。Smokyの入り全然テキトーじゃないじゃないか!^^
で。この時はフローティングされてるのかなあどうだろう?というのが今の関心なんですけど、みなさんどう思われますか?まあこれムスタング使わない人にはまったく意味不明だと思いますけど(笑)。ぐにょぐにょアームやってるときの感じ。アイドル期後期のGirlやらTomorrow is coming for meのときは明らかにフローティングだと思うんだけど、これはそれほどあの感じを感じませんが…Charさん、ムスタングの狂った時の対処の仕方がいくつかあって、フローティングしてないときはもう一回アームダウンして戻す。少ししてる時は引っ張り上げる。いっぱいしてる時はぐにょぐにょする。マニアは再現する時期に応じてここまでマネしないといけない法律が…(笑)。どれでしょう?
音色はフェイザーっぽい音がしますけど、あとはアンプだけなんですかね。ソリッドでいい音です。77年発売のマクソンのディレイAD-230はいつから登場したんでしょうか。初期音源、粗いとか言われてますけど、まあ粗いですけど(笑)、こんなんマニアにとっては全然OKです^^。そんなこんなで聴き倒しております。