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時代遅れのRock’n’roll bandふたたび。

元旦にかんたんに(ライミン)書いたんですが、日を追うごとに去年の記事にアクセスがある状況で。改めて、紅白の「桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎」のみなさんの演奏の影響を実感しています。バンド名がついてないからなー^ ^

今回、企画勝ちというか、とてもうまかったと思うのは、「演奏はする」、「紅白であることも立てる」、そして「このメンバーの今をアピールする」、これがよかった原因だと思うんです。現役感を持って今の歌を歌うという、ある意味定番曲懐メロまでありきの紅白に向かって挑戦しているのに、さらに言えばみんな昔のヒット曲あるのに、だれもそれを歌わずにやったところがね、すごいじゃないですか。まあなんならオファーした方もそれを望んでなかったろうし、この曲のライヴ演奏をどこもやってなかった中でNHKだけで披露されたというのは、ちょっと痛快だった。ちゃんとわかってるじゃないか的な^ ^知らんけど。

「軽音楽部」というプレートにさえ意味を持たせようと思えばできると思うんですよ。他の部はなんだ?演歌部?歌謡曲部?みたいにね。意味は勝手に客が決めるけど、それを考える余白的なものを提示するところが腕の見せどころ。もう棚やら壁やらの本やポスターもいちいち凝ってるのがわかるし、誰がアイデア出してるんだろうと^ ^やっぱり桑田佳祐プロデュースかな。

寸劇にすることで、ふつうにMCするのとセリフとのバランスを取ったのはメンバーのためでしょう。アドリブ合戦風にしてギター弾きを立て、夜空の星やったのは、加山さんへのリスペクトもいれながら、どう考えても「エレキの若大将」ですからね。ちゃんと筋が通ってる。

佐野「くん」を分けているところも素晴らしいと思った。サポートになってる大友康平にもちゃんと言及して。曲に入れば、フルコーラス全編見どころで。どなたかがツイートで書いてたけど「Charがギター弾けばロックになる」もうおっしゃるとおりです^ ^「あのCharのアンプはなんだ?」ツイートすごいですよね^ ^インパクト最高だったんじゃないでしょうか。関係者各位、もう発表してあげてください!われわれファンのために^ ^

実際にはロックじゃん、って人たちと紅白って相容れない感じも多分にあると思うけど、それを感じさせなかったと思うんですよ。あれで昔みたいに「魂売った」とか言ってる人いるのかな?むしろあの中でメンバー全員が超ストレートな歌詞を真っ向から歌っていて、ロックじゃないですかね?

さて。うちのサイトとしては、もうCharさんの機材に触れないわけにはいかないですけど、じきに明らかになるでしょうとしか言えません^ ^。昔だったらあれこれ突撃問い合わせみたいなのしてたけど、さすがに五十代ですから^ ^;腕組みして待つしかない…教えてください!^ ^興味深いのはヘッドの頂上(3段のトップ)にもスピーカーらしきものがあるような?(側面ね)これ、箱のサイズによって一段二段三段みたいに使い分ける方式だったらとか、裏はどうなってるんだとかいろいろ興味は尽きませんが、ともあれここまで。

ギター好きとしてはゴローノグチの335も五郎さんのインスタに上がってましたけど、バリバリのヴィンテージ。世良さんのレスポール、元春氏のグレッチ、桑田さんのはダブルオーの45でしょうか。そしてCharさんのバーガンディ。ギター好きにはたまらない景色をPVじゃなく見れた。受信料払ってていいこともときどきあります。かえすがえすも持って行ったなあと思った夜でした。

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