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Shipping Out。

3連休の中日の昨日、大分市では成人の集いが行われました。いいですね。成人の日がくっついて、最終日の当日でなく中日に行われる。ハッピーマンデーになって唯一人のためになっていることではないでしょうか(笑)。あとは対象のためじゃないですよね。

僕らの時期は3学期始まって1週置いて、みたいな時代だったから、大学の試験期間と重なって、僕は成人式に出席していません。地元の様子がどうだったかとかも全く知らない。同級生たちとそんな話もしたことないなあ。ていうかそういうことも今初めて思ってるくらいですから(笑)。当時、成人の日の思い出的に見るものと言えば地元のタウン情報誌に毎年その日の写真が掲載されていて、そこくらいだったなあ。それだってでかい街の会場だけで自分の町とかはそういう中にも入ってなかったんじゃないかな。だからわりと他人事的なニュアンスでとらえていた気がします。自分がその中にいる感じではなかった。ちょうどふきのとうの3枚めのシングル集が出てその中に入っている成人式という歌を聴いていたのを記憶しています。謹賀新年コンサートに初めて行った頃。

家族のことはあんまり書きませんが、子どもが今年成人しました。オヤジバトルに出品したShipping Outの主人公です。子どもが保育園に行き始める時のことを書いた歌。バレバレの裏話ですけど、もともとガロの「暗い部屋」をコピーしようよと言ったのに、次の日バンマスが「曲が出来た」と言って持ってきたのがこれ。だから似てるのは当たり前(笑)。で、仕方ないので(爆)あれこれ考えて。マイナーかメジャーかわからない感じがこういう曲のポイントだと思うけど、ジュディに寄せてメジャーにしました。で詞を書いて。曲先なんですよ。こういうのは「パクり」じゃなくて「オマージュ」って言うんです(笑)。まあメロディは違いますからね。アレンジがベタなだけ。好きな人には一発でネタがわかる^^。でもね、やってみたらわかると思いますけど、使えるコードも限られてますから意外に難しいんですよ。オマージュ。あまりにベタなんでNHKのひとも逆に評価してくれたんですけど、坂崎さんと話していたら「俺たちの時にはお前らみたいなのいっぱいいたよ」って。やれ3声、やれDチューニング…保護動物って言われた理由ですね(笑)。「それ3弦も落としてんの?」っていうのが最大の評価だと思ってます^ ^

子どもに向けて、と言いながら「戻れないかもしれないけど 不安がないわけじゃないけど」というのは自分に向けて書いていた言葉でもあります。振り返るために書いているわけじゃないんだけど、みんなに聴いてもらえたこの曲はちょっと違う立ち位置で存在しています。選んでくれたNHKに感謝。応援してくれた皆さんに感謝。そしてこの曲アップしてくれたS氏にも感謝。

ここまで健康で来れたことに感謝して。子どもたちの世代は僕らの時代よりもさらに複雑になっているなあと思います。いろんな人に出会っていろんな経験をしてほしいですね。

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