書く。
連休最終日になってしまいました。「あゝ」と思う前に大事に使いたい^ ^
先週末届いたスガシカオの新譜。前も書いたことあるけど、彼の曲を聴ける時とそうでない時があるんです。発せられる言葉に消化不良を起こす時があるんです。
今回のはそんなことなく聴けました。2014-2024ってついてるのでその期間に出された音源と新曲混ぜたアルバムらしいですけど、詳しくはわかっていない(汗)。
アルバムの曲もいいんですけど、今回それよりも楽しみにしていたのは「ヤグルトさんの唄」と題された限定盤の付録…特典か(笑)、というには贅沢すぎる「自伝的小説」でした。
もともとブログの記事としてアップされていた部分もあり、その編集版でもありながら、これまでを俯瞰して書かれているスガシカオ自身の歴史を読めるようになっていて。
おもしろおかしいお母さんとのやりとりもありますが、亡くなったお父さんのこと、今のお母さんのこと、これを吐き出せる、書き出せる力。エンターテインメントの体をとりながらさらけ出していく、どこまで本当か全部本当かわからない形はノルウェイの森読んだ時の感覚ですかね。さすが村上春樹チルドレン。だから自伝的小説と謳っているのかな。まあこれが初回盤買った人だけの特典というのはもったいないですね。全編面白かったんだけど、いちばん印象的だったのは、彼が眠らなかった朝方、仕事に出かけていくお母さんの姿を見て書いたという詩。これが素晴らしくて。こんなの若い頃に書けるのかと思うと、ただショック。
自分も、ものを書けるようになりたい、というのは昔から思っていたけれど、いまだもってどうやったらいいんだろうと思うことの連続ですね。まあ才能がないのはわかってますけど、才能の有無と書きたい気持ちの有無はイコールじゃないからね。きっとずっとそう思い続けるんでしょう。いやーそれにしてもやられた感あります^ ^。
昨夜はその初回盤が完売したということで、インスタライヴが行われておりました。参加していた人の感想もやはりその本と音楽とのリンクぶりが印象的だったようでした。喉の調子がって言いながら1時間ちょいだったかな?数曲歌ってくれましたが、初めてスガシカオがサムピック使ってるのを見た。まあその程度のあんまりコアじゃないファンです^ ^。それでもじゅうぶん楽しめました。春にかけてのツアー、ひさしぶりにチケット取って。S席(ひとりOA付)が取れなかったのは残念だけど、楽しみです。
さて、今日も告知タイムです^ ^
『加奈崎芳太郎 九州ツアー 2024 in 秘密基地』
〜加奈崎一座の共演〜
2024年11月8日(金)
開場: 19:30
開演: 20:00
チャージ料(1ドリンク別)¥4,000
出演: 加奈崎芳太郎
OA: Ya☆Chari
お問い合わせ: 09045133404(秘密基地 久門)
ご予約いただいております!ありがとうございます!まだまだ絶賛受付中です!みなさんぜひ!