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空間。

コロナ禍で人前で演奏することがなくなって以来、もういったいどれくらいになるのか、最後に人前で演奏したのはいつのことだったのか、自分でもうまく思い出すことができません。

毎週集まって練習して、せめてもの抵抗的に動画を撮っては感覚を少しでも、なんて思ってまさに細々と、という感じで続けてきましたが。

モクレンの花が咲く季節が来たのをきっかけに、昨春逝ってしまった恩人にかけてもらった声に応えようと。外に出ることを「決心」しました。どうってことない当たり前のことをやるのに勇気がいるなんて、みたいな感じなのは、自分の齢と来てもらいたい人のリスクとが複雑な感じを醸し出しているからだと思います。前にも書いたことあるけど、僕らは「演らなくてもいい」立場だから。メンバーと話していても感じるんです。もうこのままでも仕方ないよねって言ったら「そうですね」って返って来ちゃうんじゃないか。そういう意味では恐ろしいほど試されている。「それでもやりたいのか」。僕はそれでもやりたい。怖いですね。怖いのはコロナではなく、人の気持ちです。

まあでもここまで混沌としてくると、もはや何が本当で何に気をつければいいのかわからないところも多分にあり、最大限注意しながら前進しようと。

恩人kimiさんが勧めてくれたのは大分市畑中にあるカフェ、Cafe goo goo peco。ずいぶん前からお店の存在は知っていたんですが、今回初めてお邪魔しました。大分川沿いのロケーションということもあり?開放的な大きな窓をバックにしたステージのあるお洒落なお店です^ ^。

地元の大先輩^ ^三ヶ尻聖一氏にお願いして、オーナー織田さんに紹介していただき。近々ライブをやらせていただこうということで、昨夜は試験的に?三ヶ尻先輩との「みかちゃり」で公開シークレットリハーサル(笑)。

先輩は先月もライブで歌っていましたが、僕は本当に久しぶりのステージでの演奏。毎週練習してるからなんとかなるかなと思っていましたが。ステージの神様は甘くないですね。あ、今思い出した。年末にひとつやったわ。そうそう、あの時と同じ感覚。昨日やってる時にはまったく思い出せなかった。ということは、そのステージだけでもういっぱいいっぱいなんですね。余裕がない。なんか変だなとか思っても、コントロールできない。テンパっている。

公開シークレットとか変なこと言ってるのは、お客さんに見てもらえるほどの進行ができるのか。演奏じゃないんです(笑)。その空間をコントロールできるか。そこがいちばん心配だったから。よくしゃべりました^ ^演奏は先輩の安定感に支えられてるからノープロブレム。初期の頃の感じをみんなに見て欲しかったのでいつもと違う静かな先輩^ ^。全5曲。1時間くらい?僕はとても楽しかったけど、このヘンテコなトーキングライブリハーサルにお付き合いしてくれたお客さんが楽しんでいただけていたらいいんですが^ ^

今回はAcoustasonicを使いました。持ち替えを最小限にと考えると、このギターはとても良くできています。アコギの音色も良くできている。先輩はHIDAKAギター。音が大きくて良く鳴っています^ ^

ともあれ、楽しい夜でした^ ^近々こちらでシークレットじゃないライブやりますのでその時はぜひお越しください^ ^。お店のみなさん、聴いていただいたみなさん、三ヶ尻先輩、ありがとうございました^ ^

photo by Mr. Hyodo, thanks!

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