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コンセ。

35年前の話。1989年。平成元年。みなさん何やってました?ここ読んでくださる方で生まれてない方はいないですよね?^ ^

大分に帰って来て、最初に暮らしたのは県南の臼杵という街でした。小さな街だけど、3つも高校があって、その時点の勢いを表していた。隣町には野球で有名、今は(今も)伊勢正三生誕の地として有名な津久見市があって。

その頃の大分県は民放テレビも2局、民放FMはなし。BSはどうだったかな?…そんなところでした。この街には5年間住んだんだけど、その間に大分朝日放送(OAB)が開局し、FM大分が開局し、WOWOWが見れるようになって…そんな感じで文明が伝来してくる感じ…きっとあれはバブルのおかげですね。それがなければ地方はほんとうに辛い状態だったんじゃないかな。今はね、ケーブルテレビもインターネットもあるから、そういうことを思う僕みたいな人間はほぼいないと思います。

新しい街では誰も知り合いがいないので、とにかく音楽やろうにもツテがない。ていうか音楽やってる人がどこにいるのかわからない。当時はインターネットもないから、楽器屋か本屋かレコード屋かで情報得るしかない。とはいえ、買いもしないのに楽器屋で話広げる勇気もなかったし、音楽やってますと声高に言えるような力もないから、まあ世界が狭かったですね。しばらくしてミニコミ紙みたいなの作ってる人や、街の公園でストリートやってる人、そんな人たちの存在を少しずつ知っていきました。命綱だったのはOBSのぶんごみゅーじっくれえだあ。あとはシティ情報おおいた。それだけでした。

ある時、その情報誌だったか、街なかで見かけたんだったか、The CONCEというイベントを知った。なんで読むのかわからない(笑)。CONCERTにかけてあるのかなと思ったけど…そのイベントがロックの野外イベントだというのをなんかの時に聞いて…ラジオだったかな?その時に初めて「コンセ」と読むと知った。それが「いらっしゃい」とか「来いよ」的な意味(ですよね?)というのを知ったのはさらに後になってから(恥)。レイラをやっているバンドの演奏を聴いたのはなんの番組だったかな?

その街を離れて、何年も経ってから津久見のライヴハウス、REVIVE!の岩尾マスターとご縁ができました。今年の6月、録さんのイベントでひさしぶりにマスターに会って。変わらない調子で「雨より大谷の結果が気になるよなー(笑)」みたいな感じで、いざ音出したら抜群で。最近いつも思うことだけど、演奏して人に安心とか楽しさとか届けられる人に憧れます。ほんとうにこのところ自分のことで精一杯。それって日常と連動してますよね。音にも出てるんだろうなあと。あの日はほんとうに考えさせられた。

しばらくして、マスターから、ひさしぶりにコンセやるけど、と声をかけてもらって。このたび、30年越しくらいで、そのイベントに出させていただくことになりました。

場所がね、ダムなんです。ダム。青江ダム、というのが津久見にある。家庭訪問で偶然通りかかったことがあるけど^^。ここに公園があるんです。青江ダム公園。どんな感じになるのか楽しみです。

The CONCE
期日:9月15日(日)
時間:12:00-18:30
出演:※出演順ではありません
        KOJI-BAND
        ププケア
   SATORU with REVIVE BAND
        ストリートシャッフル
   NAKAWA
        LINDSAY
        Go Go!3匹
   すぽろんず
   Ya⭐︎Chari
料金:無料

ドライヴがてらぜひお越しください!

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