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Char ✖ VEMURAM = SPIRITONE。

現在最新ツアー「69 SPIRITS」絶賛進行中のCharさん。これは「ロックスピリッツ」と読むんでしょうね^^。残り2本、大阪と福岡を残すのみとなりました。

そのツアー開始以来、ちょっと前からSNS上をざわつかせていた「それ」が本日12月25日のお昼、ついに公開されました。

現在日本のエフェクターメーカーとしては、世界的な地位を確立している(と思う)VEMURAM。僕も名機「Jan Ray」を愛用しています。このVEMURAMからインスタのリールで「Coming soon」から「Something is Brewing」と、徐々に新商品の情報が匂わされてきました。BGMに20周年武道館のSmokyの出だしとか、一聴してすぐにCharさんとわかるフレーズとともにシルエットが浮かび上がっていた「それ」。

それに先立って。このツアーが始まってすぐ、ギター弾きのファンの間では「ドライバーが変わってる!?」というのがあっという間に広がっていきました。ケンタウルスを彷彿とさせる横長シルエットのドライバー。フットスイッチがふたつある…ライヴを見た音もだちからつぎつぎにレポートもらって。

ツアーのスタートが11月25日。それから1週間。11月30日の東京江戸川会場、そして12月1日の京都でのマリさんライヴ。そのあたりで「どうやらVEMURAMでは?」という声が大きくなってきていました。

その12月1日の夜。先日のエントリでも書きましたがNHKで「NO EFFECTOR, NO LIFE」という番組が放送されました。

この番組には、上記エントリでも書いている通り、VEMURAMの手塚さんが登場するのですが、問題は彼が番組の中でチェックしているエフェクター。

ちょうどおなじみH先輩とVEMURAMらしいな…って話していたら、しばらくして送られてきたのがこの写真。なんと番組内の手塚さんの手元をキャプチャしたものです。

おわかりになりますでしょうか?このマニアの飽くなき探究心(褒め言葉です)!!完全な想像ですけど、これをNHKの人とVEMURAM手塚さんが「これは…?」「ちょうどCharさんの作ってるんですよ」「それはぜひそこを!」「気づくマニアとかいたりして…」「いたら面白いですね」なんて匂わせのくだりだったらすごいですけどね(笑)。基板上のCHBD-001でこれは間違いないだろうと確信。そんなこんなで発表を楽しみにしておりました。

本日発表された「SPIRITONE」の全貌はすでにVEMURAM、ZICCA双方でその姿が公開されています。そこで4枚目の写真にあるスイッチがドンピシャでレイアウトされていることを確認。恐るべしH先輩^^

ライヴで実際の音を聴いたChar仲間のみなさんから「たいそう音が良い」というコメントを聴いて興味津々でした。

本日発表になった記事は、CharさんのFacebook上のオフィシャルページとZICCA特設ページ、そしてVEMURAMのサイトでそれぞれ見ることができます。

< ZICCA AX × VEMURAM >

魂の音を奏でる究極のオーバードライブ” SPIRITONE “ 予約開始!

この度、Char及びZICCA AXは、日本が世界に誇るペダルブランドVEMURAMと、新たなオーバードライブサウンドを⽣み出すべく1年以上の開発期間をかけてミディアムゲインのオーバードライブペダル「SPIRITONE」を完成させて、発売することと致しました。

名機と⾔われるドライブペダルをベースにCharが愛用する歴代の機材や伝説的な名機を徹底的に研究・分析することで、新たなドライブサウンドをライブやスタジオを問わず、あらゆるシーンでギタリストの可能性を引き出す一台となりました。

[主な特徴]

* 2種類のサウンドを1台に集約:ヴィンテージ感溢れる深みのあるトーンと、明るくアタック感の強いパワフルなサウンドをフットスイッチで即座に切替可能

* 多彩なコントロール機能:LEVEL, TREBLE, BASS, GAINに加え、サチュレーション(飽和感)を調整できるSATトリマーや、インプットバッファーのON/OFFスイッチを搭載

* 堅牢かつ美しい筐体デザイン:ノイズ対策と耐久性を兼ね備えた高品質ブラス筐体、特注ベークライト製ノブを採用

* 希少な*N.O.S.のパーツを使用

Charファンのみならず、 全てのギタリストに、SPIRITONEならではのこのドライブ・サウンドを体験していただきたい!

Char Facebookページより引用(一部2字表現のミスと思われる部分を書き換えました)

ZICCAサイトでは専用のページでより詳しい説明を読むことができます。先日アンプがすらりと並んだ写真がオフィシャル会員ページで公開され、それもファンの間で「なになに?」と話題になっていましたが、このプロモーションのためのものだったんですね。

VEMURAMサイトでは新製品として単独の紹介ページが設けられています。基本的にはZICCAサイトの記述の英語バージョンです。

ここで、VEMURAMがケンタウルスをふまえてコピーキャットやCE-1のブーストを考慮しながらチューニングした、というところでいくつかのポイントに興味が引かれます。ひとつめは当然ケンタウルス。VEMURAMが所有するいくつかのうち気に入った個体をベースにしたというところで、やはり改めてCharさんが使っていたケンタウルスはいったいいつの時期のものだったのか、ということです。ゴールドのロングテールは間違いないから、FAXオンリー期かその次の第2期かということなんですけどね。僕が持っているのは第2期で、これはCharさんのを見て買ったから当然これより後のモデルはあり得ない。歪みの感じが違う両者のうちどちらを使って(気に入って)いたのか、気になります。

そしてふたつめは、やはりふたつのブースター(コピーキャットとCE-1)との相性がゆえに、それを使っていない場合の使い勝手はどうなのかということ。サチュレーションの調整トリマーやバッファーのオンオフスイッチなどはその点を考慮してのものなのか?と思ったりもします。せっかくですから?オールマイティなドライバーとして人気が出てほしいですけれど…

そういえば、気になっていてみんなが69歳だから69,000円なんじゃないかとかいろいろ言っていた(笑)価格は59,840円。高く見積もっていたから瞬間「意外に安い」と感じたあなたはもう病んでいます(爆笑:誉め言葉です)。ZICCA販売分160台は早くもSOLD OUTになってしまったようですね。VEMURAMサイトでも2月10日発売とアナウンスされているので、きっと一般発売もあるんでしょう…ね?ともあれ、発売予定の2月10日が待ち遠しいですね!【12/26追記】ZICCA販売分が瞬殺的ソールドアウトだったためか、VEMURAMのInstagramでアップされていた英文記事のあとに追記がされました。それによれば、ZICCAでの販売枠が160台であり、これは完売。他のお店では引き続き予約が可能ということです。せっかくのコラボレーション、より広くより多くの人が体験できるといいですよね。

Youtubeでは紹介ティーザーがアップされています。

Special Thanks:
Mr. Kintaro Hirai

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