AG#16 Morris WJ-100SK
Specification
トップ:スプルース単板
サイドバック:メイプル2ピース
ネック:ワンピースマホガニー
スケール:630mm(24.8”)
フィンガーボード:シマコクタン
ペグ:ダイカストDX ワッフルバック
ブリッジ:シマコクタン
その他:白蝶貝星型インレイ
About
モーリスカタログ最終ページ三人衆…ヤマハはカスタム四天王とかいうのに、モーリスでそんな言い方聞いたことないですね。あんまりそういう扱いじゃないのかな…。とはいえ、アリスファンにとっては大きな大きな最終ページ。もともとべーやんがギブソンのエバリーブラザーズモデルを手に入れたのが、このコピーモデルのスタート地点なのではないかと推測しますが、「栄光への脱出」でも使われていたこのギターをもとに?アリスの2人は79年のツアーで使い始めています。夢去し街角だったかAliceVIIのプロモーションだったかのタイミングで雑誌にこのモデルを抱えて登場していた気がします。カタログ上はSKが示すとおり「岸田智史(現岸田敏志)モデル」。「愛と喝采と」モデルですね。このWJシリーズはいちばん安いWJ-25がルックス的にはいちばんギブソンに似ているというなかなか複雑な感じです。
Story
三つ子の魂…の表現に当てはまるかわかりませんが、結局諦めきれなかった一本。最初はとにかくギターならなんでもよかったのが、3年と経たないうちに2本目が欲しくなり。カタログを穴が開くほど見ていたのがこれの廉価版、WJ-50。それがあっさり友だちと話していて「黒の方がカッコいい」という言葉で、黒買おうと思ってしまい。その後30年くらい。もう今さらモーリスでもないだろう、なんて思っていたのに、ついついオークションに手を出してしまい…。しかしこれは状態が良かった。やっぱり高いギターは大切にされていますね。ピックアップもついていない状態です。50がハカランダ合板だったのでこっちは単板か?なんて期待しましたがメイプル合板のようです^ ^。なぜだかメイプルのギターが増えていく不思議。チンペイさんのギターはキーストーンタイプでワッフルバックという当時流行りだったのか珍しいペグがついているんです。ここは将来的に変えてもうひと寄せしようかなと。なぜこれを今さらいじろうと思っているかというと、もうロングスケールのギターには全部エクストラライトを張るように調整しちゃったんです。トリプルオーとこれがミディアムスケールだからライトゲージ用にできるかなと思って。ネックは超スリムです。