見出し画像

家族旅行〜島根・鳥取編〜


家族旅行。随分と久しぶりに行った。
島根・鳥取の2泊3日。場所は私のリクエストだった。

父がみんなの行きたいところをまとめて行程表を作ってくれた。2年前に定年退職した父。今まで仕事で忙しかったということもあるだろうが、ここまできっちり行程を考えてくれるのは初めてだった。余程楽しみにしてくれていたのだろう。

大阪の千里丘駅で待ち合わせし、車で向かう。まずは島根の足立美術館へ。窓の向こうに雪を被った大山を臨みながら、約4時間半かけて走った。
天気は快晴。山並みが美しい。

一日目

足立美術館

日本画を中心に展示している美術館。特に横山大観の作品が多く貯蔵されている。
日本画の著名な作家の作品にじっくり向き合う機会はあまりなかったが、色味、線の滲み、特に構図。余白を思いっきり描く。こんな風に描くことができたら、、

それから、広い日本庭園がある。
借景という言葉があるように背景の山々を含め計算された配置。

足立美術館の日本庭園

松江城

お堀を船で回る。
船頭さんの話を聞きながら、約50分のクルーズ。
アトラクションのようでありながら、どこか粋だった。
こんなに晴れていることは珍しい。船頭さんもそう言うほど快晴の空の下、こたつに入りながらお堀から城下町を眺める。解説にあった小泉八雲記念館が気になった。今回は行かなかったので、また次の機会に行きたい。

お堀のクルーズ

ホテル長楽館

昭和の名残がある昔ながらのホテル。
ホテルの雰囲気はもちろん、お目当てのカニ料理、源泉掛け流しの玉造温泉を堪能できた。
一度カニをたらふく食べたいという夢が叶った!

部屋からの眺め

二日目

出雲大社

テレビやSNSでは見たことがある大縄を初めて見る。何年も前から行きたかった場所にやっと来れた。朝の光が差し込む中、透き通る空気を吸い込む。

いつか見たかった大縄
出雲大社をぐるり
神殿の裏手から

水木しげるロード

ゲゲゲの鬼太郎は子供の頃に見たことがある。
妖怪の石像を順番に見ながら、子供の頃の記憶が蘇ってくる。よく見るとみんな愛嬌があってかわいい。

目玉おやじがちょこんと

三朝温泉

前日の玉造温泉とは違い、やや山の中に入る。昭和にタイムスリップしたかのような温泉街の中のこぢんまりした旅館だった。
到着後は早速ご飯へ。それまでのカニづくしと打って変わって、山の素材、お肉を使ったお料理があり、見た目も遊び心があって楽しめる。

3月だったので雛人形
人形の中にもお料理が
因幡の白兎を発見
夕食後は射的場へ

夕食後は温泉街を散歩し、射的場を発見したので挑戦。その後は地元の方が民謡などを歌うライブがあり、見に行くことに。
同じ旅行者と思われる人達が20人ぐらい。演者さんがマイクを持って客席に回ってくる。みんな歌えるソーラン節を一節ずつ順番に歌う。この感じがなんだか良くて、満足して旅館に戻った。

三日目

鳥取砂丘

ここもいつか行きたかった場所のひとつ。
砂の海。の向こうに広がる海。

どこにも似てない、初めて見る光景だった。とりあえず向こうにある砂の丘に歩こうと進み出す。踏み出す度に砂に飲まれ、靴の中に入ってくる。で途中から諦めた。そんなことに気を取られず進もうと。
誰にも踏まれていない砂の紋様が神秘的だった。
何箇所か下りられるスポットがあるようなので、今度は人があまり居なさそうな場所にも下りてみたい。

人が蟻のよう

鳥取砂丘の後は、再び千里丘駅まで走り解散。父、ナイス行程&ラインナップ👍

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?