マサイの村に3泊してきた【旅行記】
前回ケニア🇰🇪からタンザニア🇹🇿のモシという場所まで移動してきました。
モシという町ですが、キリマンジャロ登山で有名な町。
この町で準備を整え、登山に登る人が多いためツアーや宿が多い町です。
ですが、私達がこの町にやってきたのはキリマンジャロ登山ではなく、マサイ村に宿泊するため。それもツアーではなく、直接村長に掛け合い宿泊させてもらえることになりました。
今回はマサイ村に宿泊した感想をお話していこうと思います。
なぜマサイの村に泊まったのか
時は遡ること一週間前
ケニアのナイロビにいた私たちはホステルでジャーナリストの人に出会いました。
その方は長いことアフリカにいるらしく、
ちょうどアフリカ旅を始めたばかりの私たちは色々話を聞いていました。
その彼がアフリカで良かった体験として話してくれたことが
マサイ村で宿泊してきた話。
どうやらツアーではなく、直接村長に連絡をして行ってきたとか。
面白そうやん!
ということで紹介してもらい、宿泊させてもらえることになりました。
滞在の様子
マサイ村での生活を簡単にまとめると、驚きの連続でした。
日本での生活とはもちろん全然違いますし、元々持っていたマサイの生活のイメージと違うところもあったり、驚きと発見の連続でした。
綺麗な村の景色
まず、村の景色ですが一面草むらに囲まれ、その間に建屋が点々とある。
そんな景色でした。どこかのんびりとした空気が流れていて
いい雰囲気です。
すれちがう人みんなが顔見知りで、私たちにも笑顔で挨拶してくれます
嬉しいですね。
子供達が全員人懐っこい
マサイ村で驚いたことの一つが、子ども達みんな人懐っこいということ。
外国人かつ初対面の私たちに、遊んで!とせがんできます。
テンションでいうとめっちゃ懐いている親戚の子どもより人懐っこいです。
人見知りとかどこいった?!という勢いです。
みんな「ティチャ!!!ティチャ!!!(teacher)」
と言いながら駆け寄ってきます。
どうやら、この村にはボランティアの先生がたくさん来るみたいで、
子ども達は海外の人を見るとボランティアの先生がきた!!!と思うみたいです。
可愛すぎますね。
日本だと見ず知らずの子供がこんなに懐いてくることはないので
正直戸惑いましたが、無邪気な子供達と遊べて楽しかったです
同時に、子育て中のお父さんやお母さん、保育園や小学校の先生って
本当にすごいなと感じました。
尊敬します・・・
自分は10分遊んだだけでヘトヘトで、
滞在期間中ずっと子ども達と遊んでいたのですが、
後半はされるがままという感じでボロボロになっていました笑
立派な家もあるし、電気が通っている・・・?!
大変失礼ですが、マサイの村は土壁の家に電気も通っていないものと思っていました。
しかし、実際は立派な家もあるし電気もしっかり通っています。
これには驚き。
なので、みんな持っているわけではないけれども
スマートフォンを使っているし、村長はパソコンも持っています。
トイレ事情
トイレ事情について、便器はあるのですが
トイレットペーパーはありません。
便器横にためてある水で洗う方式です。
最初は戸惑いましたが、意外とすぐ慣れました。
ちなみに村の人たちは草むらで用を足して草で拭く派と、水で流す派に分かれるみたいです。
マサイの男達も飲み会に行く
滞在中、飲み会に誘っていただきました。
村から少し離れた酒場に連れて行ってくれたのですが、マサイ族の方が飲みに来ていて
プチ宴会みたいになっていました。
「私たちが来たからもしかして宴会開いてくれたの?」と聞くと
「それもあるけど、たまに飲みにくるよ!」とのこと。
日本と同じように、飲み会の文化があることに驚きました。
ちなみに、この日村長は夜遅くまで飲んでいてベロベロになって帰ってきました笑
男は家事を一切しない。
今のご時世、日本でこんなことをするとボコボコに叩かれそうですが
男性は一切、家事をしていませんでした。
日本では考えられないことですが、
男性は農作業や戦士としての役割があり、
女性は家事をする役割がある。
役割がはっきりしているからこそ、成り立つことなのだと感じました。
村人の助け合いが強い
滞在中、感じたことの一つとして、
村人同士の助け合いが強いなと感じました。
現在は村の外の学校に通い、大学にも行き
医者やエンジニアとして働く人も多いそうなのですが、
その際の学費は村人の寄付で賄っているとのこと。
また、結婚式も結婚する本人が費用を出すのではなく、
村の人たちがお金を出しあって式を行うとのこと。
賛否両論はあると思いますが、自分は良い文化だなと思いました。
まとめ
マサイの村での生活は今まで体験したことのないことの連続で
毎日が驚きの連続でした。
自然に囲まれた生活。
人との距離が近いこと。
飲み会を楽しむマサイの人たち
などなど、日本とはまるっきり違う生活ができ発見がある毎日でした。
また、初対面で見ず知らずの私たちを温かく迎え入れてくれて感謝しています。
次回!そんなマサイ村の滞在の中でも
特に印象的だったことにフォーカスしてお話しできればと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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