目標を定めてインプット
こんにちは、RooKです。
去年は初めての展覧会出展を経験し、
今年の2月には神戸での展覧会にて一日在廊をして
自分の絵がどんな人を射止めるのか、
足を止めて視線を投げかけてくださる方々の様子を
直接拝見することができました。
他のアーティストさんとの交流もあり
とても有意義な日々をすごしております。
そんな刺激を受けるなかで
段々とアートに対する認識や今後の活動について
考えを改めています。
いまのわたしは専業での画家は目指していません。
絵で食べていこうという気がないのです。
それは、今の仕事でもまだまだやりたいことがあるから。
また、現在仕事でやっていることと
アートがまったく交わることのない分野かというと
そうでもない。
Web系のシステムエンジニアをやっているのですが、エンジニアの技術とアートを組み合わせて何かできないか?
例えばプロジェクションマッピングはシステムで制御していますし、画像生成系のAIの発展も目覚ましい。
個展を開いて原画を売っていくスタイルではなく、また違う表現の仕方がないかを模索しているのです。
では、今すべきことは?
アーティストとしての自分の絵を模索することと、エンジニアとしての技術と知識経験を追究すること。
どちらもある一定を超えた段階で勝手に化学反応が起きるので、そのどちらも同時並行で学ぼうと思います。
アーティストとしての勉強としては、美術館やアートイベントへ足を運ぶ回数を増やす!
まず今年の上半期で5回、参加しようと決めました。
1月にグランフロント大阪にて開催されたミュシャ展、2月は滋賀県の佐川美術館のエッシャー展、
そして本日、神戸シネリーブルにて上映されたフェルメールのアートオンスクリーンを観てきました。
アートの歴史に名を残し、日本で人気の高い方々の作品をたっぷりと堪能してきました。
どのアーティストの制作についての解説にも出てくるのが『数学』。
長い年月愛される作品は、計算により生み出されたということ…。
ということで、数学も学ばないといけないことが分かりました。
エッシャーでは特に『テセレーション』を用いた
手法が気になって気になって仕方なく、
コンピュータを用いた画像演算手法ならば
それこそエンジニアの能力活かして理解したいところです!!
わたしの現在の出口《目標》は
自分のアーティストの才能とエンジニアの才能を
かけあわせて何ができるのか。
それを見つけること。
各アートイベントでは、作品の新たな魅力を発掘しようと、動画を用いて原画を動かす試みが多く
アナログとデジタルの組み合わせでまだまだやれることはありそうとも考えています。
次は、京都で開かれている村上隆さんのもののけ展に行こうと思います。
村上さんは現代に生き、様々な試みをしているアーティスト。学べること参考にできることがありますからね。
そうしてアートのお勉強をしながら、
10月にルーヴルで開かれるアートフェアへの作品制作も進めています。
学んで、描いて、自分の求めるものは何か?
手探りしながら貪欲に成長していきたい。
もちろん平日はエンジニアの仕事をしているので
こちらでも何を学ぶべきか?
は考えています。
エンジニアとしては10年以上のベテランと呼ばれる域にいるため、後輩育成のために教育をしながら、逆に彼らから新鮮なエネルギーと刺激をもらっています。
こちらはもう、Udemyで新しい分野の技術学びながらAIの動向にも目を向けていくしか!
向かう方向を意識していれば、
インプットしたことを勝手に脳が結びつけてくれるので楽ですよね。
人間の脳ミソほど便利なコンピュータはありません。
大量インプットしてある程度情報を整理し、後はお風呂や寝るときにリラックスして頭を空っぽにすると何だかさらにアイデアが浮かんで次の行動が見えてくる。
どこへ、向かうか。
これを忘れずにひた走ります!
滋賀県の佐川美術館は、建物の周りを水で囲んだ造りになっていて
水面のキラキラした反射が綺麗で美術館自体が癒しを与えてくれる場所でした。
琵琶湖近くということで少し交通の便が悪いのですが…その分、旅行気分も味わえてリフレッシュとインプットが同時にできました。
エッシャーの作品の中で、いちばん好きな作品。
今は、SNSでの投稿ができるようにと
撮影可の展示が多いことに感謝です。
さあ、がんばろう!