「セルフリーダーシップ」を知って「リーダーシップ 」 に拒否反応を起こさなくなった話
こんにちは。初投稿失礼します。Miiです。
自己紹介を端的にすると、私は国際系の大学に通っている陰キャ女子大生です。国際系って聞くと社交的な人しかいないイメージあると思いますが、全然そんなことないです。中には私のような陰の者もいます。
そんな私も2023年3月に大学を卒業(する予定)です。そして卒業した後には就職して社会人になって仕事をして自分の力で生きていきたいと思っています。そのためには何をしなければいけないか。そうです。就活です。もちろん働き方も多様になっている世の中なので、就活を必ずしなければいけないなんてことはありませんが、私がどうしたいかを考えたときに、そこに辿り着く一番の手段が就活なのでこのような書き方をしました。
しかしこの就活、実は中高校生くらいのときからずっと恐れていました。というのも、あらゆるところで企業が就活生に求めるものとしてよく挙げられている「リーダーシップ」という言葉に拒否反応を起こしていたからです。内気で臆病な私は「リーダーシップ?いやいやいやそういう才能皆無だから。人に指図するって声が大きくて気の大きい人、目立つのが苦じゃない人の役割でしょ?仮に私みたいなのに何か言われても『は?何お前身の程を弁えろよ。』ってなるじゃん怖いよ無理。」なんて思っていて、リーダーシップなんて最初から持ち合わせていないから就活は上手くいく気がしないと考えていました。こうして文にして見てみると、改めて私がめちゃくちゃ卑屈なのがわかりますね。自分で書いてて引いてます。
しかし、とあるきっかけがあって、「リーダーシップ」そのものを大きく誤解していたことに気づきました。このきっかけというのは、株式会社Hajimariが運営しているinteeという就活支援サービスの学生向けのセルフリーダーシップを身につけるゼミに参加したことです。
ここで「なんだ宣伝か」「ステマかよおい」って思われた方もいるんじゃないでしょうか。結論から言うとステマではありません。お金をもらって宣伝を書いているなんてことはないです。ゼミの取り組みの一環として、ゼミ生はノートでゼミで学んだことを発信しています。実のところ私も「これは宣伝に見えるだろうな」と思いましたし、実際にそのような指摘をしているノートも見かけたので、最初はこのノートを書くことに抵抗がありました。
しかしこのノートの目的はゼミを通して私が学んだことを発信することで、さらに私自身の中に学びを落とし込むこと、そしてかつての私と同じようにリーダーシップと聞いてちょっとマイナスの感情が出てくる人の(いるかわからないけれども)、本当はリーダーシップとは何なのかを見直すきっかけになることです。このことを念頭に読み進めていただけると幸いです。
さて、ここから話を戻して、まずセルフリーダーシップとはなんぞやということを説明します。セルフリーダーシップとは文字通り自分自身に対して発揮するリーダーシップのことです。直訳すると自己統率力。そしてこれを行うことで主体的に物事に取り組むようになり、責任感をより強く持つことができます。これは就活生である今も、社会人になってからも求められ続ける力です。
「発揮するリーダーシップ」と書きましたが、じゃあそもそもリーダーシップを発揮するというのはどういうことでしょうか。それは、成果を出すことです。例えば、大学の部活で部長が「みんな次の大会までに〇〇をできるようにしてください。」と言ったり、授業のグループワークである人が「発表は△日だから、何日までに○○の案を出して〇〇まで書こう。」と言ったりしますよね。これは何のためかと考えると、前者は大会で勝つこと、後者は発表当日にきちんと発表をすることです。もしかすると優勝や、一番高い評価をもらうことかもしれませんが。いずれにせよ何らかの成果を出すことが目的となっているはずです。リーダーシップとは成果を出すために目標を定め、その目標を達成する行動を考えて決め、実際に行うことなのです。
なので、セルフリーダーシップは自分で目標を定め、自分にできることを考えて何をするかを決めて、実際に行動に移していく力ということになります。セルフリーダーシップゼミではこの力をつけるために必要な考え方を学び、実践していくことで、セルフリーダーシップとは何かを学んでいきました。
そして、その中で私は「リーダーシップ」と聞いて想像されるような、チームでリーダーシップを発揮することも、実はセルフリーダーシップの延長線上にあるのではないかと考えました。立てた目標が自分だけでは達成不可能で他の人々の力が不可欠なときは、目標のための行動として、他者に働きかけて周囲を巻き込むことが必要になり、その結果人に何かをお願いしたり複数人に「こうしてください」と指示を出したりすることに至るのです。なのでチームの中で他の人々に指示を出すことそのものがリーダーシップというわけではありません。
さらに、成果を達成することがリーダーシップなら、リーダーシップは役職上のリーダーじゃなくても、目立ちたがりじゃなくても、カリスマ性がなくても、コミュ力に自信のある人じゃなくても、チームの中の誰もが発揮して良いものなのです。役職上のリーダーだけがリーダーシップを発揮できるなんて縛りがあれば、当然成果を出しにくくなりますね。チームの成果を出すための目標を、自分自身の目達成すべき目標だと捉え、そのために最善の行動をすることに注力すれば、自ずと他人に働きかけ、他人を巻き込むことへの心理的ハードルも下がるのではないかと思います。
実際私もゼミの中で分けられたチームの、全体の目標を決めるという成果を出す必要がありました。こういったグループワークの場で「こんなのどうですか?」とか「これに決めましょう!」って自分から言うなんてこと、今までの私は絶対にしませんでした。つい「内容変だったら恥ずかしいし」とか「何お前が決めてんだよって思われそうで怖い」とか考えてしまって。
しかしこのゼミのチームの目標決めのときには、「でも全体の目標を決めることが目的だ。そのためには議論を進めないと。じゃあそのためには目標の方向性がここで私が決めちゃった方が早いよね。」と思考を切り替えることができました。そうするとスッとslackに自分の提案や「じゃあこれに決定ってことで!」という文言を書いて送信ボタンを押すことができたのです。見る人が見れば小さいことに思えるかもしれませんが、私にとっては大きな一歩でした。この時からはもう「リーダーシップ」と聞いて拒否反応が起きることはなくなっていました。
さて、今まで語ってきたように、私のリーダーシップの見方が変わるきっかけとなったのは、inteeのセルフリーダーシップゼミです。ここまで読んでくださった方の中で、「そのセルフリーダーシップゼミって実際どんなことしてるんだろう」「ちょっと参加してみたいかも」「こいつの言ってることホントか?」なんて思った就活生の方は、下のリンクをぜひ覗いてみてください。inteeの概要を知ることができます。
ここまで読んでくださった皆様、そしてゼミでお世話になった皆様、ありがとうございました!