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9ヵ月でTOEFL100点を突破する方法(前編)

こんにちは。ろんです。

今回は、TOEFL iBTで9ヵ月で100点を突破した方法について紹介します。


なぜTOEFL iBT100点を目指したのか

当時、1回目の海外赴任が終わり、精神的に疲れ果てて帰国しました。
もう当分、海外に行くのはいいかなと思うほど、日本が恋しく、
帰国後2年間は、おいしいごはんを食べ、友人に会い、充実した生活を送りました。
正直なところ、このまま日本で働き続けることに不満はなかったのですが、
海外赴任後の私は社内的に「海外人材」となっていました。
当時、社内では最も早い3年目での海外赴任となり、今後も当然、海外畑のキャリアを歩んでいくと思われていました。
そんな中、上司との面談の際に、次の異動で海外赴任を希望していない旨を伝えると、自分が部長へ推薦するから、社費留学を目指したらどうかと提案がありました。
率直な感想は、半信半疑でした。
社費留学の制度があるとはいえ、選考の基準は曖昧で、目指して行ける保証はありません。私の部門から社費留学に行った周りの先輩は2、3人程度です。
帰宅後も留学のことが頭から離れません。
準備に2年弱はかかること、大学の勉強と仕事における実務は別物であること、この時代にMBAを取得する意味、ネガティブなことばかりが浮かんできました。ですが、英語をマスターしたいという気持ちは学生の頃から変わりません。前回の海外駐在中も自分の英語はこれで上出来だと思えたことは一度もありませんでした。たとえ留学がダメでも、語学力向上に再チャレンジしたい、期待してくれる上司の気持ちに応えたいという思いが勝りました。

留学に向けた社内選考では、語学力の証明にTOEICまたはTOEFLのスコアが必要です。最難関大学で必要とされるTOEFL iBT100点以上取得することを目標に設定しました。
社内選考まで約1年間ありますが、TOEICの勉強を考えると3ヵ月程度、遅くとも半年以内で100点を突破したいと思いました。

この時まだ、この先に長く険しい道のりが待っているとは、知る由もありませんでした。

勉強方法は以下の順番で行いました。
勉強時間は平日2時間、休日5時間を目安に仕事の繁閑具合により、合算で週20時間と設定しました。

①まずは試験を知る(2週間)

まず試験を知るには公式問題集でしょう。
しかし、TOEFLは公式問題集の数が限られており、解説も英語であるため、
私はまず日本語解説の問題集から取り組みました。
スピーキングとライティングは取り組みづらいため、まずはリーディングとリスニングでスコア25点以上を固めることにしました。

②リーディング・リスニングの強化(1ヵ月)

「極めろ!」シリーズを終え、より多くの練習問題に取り組みたかったので、以下の問題集を購入しました。

問題のレベルは本番に近いと思います。
リーディング・リスニング問題に慣れるために、十分な問題数をこなすことができました。

このタイミングで、8月の勉強開始から1.5ヵ月が経過したため、腕試しにTOEFL iBTのテストを会場で受けてみることにしました。
スピーキングとライティングについては、1-2年分公式問題集で練習し、実際どのようなスコアが採点されるのか試したかったのです。

結果は、

リーディングは上出来、ライティングは短い準備期間で想定以上の20点を取ることができました。
一方、リスニングはほぼ聞き取れなかった大問があり予想よりできませんでした。スピーキングについては制限時間一杯に話す内容がなく、途中で沈黙してしまいました。

次回のテストは約2ヵ月後に設定し、リーディング・ライティングはこの調子で+3点程度の上積みをし、対策のしやすいリスニングで25点以上超えることを目指しました。そうすれば合計得点は+10点の92点。100点までのステップとして悪くないでしょう。

以上、今回はTOEFL iBTを受験した動機、勉強開始から1回目の試験までを紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ろん


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